はてなキーワード: 涼宮ハルヒとは
http://www.internationalsaimoe.com/
1 御坂美琴
2 シャナ
3 立華奏
4 黒猫
5 逢坂大河
6 中野梓
7 長門有希
8 桂ヒナギク
9 秋山澪
11 唯(AngelBeats!)
12 ユークリウッド(これはゾンビですか?)
13 仲村ゆり(AngelBeats!)
14 シャルロット・デュノア
15 戦場ヶ原ひたぎ
16 千石撫子
その他の勝負
種島ぽぷら(WORKING!!) 4067 山田葵(WORKING!!) 4415
水瀬伊織(THE IDOLM@STER)2891 高槻やよい(THE IDOLM@STER) 4998
押水菜子(花咲くいろは) 4108 鶴来民子(花咲くいろは) 5200
星井美希(THE IDOLM@STER)5630 菊地真(THE IDOLM@STER) 2846
小阪ちひろ(神のみぞ知るセカイ) 4297 高原歩美(神のみぞ知るセカイ) 5103
安城鳴子(あの花) 4864 鶴見知利子(あの花) 4440
如月千早(THE IDOLM@STER)4878 三浦あずさ(THE IDOLM@STER) 3886
エリュシア・デ・ルート・イーマ(神のみ) 6783 ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム(神のみ) 6201
綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン) 6897 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま!) 6065
川島みなみ(高校野球の女子マネージャー) 3396 湊智花(ロウきゅーぶ!の小学生) 9069
木之本桜(カードキャプターさくら) 6524 ちぃ(ちょびっツ) 5118
めんま 5993 いか 6174
など。
タイトルだけだとつまらないのでついでに私の履歴も書いてみた。
☆=神 ◎=超オススメ ○=好き △私は好きじゃない ×=クソ ?=未読 だけど、あくまで個人的な評価ね。
http://d.hatena.ne.jp/nunnnunn/20110922/1316702196
? 多重心世界シンフォニックハーツ
? 天下ハルカさんの生徒会戦争
? 天使ラノベエルは働いたら負けかと思っている
? カレとカノジョと召喚魔法
◎ ディバイデッド・フロント
? 藍坂素敵な症候群
? 妄想少女
△ 楽園 戦略拠点32098
? 星図詠のリーナ (説明文読んでたら無性に興味出てきた。読みたい)
? シャドウテイカー / ダークバイオレッツ
? 七花、時跳び!
? 無刃のイェーガー
? いかづちの剣
? リバティランドの鐘
○ ポストガール
○ らじかるエレメンツ
? 私闘学園
○ 放課後のロケッティア
△ ようこそ無目的室へ
? タマラセ
? ゾアハンター(未完)
? 本の姫は謳う
○ 走って帰ろう!
? ねこと天使と同居はじめました。
△ パーフェクト・ブラッド
△ ドラゴンキラーあります
? ふわふわの泉 (これ興味ある。読もう)
? θ 11番ホームの妖精
? F/Under (瀬奈和章)
? 本日の騎士ミロク
○ 影執事マルク
○ 青春時計
△ プシュケの涙
△ クジラのソラ
? ラノベ部
◎ 羽月莉音の帝国
? ベン・トー
△ 織田信奈の野望
? ロウきゅーぶ!
◎ 紫色のクオリア
? ねくろま
? 学校の階段
? 超鋼女セーラ
? メイド刑事
? シャムロック
○ ロケットガール
? 銀盤カレイドスコープ(コミック版だけ読んだ)
◎ 流血女神伝
○ 食卓にビールを
? 七姫物語(いつか読みたい)
? 悪魔のミカタ
? ラスト・マジック
△ 10歳の保健体育
? 15×24 (積ん読中。一気に6冊買ったのがまずかった・・・)
? SWEET SWEET SISTER
? アルバイト探偵
? メイド喫茶 猫の隠れ家
△ R.O.D
? DADDYFACE
? ネコのおと
http://galenonikki.blog41.fc2.com/blog-entry-537.html
○月光
?神と奴隷の誕生構文
?シャギードッグ
?円環少女(これもどうしようかなー)
?猫の地球儀(持ってるけど続きでないと聞いて手が出ない)
?魔術士オーフェン(今年の冬休み中に読む予定)
?ラグナロク(絶版)
?サーラの冒険(絶版)
?ストレンジボイス(これ読みたい)
?セルロイドヘヴン(これ読みたい)
○シュヴァルツェスマーケン
○されど罪人は竜と踊るDD
◎砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(ラノベ版は絶版)
?越佐大橋シリーズ
?サクラダリセット(図書館で予約した)
?ダブルクロス・リプレイ・オリジン(TRPGやる友達が欲しい)
◎ブラックロッド(絶版)
◎ソリッドファイター完全版
?六花の勇者(みんな絶賛しまくるので手が出にくいけどいつか読む)
?《ねこのめ》シリーズ
?《ブギーポップ》シリーズ(今読んでも絶対面白いだろうから読みたい)
?《大久保町》シリーズ
?『ロクメンダイス、』(これ買ったはずなんだけどどっかいった・・・今買えるのか?)
?『黒白キューピッド』
△『我が家のお稲荷さま。』(1巻で挫折したけどまた読んでみる?)
?『天夢航海』(谷山由紀) この2冊は読んでみようかな。
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20110926/1317031212
?『キリサキ』
?『描きかけのラブレター』
△『空の境界』(アニメ見てからもう一回読みなおそうといつも思ってる)
?『ソラにウサギがのぼるころ』
?『A=宇宙少女^2×魂の速度』
?『消閑の挑戦者』
?『幽霊列車とこんぺい糖』
△『戦闘城塞マスラヲ』(1巻で切ったけどだんだん面白くなるのかな?)
