2016-01-24

[]1月24日

○朝食:鯖味噌、ご飯、のりたま

○昼食:ステーキ弁当

○夕食:考え中

調子

むきゅー。

今日お仕事はお休みなのでゆっくりした。

明日から仕事を考えるとかなり憂鬱だ。

つらいよお。

と嘆いていても仕方ないので、久々に小説を読もうと思い本屋さんに行ってきた。

そこで、ノーゲームノーライフというラノベと僕が一番好きなミステリ作家城平京新刊「雨の日も神様相撲を」を買った。

○「雨の日も神様相撲を」

読み終えた後、大興奮で、もっとダイラー作品が読みたい! とデビューから読み直すぐらい面白かった。

名探偵薔薇を」の頃から変わっていない

自己犠牲」「神の如く力を持った者との対峙」を描いているんだけど、色あせない。

本当にこのテーマは色あせない。

ミステリが抱える根本的な何かととても合致してるからなんだろうなあ。

それにしてもこの作品は凄い。

虚構推理ときに「おお、ついにここまできちゃいましたかあ」と思ったけど、

いやいやほんとうにまだまだミステリという山は登り尽くされていないのだなあ、と強く感じた。

なんか中身にいっさい触れてないけど、本当に凄いんですって。

凄い読んだ人のミステリ熱を高める作品だったと思う。


とまあ、ミステリ全般への熱い思いはさておき、

城平作品全般に流れる「名探偵としての業の深さ」みたいなことを、

相撲という観点から見つめ直すのは新鮮だったなあ。

ミステリ全般で見ると、建築家探偵やら土木教授やら色々居るんだけど、

正直スパイラルの歩のピアノは若干持て余してた感じあるから

「おお、こういう要素を上手に取り入れてるじゃん」と関心した。

次に、城平特有のなんかよくわかんない恋愛観も、今作では

ラストの大落ちツッコミの前振り的なポジションなので良い感じ。

絶園の三角関係とか飢えた天使のアレとかスパイラルアライブのアレとか本当よくわかんないんだよねえ。

虚構推理コミカライズと案外ふつうが一段落したら、是非ともこちらも漫画化して欲しいねえ。

あーもうダイラー最高!

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