はてなキーワード: 電王とは
はてダに、
という記事があったのだけれど、これを読んで、そう言えば平成ライダー見ている人は本当に少なくなったなあということに思い至った。
ぼくは、毎日サークルで新入部員とよくおしゃべりをしているのだけれど、最近は「昨日、キバで次狼さんがさ」なんて平成ライダーの話題を持ち出す人というのをとんと見かけない。特に若い人ほどそうだ。
よく出るのはやっぱりYouTubeとかニコニコ動画で仕入れてきた話題だ。一番はゴッドマンとか東映スパイダーマンの話だ。ハヌマーンがどうしたとか、ウルトラファイトみたいな円谷の話題を持ち出す人もいる。
次によく見るのが昭和ライダーの話で、ライスピかS.I.C.から入った人も見る。これはけっこういい歳をした大人も話題にのってくる。普通の勤め人が「ライダーの必殺技はキックしか認めない」「悪のライダーなんて論外」とか熱弁したりして、昭和ライダーの素晴らしさが広く一般に普及しているというのがあれを見るとよく分かる。
それからたまにゴジラの復活を望んだり牙狼などの深夜作品を例に出して本来特撮は大人のものだと語ったり、あるいは宇宙船のバックナンバーを読んで知ったマイナー特撮の知識を持ち出す人を見かけるのだけれど、平成ライダーの話をする人というのはほとんど見かけなくなった。
かく言うぼくは、昔は本当に仮面ライダーを見た。特に学生の頃は、朝から晩までライダー漬けだった。
その頃のぼくは、ほぼ毎日、もう何百回も見たお気に入りのシーンをコマ送りで再生して、大野剣友会の殺陣をコピーするのが習慣となっていた。当時、ぼくはサークルの先輩と一緒に暮らしていたのだけれど、彼はどちらかと言えばライダーや戦隊に否定的で、崇高な特撮ファンがジャリ番ばっかりを見るのは、みっともないと言って眉をひそめた。そうしてぼくには、この時代はまだロクにビデオもリリースされてないからぎりぎり許されるけど、大人になってまでまさか「日蓮と蒙古大襲来」や「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」を見ないようなことはないよね?と、遠回しに釘を刺してくるようなところもあったりした。
しかしその頃のぼくは、次世代メディアが普及して特撮オタクの純粋な知識量が重宝されない時代になったらどうなるかなどというのはちっとも考えたりしなかったので、そんなふうに言われても、何かを思ったり考えたりすることはなかった。
それから長い歳月が過ぎて、東映はいつの間にか電王を三度も映画化していたのだが、気がついてみると、全くと言っていいほどライダーを見なくなっていたのである。つまり、先輩が望むような特撮オタに、一応はなれたわけだ。
ところで、ぼくがライダーを見ない理由は一つしかなくて、それは面白くないからである。ぼくは今、本当に見たい思える特撮ヒーローというのがほとんどなくて、最近の大人の鑑賞に堪えうる特撮ヒーローは「仮面ライダー響鬼」と「ウルトラマンネクサス」と「特捜戦隊デカレンジャー」だけだ。評論同人誌を作るなんて本当になくなった。だから、ネットや飲み屋で仮面ライダーディケイドのネタバレ画像を面白そうに語るオタを見かけると、「最近の特撮ファンは……」とは思わないけれども、面白さの感性みたいなものは疑ってしまうのである。「どうしてあんなくだらないジャリ番に、貴重な時間を使えるのだろう?」と。
面白さなんて人それぞれという考え方もあるけれども、スーパーヒーロータイムの視聴率は本当に落ちているらしいから、単純に「人それぞれ」で済まされる問題でもないと思う。どうひいき目に見たって、やっぱり今の平成ライダーは面白くなく、だから見る人が減ってるのだろうし、ぼくも見なくなったのだろう。
そういう意味で、いまだに平成ライダーを見ている人とか、そんなものを作るのに人生を賭けている人に対しては、「いい歳をして」という意味ではないのだが、面白さに鈍感な人だなあという意味では、やっぱり「みっともない」と思ってしまうところはあるのである。本当に便利なテンプレートだと思う。
