2012-02-22

沈むドロ舟と嘘を付く新卒クズ就職

巷には就活用のノウハウが山ほど転がってるけど、どう考えても足りない所がある。

人事だって社内の様子は知ってるので「ああいう人が一杯居たら嬉しいな」「ああいクズを社内に蔓延らせたら終わるな」という視点があると思う。

大抵の会社にいるその「クズ」は「働かない理由を何とか見つけてクビにされない程度にのらりくらりと生きたい給料泥棒」とか「社内政治が第一目的でその為なら会社転覆をも厭わないアホ」とか「周りの士気を削ぐのが生きがいなナルシスト」とかでそいつらを増やしたくないのは間違いない。下手にクビを切れないこの社会では、そんな奴らばかり入れたらドロ舟の崩壊は進む一方だ。

でもそういう「クズ」達も新卒の時は目を輝かせて「有能な私を雇えば御社の業績が良くなること間違いなしです」と喧伝して入ってきた訳で、異口同音に同じ事を言う新卒言葉から本物を発掘するのは難しい。

からクズ」が時々見せる兆候には目ざとい。「本心では全く働きたくない」「何とか騙して給料だけ貰えればいい」こういう思考が垣間見えたら即祈る。そういう思考をするのは自由だけど、毎年1000万近い大金会社が拠出してまでホワイトカラーとして養ってやる理由にはならない。そもそも働く気のない人に頭脳労働は任せれないので、自ずとそういう人は肉体労働に就いてもらうことになる。

クズ」は働きたくないでも高い給料は欲しいという思考で生きてるから、そこから捻り出てくる戦略能力アピール。学生時代にどんな能力や知識を身につけたか面接で得意げに話す。バスケ部主将だったとかなんかの論文で賞を貰ったとかバックパッカーとして漫遊して珍しい知見を得たとか。

こういう話をするのはあんまり良くない。

企業は「どんな高い能力を持っているか」ではなくて「会社のためにどれだけ力を発揮してくれるか」にしか興味がないから。

その視点のない「クズ」候補は延々と自分レベルの高さの話しかせず、それでどういう働きをしたいかについての視点の話は全くしてこない、働きたいと思ってないからそんな話ができない。

まぁ人事はそういう「クズ」を避けるためのフィルターを持ってるから、そのフィルターを抜けるよう考えないとダメクズ過去経験名誉武器にしてくるから、同じ戦略を取ったら疑われる。

結局は「就職後もサボらず会社利益を考えて行動し続けれます」という言葉いか説得力を持たせるかというプレゼンテーション勝負だと思って掛かったほうがいい。

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