2013-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20130831135023

以下は「集団主義という錯覚」という本からの要約引用で、私は心理学を学んだわけではないので誤謬もあるかもしれませんが、

心理学では以下のような概念があるそうです。



・確証バイアス:自説に有利な証拠ばかりが目に付く

例;被験者にある人間Aの四日間の行動を見てもらい、

その後被験者aにAがセールスマン仕事希望していると言うと外交的な側面ばかりを思い出し、

被験者bにAが図書館司書希望していると言うと内向的な側面ばかりを思い出した、

Aの一週間の行動には内向的エピソードも外向的なエピソードも等しく入っていた。



・錯誤相関:現実にはそぐわない相関でも、先入観を持っていると実際に相関があるように思ってしま

例:ロールシャッハテストおいて、ゲイは肛門を想起しやすいという先入観臨床医の大半が持っていた、

実際には人間以外の架空生物などが見える場合が多いが、そのことを指摘した医師は極少数だった。




・信念の持続:自説(先入観)を合理的な形で否定された後にも、自説に対する非合理的な執着が残る

例;4つの遺書を用意し、一つは本物の自殺者の遺書だが残りは偽者であるので本物を見分けてほしいと被験者に言う、

実際にはすべての遺書が偽者なのだが、グループAには正解である旨をつげ、グループBには不正解である旨をつげた。

実験後に「実は遺書はすべて偽者である」と告げた上で、実際に本当の遺書を用意したらあなた遺書を見分けられますか?

と問うと、グループAの人々は「見分けられる」と言う場合が多く、グループBの人々は「見分けられない」という人々が多かった、

グループAの人々は実際には全部偽者であることに気が付かなかったのにもかかわらず。




・外集団同質性効果自分の内集団個性的に見えるが、外集団は没個性的に見えること



という、この辺りの組み合わせなんじゃないですか?

あ、サヨクが非論理的な理由じゃないですよ、サヨクばかり非論理的だと思うあなたの非論理性の理由なんですけど。

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