★数日前、「喫煙飲酒する妊婦比率」のニュースがネットにあったが、ネットのタイトルしか見てなかった。
日経本誌には他の調査、妊婦のマグロカツオ摂取比率も掲載されてる。
★妊婦に喫煙飲酒が良くない、と言うのは、もはや常識であり、にもかかわらず喫煙飲酒するアホ妊婦は、
いわば「確信犯」であり、言っても治らない、言うだけムダ。つまり啓蒙効果薄いので報道の必要性低い。
★一方、妊婦にマグロカツオが良くない、と言うのは、最近になってもようやっと厚生労働省が
重い腰上げて啓蒙始めた程度。妊婦内でも知らない妊婦は多いし、まして他世代(姑世代)は殆ど知らない。
むしろ「妊婦に栄養付けさせよう」と敢えてマグロを食べさせる姑も多いのでは?
★妊婦世代の啓蒙、それ以上に姑世代の啓蒙の為にマグロカツオ摂取率の警告記事こそ、
あのタイトルだと、喫煙も飲酒もしない妊婦は本文読まない可能性あり。事実、自分は最初本文読まなかった。
喫煙妊婦、飲酒妊婦はそれぞれ4~5%程度だから、遥かに高率。
厚生労働省の啓蒙行政の敗北とも言えるし、「啓蒙の余地がある、伸びしろがある」とも言える
★地域別偏差も著しい。沖縄高知の妊婦のマグロカツオ摂取率は極めて高く、沖縄に至っては3割の妊婦が過剰摂取。
★沖縄高知で妊婦のマグロカツオ摂取率が高いのは、食文化の影響も大きいが、大家族制なのも大きい。
「おじいちゃんの好物を中心に献立が組み立てられる」ため、妊婦のマグロカツオ忌避の必要性など計算外になる。
★だからこそ、沖縄や高知のような保守的土地柄では、妊婦世代への啓蒙以上に、親世代への啓蒙が重要になる。
★沖縄や高知のマグロカツオ妊婦過剰摂取を見てると、農水省が旗振りする「地産地消」は
「地産地消は、土地固有の重金属摂取リスクが高まるので、医学的には薦められない」と看破してたが、その通り。
★カツオマグロの水銀は、妊娠中期後期よりも、妊娠そのものに気付かない初期の方がダメージ大らしい。
それ大分前から広まってるけど ぶっちゃけ胎児への大した影響はなく(「音を聴いた場合の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れる」と言ったもの。誤差だろ) 変に騒いだら風評被害の方が...