はてなキーワード: 青木崇高とは
ビジュアルに解釈違いはあるもののミス研キャストの演技は最高だった。何よりアガサ役の長濱ねる以外は初めて見る俳優ばかり起用されてるのが良かった。他のドラマやバラエティ番組の色がついていないので余計な情報が思い浮かぶこともない。原作特有のキザで芝居がかったセリフの数々も難なくこなしていて、原作の雰囲気がよく出ていた。「愚かなエラリイ」最高!
ビジュアルの解釈違いというのはポウが色白細身だった件(髭面おっさん顔を想定してた)。漫画版みたいな超絶美形の顔面キャストを用意しろとかいう話ではない。むしろ1980年代の内輪で調子乗ってる文化系大学サークルのメンバーの雰囲気が出ている良い配役だった。
無名俳優揃いのミス研メンバーとは異なり、他の大人のキャストは全員知名度ある俳優で固められている。青木崇高の島田潔も良かった。配役で気になったのは、紅次郎役の東京03角野くらい。演技が企業ドラマの中間管理職や中小企業社長にしか見えなかった。
ストーリーは原作にほぼ忠実。漫画版のように時代設定を現代に移すとか登場人物の性別逆転は無し。原作のセリフのカットはあるし、改変やオリジナル要素もあるにはあるが原作の雰囲気はちゃんと守られていた。サスペンスみが出てる映像だった。十角館の映像がもっとあっても良かったけど。
これ同じキャストで館シリーズの続編ドラマも作れるんじゃね。迷路館や時計館が見たい。
とにかく「愚かなエラリイ」最高!
いまネットのニュースで叩かれている「校閲者が著者に会うとかありえない」という部分は、ドラマなんだしそんなに目くじら立てることではないと思った。
第2話を見る限り、主人公の石原さとみは編集者志望だったのに校閲に飛ばされたという経緯があるので、編集者気取りで出しゃばって著者に会うのは話の流れ上別におかしくはない。おまけに著者とサシで会っているわけでなく、編集者の青木崇高について行ってるだけだし、校閲部部長の岸谷五朗も寛容な人物なので、やはり無理のある設定とは思えない。
おまけに校閲部の先輩の江口のりこから「校閲者が著者と会うなんてありえない」とキツく言われる場面まである。あの記事書いたやつはドラマ観てんのか? 観てねーよなこれ。
むしろ、営業と編集がちゃんと連携してることがファンタジーに見えて仕方なかった。もしうちならあんなデカいミスしたらもう人間扱いしてもらえないよ。一旦営業の機嫌損ねたら二度と企画通してもらえないもんね。やんなっちゃうよ。