やおい同人誌は美形化美形化と言われまくってますが、単に作家さんが自分なりの絵柄で描き直すから、結果的に美形になってるだけのような気がします。
今の女性向同人界の絵柄の主流は、小畑健・星野桂あたりのスタンダード絵柄か、雁須磨子・羽海野チカあたりのサブカルオサレ絵柄かな、と思ってるのですが、基本はやはり少女漫画。少年漫画的なデフォルメが得意な作家さんは少ないでしょう。極端な体型とか、髪型とか、不細工には対応できない。絵柄のテンプレートが既に美形だから何描いても美形に見えてしまうんですね。わざと美形にしているというより絵柄の問題なんです。
そう思うと、腐女子の中で流行る漫画やアニメって、「描ける」っていう条件がかなり重要なんじゃないかな、と。やっぱり少女漫画的絵柄だと、標準体型で奇抜な髪型でもない、普通or美形の10歳から30歳ぐらいのキャラクターが一番描きやすい。
遊戯王なんて「城之内くん、大好きだ」みたいな核弾頭級のセリフがあったのに、腐的に大流行しなかったのは、ひとえに遊戯の髪型のせいじゃないかと思うのです。
アイシールドも男子高校生がたくさん出てくるけれど、標準体型で普通の顔が圧倒的に少ない。一番人気のヒル魔がそもそもギリギリラインで、セナ、十文字、進、桜庭(ヒゲレス)、高見あたりまでが描写可能範囲。でも少女漫画に近い絵柄でモン太や栗田、照光を描くのは辛いでしょう。
事実、「描ける」キャラクターが少ないと腐界ではあっという間に廃れていきます。Dグレも廃れています。
反対に、テニスはその点すごく優秀な漫画。3桁を軽く越える男子中学生がいて、描けなさそうなのは田仁志と樺地ぐらい。リボーンや銀魂、おお振りもおおむね描きやすいだろうと思います。
この条件がアクロバティック解決されたのが、最近人気の電王ですね。イマジンにはそれぞれ分かりやすい擬人化ビジュアルが決められていて、萌えるのに描けない…というジレンマが起きない。実際にジャンル内の人に話を聞いてると、ガワ萌えだけど描くときは擬人化する人が多いようです。
もうね、やおい同人誌を出されたくない少年漫画家さんは登場キャラクターをデブ・奇抜な髪型・不細工で固めるしかありません。そうしたらいくら男同士の友情を描こうと、間違いなく同人誌・同人サイトという媒体では広がりません。描けないもんは描けないですから。まぁ、そういう漫画が大人の男性ならともかく昨今の男子小中学生に受けるのかどうかは甚だ疑問ですが。
もちろんそうしたとしても、本が出ないだけで腐女子が萌えるのは止められないでしょう。大概の腐女子はデブ・奇抜な髪型・不細工でも関係性に萌えることは可能ですし、文字媒体や2chの801板あたりで大人気になる可能性は高いと言えます。アイアンリーガーのように、福本作品のように、情熱で絵柄の差異を凌駕するジャンルになるかもしれない。
やおい的流行を狙う漫画家さんが勘違いしているだろうなと思うのは、キャラクターは特別に美しくなくてもいいということです。描きやすい絵柄であれば補正可能です。それよりも、「私はこの漫画が好きだ」と人に誇れるような、純粋に面白い漫画であって欲しい。やおい流行を狙って作品が面白くなくなれば、購買力のある年齢層の腐女子は逃げてしまいます。そもそも女性読者を狙うのと、腐女子読者を狙うのとでは、アプローチが全く違います。いくら目立っていても腐女子は所詮女子の5%程度です。男子小中学生に人気のない面白くないものを流行らせるほどのプラスにはならない、と申し上げておきます。
2007年夏現在、最大勢力を保っているのは、テニスの王子様です。ただし、テニプリは学校が違えば別ジャンルという原則があるとおり、青学・氷帝・立海・六角等の対象校ごとに住民の住み分け、独立採算制度を採っており、かつてのソビエト連邦の様相を呈しております。また、ジャンルブレイクしてから早5年。新たにミュージカル独立行政区が力をつけてきたものの、2128という空前のサークル数を誇った2004年の夏コミ以降、サークル数は減少傾向にあり、テニプリジャンル全体を見れば停滞期に入っております。