?『丘ルトロジック』
?『この広い世界にふたりぼっち』(北欧神話と聞いては読まずにおれない。読む)
?『ラビオリ・ウエスタン』
?『ソウル・アンダーテイカー』(この系統は好きだから余裕があったら読む)
?『タザリア王国物語』
?『赤×ピンク』(こんなの出てたのか。読もう)
◎『きみとぼくの壊れた世界』
?『みすてぃっく・あい』
○『ぼくと魔女式アポカリプス』
?『空色パンデミック』(これも読もうとは思ってるがタイミング外した感ありあり)
?『ユメ視る猫とカノジョの行方』
?『さよなら妖精』(そろそろ読もうかな)
△『変愛サイケデリック』
?『ぷりるん。』
○『GOTH』
?『クロノ×セクス×コンプレックス』(みんながオススメしすぎて読む気が その2)
?『時載りリンネ!』
?『春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン』
△『ROOM NO.1301』
△『アイドライジング!』
http://zeark969.blog38.fc2.com/blog-entry-2984.html
☆フルメタル・ パニック
◎十二国記 (実は1巻しか読んでない。ローマ人の物語の次に読む予定)
△イリヤの空 UFOの夏
?セイジャの式日(プシュケの涙は実はそれほど好きじゃないがグッとはキタので完結編も読もう)
?キノの旅
?終わりのクロニクル (今のところ読む気がしない。これ読む友達がいれば・・・)
?デュラララ!
?アスラクライン (アニメはあんまり面白くなかったがさて)
?ムシウタ
△灼眼のシャナ (6巻で切った。アニメは一応見るつもり)
△ココロコネクトシリーズ(1巻で保留中。アニメ化したら読むのでアニメ化してください(オ
△やはり俺の青春ラブコメは間違っている (2巻で保留中)
△俺の妹がこんなに可愛いわけがない (7巻くらいから面白くなってきた。9巻未読)
○パパの言うことを聞きなさい
?ラのべつまくなし
○世界平和は一家団欒のあとで (読んだ時は好きだったけど今思い返すとむしろ嫌いな系統かも)
?脱兎リベンジ
○AURA / 灼熱の小早川さん
?こうして彼は屋上を燃やすことにした (導入部分は好きだな。読もうかな)
?ゴールデンタイム (もうちょっとしたら読む)
?学校を出よう! (みんなハルヒより面白いというな。読みたい)
◎ある日爆弾が落ちてきて
?シュタインズ・ゲート 円環連鎖のウロボロス (原作はプレイした)
?それゆけ! 宇宙戦艦 ヤマモト・ヨーコ (完結したら読むw)
?ウィザーズ・ブレイン (みんながおすすめするので読む気が その3)
△9S (1巻で切ったけど、面白いのかな。完結してるならもっかい読む?)
?空ノ鐘の響く惑星で (中世ものか。暇があったら読む?)
?風の白猿神
?テイルズオブデスティニ ー2 (ゲーム版はプレイした。今だとちょっと古いかな)
?トライゼノンシリーズ
?テルミー
?ロミオの 災難
?しにがみのバラッド(コミック版は読んだ。コンパクトな印象)
△旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
○雨の日の アイリス
?この広い世界にふたりぼっち
?扉の外 / ツァラトゥストラへの階段 (多分読む)
◎会長の切り札
?騙王 (これは読む。ただし紹介読む限り私にとっては地雷の危険大)
?スパイラル 鋼鉄番長の密室 (スパイラル真面目に読んでなかったな)
?wonder wonderful (紹介文読んだだけで胸キュン。絶対読む)
?RPG W(・∀・)RLD
○狼と香辛料 (10巻で止まってる。読む気力を再燃させるきっかけが欲しい)
△蒼海ガールズ!
?Astral (私もこの系統大好きだ。多分読む)
?ノエイン ノベライズ(アニメ好きだった。今だとちょっち古臭いかもだけど読みたいな)
?イリスの虹
?クリスタルコミュニケーション (結末しだいだけど面白そうな気はする)
?終わる世界、終わらない夏休み
?レイヤード・サマー
?DEAR
◎キーリ
◎文学少女
○バッカーノ
http://zeark969.blog38.fc2.com/blog-entry-2976.html
?虚構推理 (絶対読む)
?浪漫探偵・朱月宵三郎
○ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(1巻しか図書館に入荷しない・・・)
?ひきこもりの彼女は神なのです。
http://d.hatena.ne.jp/dododod/20110923/1316789405
?ドッペルゲンガーの恋人 (予約した。唐葉さん作品はコンプするつもり)
○PSYCHE (この人の引き込み力は半端ない)
?恥知らずのパープルヘイズ
?世界の中心、針山さん (1巻オススメということなので1巻だけ読もうかな)
?とある飛空士への恋歌 (夜想曲読んでから読む)
◎化物語(ようやく出てきた物語シリーズw)
?―少年たちの真夜中を撃て!― 東京ANGEL
※ここで小川一水が出てきたけど、やっぱりあれはラノベじゃないのかな?
小川一水入れていいならだいぶ割り込んでくる作品多そうだけど
http://d.hatena.ne.jp/pub99/20110925/p1
?コールド・ゲヘナ
?天になき星々の群れ
?A君(17)の戦争 (コミック版は読んだ。自分の中ではコミックで完結してるw)
?『都市』シリーズ/終わりのクロニクル/境界線上のホライゾン (ともに読む友達が欲しい)
?古橋秀之版『斬魔大聖デモンベイン』
?アリソン
?COOLDOWN (???なんