2015-11-03

選手監督インタビューが好き

プロスポーツ選手インタビューが好きだ。

ごく一握りの人間しか体験できない心情というものは非常に興味をそそられる。

移籍一つでも色んな答えがある。

村田巨人移籍した際は、勝ちたいという自分気持ちに嘘はつけない、と自分気持ちを率直に吐露し、

逆に落合清原の加入により玉突きになった際、清原に負けるとは思わないがどちらを使うかで悩む監督の顔は見たくないと微妙発言をしている。

新井さんは、まあ、いいや。

とにかく、かつての夢や現状への不満、今までのチームへの恩や移籍からの歓迎の声と言った多くの感情が渦巻く中での発言

その選手人生が濃縮されていると思う。

移籍だけでなく、シーズン中のインタビューも魅力的だ。

最近では武藤ハットトリックを達成したにも関わらずチームが引き分け試合後、

自分が4点取って勝ち点を3取れればもっと素晴らしい一日になった、と若者らしい非常に野心的な台詞が聞かれた。

知的で非常に礼儀正しい彼だが、超一流のストライカーになるためには常に貪欲でなくてはならないと、

自分に言い聞かせている部分もあるのではないだろうか?

今シーズン輝きを見せる香川は、昨シーズン中に過去自分現在比較された際、

過去過去、と言って自らを取り巻く幻想を振り払う覚悟を見せた。

発言通り香川は全盛期と言われたかつてとは違った、よりゲームメーカーらしいプレイでチームを牽引している。

メディアの壮絶なプレッシャーバッシングに晒される中で自分プレイスタイルを変える決断は簡単ではなかっただろうが、

その決断ができた彼だからこそ、再び輝きを見せることができているのだろう。

もし自分移籍オファーが来たらどんな決断をしどんな言葉をファンに伝えるか、

自分スランプに陥った際はなんとメディアに伝えどうやって自分を奮起させるのか、

そして優勝インタビュー引退会見でどんなシーンを思い出し、涙を飲みながらどんな言葉を言うのかいつも夢想する。

決して訪れない事態へのシミュレーション

そんなことをさせる魅力的な彼らプロスポーツ選手人生に幸あれと思う。

ただしあんまり古巣DisるのはNGインモービレとかね。内川は許す。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん