いつも疑問に思う事だが、○○離れについて周りを見渡しても見た事が無い。
都市部に出ると若い人が軽やワゴンを乗り回してる場面に遭遇するし、
企業説明会では普免必須が常態化してるので、恐らくクルマ離れ等と主張するには何か理由があるのではと思う。
きっと、専門家たちは〇〇離れを作ってそういう市場を作りたいんじゃないか。
実際、一昨年まで若者のクルマ離れを謳っていたのに、去年そして今年には新聞でホンダ車が前年比増加したという記事が出ていて
少なくともクルマ離れをしているという確固たる根拠もなく主張されてたのがよく分かった。
要するに「若者の~」にする事が専門家たちの主張なのであって、〇〇離れにはさして関心がないのである。
何となく○○離れを用いる事で現在の若者事情に精通した振りがしたいのだ。
マイルドヤンキーが増加している、という話がある。
しかし、登場する自称マイルドヤンキーに対して、筆者は普通のヤンキーとの違いに一向に理解を示せない。
それもそのはずだ、テレビや雑誌のマイルドヤンキー論はあくまで一部のヤンキーファッションに憧れる一般人を対象にしたものであって
実際は、マイルドかどうかなんて問題とは考えていないのである。
だからヤンキーなのにマイルドなどという矛盾が生じているのだ。
基本的にヤンキーは反社会的な人間であるので、テレビや雑誌に登場するようなクラブに行ったりBBQをしたりなんて一般的な事は行わないものである。
これはテレビや雑誌が印象操作で暴力団は必要悪だと主張するのと同じ事である。
要は、若者はこうであると主張したい老害の懐古主義によるアンチテーゼでしかない。
その主張のために矛盾が生じてしまっているのに未だ根拠なく主張し続けるのは、この老害たちが最新の情報の中心である若者に嫉妬しているからである。