第2勢力は、鋼の錬金術師です。原作は堅調に進んでいるものの、最大カップリングのキャラクターにノーマルカップリングフラグが立ち、こちらも勢いを落としております。特定の大手サークルのみに買い手が集まるドーナツ化現象がここでは顕著です。
第3勢力は、ガンダムSEED、SEED DESTINYですが、放送終了から約2年。同じく当時の勢いは無くしております。しかし、書き手・買い手共に人材が豊富で、ジャンルとしては比較的踏みとどまっているように思われます。同じサンライズであるコードギアスへの移動組がやや見られたものの、現在はガンダム00待ちの状態に入ったというところでしょうか。
一方、テニプリ以外のジャンプ勢はと申しますと、女性向同人界第4勢力にリボーンが食い込んでおります。ここ1年で急速にサークル数を伸ばし、銀魂を抜いてジャンプ2番手に急成長しました。惜しむらくは、住民の年齢層が低く、ジャンルを牽引するような大手サークル不在の状態が続いていることでしょうか。そして、銀魂も減少したわけではなく、安定してサークル数を伸ばしております。リボーンとは対照的に年齢層が高く、大手サークルも豊富なようです。ここしばらく女性向同人界は大ブレイクする作品に乏しい状態で不作が続いており、他ジャンルが軒並みサークル数を落としていく中、リボーン・銀魂の2つは成長株と言えましょう。
そしてBLEACHも数こそ増加傾向にありますが、ノーマルカップリングが強いこともあり、こちらは鎖国に近い雰囲気を保っております。テニス・リボーン・銀魂等はサークルや買い手がややかぶる傾向があるのに対し、ジャンプ勢の中である意味浮いている存在でもあります。D.Gray-manと同じく、同人即売会までたどり着かないライト層・小中学生が人気の中心で、熱心なコア腐女子層にはあまり響いていないのではないでしょうか。
さらに、連載長期化で停滞期に入ったONE PIECE、NARUTOは、サークル数こそ減りはしたものの、熱心な買い手に支えられて下げ止まりの傾向にあり、こちらは住民の高齢化がみられます。
おおきく振りかぶってはアニメ化がカンフル剤となって、勢いを取り戻しつつあります。しかし、原作がマイナー月刊誌という壁は高く、このプチバブルも一時的なものとなるでしょう。
ゲームジャンルは、ここ数年ゲーム全体で一定数を保っています。昨年のペルソナ3、テイルズ・オブ・ジ・アビスのスマッシュヒットの流れが現在も続き、戦国BASARA、戦国無双、逆転裁判4が勢力を伸ばしています。
最近注目のつまみ食い株としましては、プリキュア5のココナッツ、涼宮ハルヒの古キョン、電王、地球へ…等があげられます。こちらは1、2冊程度、サブジャンルとして本を発行するサークルが多い傾向にあり、勢いはあるもののジャンルとして大成はしないものと思われます。
全体を俯瞰すると、かつての大ジャンルは停滞・減少傾向、ジャンプ中堅が勢いを増す中、ゲームは勢力図などどこ吹く風で、つまみ食いジャンルが少し賑やか、といったところでしょうか。女性向同人界では、そろそろ大ブレイクするジャンルを待ち望んでいます。
この一ヶ月以内に起きた出来事。
・ベロベロに酔った後輩を背負って胸があたる
・友達の家で飲んでたら、友達の彼女が友達(♀)連れで突然やってきて狭い部屋で全員で雑魚寝(初めて女の子と一緒に寝る)
・そのとき、泥酔して完璧に寝入ってる彼女の横で、友達と彼女の友達がいきなりキャッキャウフフ始める
・その衝撃をバイトの先輩に話したら、何を勘違いしたのかおっぱいパブに連れて行かれる
・家庭教師先の中学生の教え子(♂)に、携帯で撮ったハメ撮り画像を見せられる
・道端で泥酔した人妻を拾って、腕に乳をぐいぐい押し付けられたけど、慌てず騒がず交番に届ける
・友達の彼女から雑魚寝の夜の件について相談されて「○○くんってやさしいね。またこうやって二人で会えないかな?」と言われる←いまココ
なのにミクシィの日記には「今期のアニメではアイマスが楽しいッス!」とか「電王超面白いッス!さすが靖子ッス!」とか「『世界樹の迷宮』ヤバイっす!時間がどんどん削られるッス!」とかいうことばかり書いている自分がダイスキです。三次元は難易度と自由度高すぎ。わけわからんよ。誰か攻略本作ってよ。