増田です。
みなさん、ここのところの増田で妙に脱糞が多くなってると思いませんか?
「まあ夏だから冷たいものの食べ過ぎで腹を壊したんだろう」とか
「まあ夏だし朝下剤ダイエットでもやってるんだろう」とか
そう考えていらっしゃるかもしれません。
違います。ここ最近の脱糞記事はほとんどが粉飾脱糞、不正脱糞です。
事のはじまりは今年の五月でした。
部長増田が朝礼で「最近の増田たちは脱糞が足りない! いかん! 私の若いころはだな〜」と自分がいかに山手線で糞を堂々と漏らしていたかという自慢話からはじまり最後に「これからの増田にはチャレンジ精神がひつようだ! そうだ! チャレンジだ! これからはチャレンジおもらしをどんどんしていけ!!」
この、おそらく軽い気持ちであげたであろう部長増田の鶴の一声が、今回の悲劇のひきがねとなったのです。
部長増田は明言したわけではありませんでしたが、社内の空気的には我々に「脱糞ノルマ」を課したも同然だったからです。
「脱糞を増やせといってもそうそう簡単におもらしなんてできないし……」
「それだ」
しかし我々は見知らぬ土地で急な便意を催した時に通りすがったコンビニの設備に賭けるおもいで可能性にすがったのです。
こうして7月までに前月比二・五倍のペースで脱糞記事が量産されていきました。そのほとんどは実糞を伴わないクソ記事でした。
部長増田はわれわれの「チャレンジ」を褒め、金一封を与えてくれました。われわれもなんとなくいい気分になりました。
最初は良心の呵責に苦しんでいましたが、そのうち慣れました。部長増田も脱糞記事が増えて喜ぶ、われわれもボーナスが出て喜ぶ、読者も脱糞記事が読めて喜ぶ。
三糞一両得とはこのことです。
におわない糞を誰が糞だと認めてくれるというのでしょう。
いつのまにか、われわれは糞以下の記事を量産してしまっていたのです。
私が増田の不正を告発しようと思ったのは、娘の一言がきっかけでした。
それはわたしが家族旅行先のディズニーランドで漏らして恥をかいたけれど優しい娘のフォローにより救われたという内容のほっこり系の記事で、タイトルは「プーさんのハニーハントでうんこプーさんしてしまった」でした。
「ほんとうにディズニーランド行けるんだったら、おとうさんがいくら漏らしても気にしないんだけどな……」
そうです、そもそも私たちは家族旅行なんていってなかったのです。
わたしは娘になんということをしてしまったのでしょう。
わたしが犯してしまった糞飾、糞正はもはや取り返しがつきません。
しかし、これからの増田たちには同じあやまちを繰り返してほしくない。
そういう思いで、今回筆をとらせてもいらいました。
増田たちよ!立ち上がれ!糞を漏らしても魂は売るな!!
娘もいねえだろ
う…、うんこ、、、ももも漏れ……ブリュ あっ!? ブビョア!!アァチュビュリュユユ!!ブッ!ブブ…ブリ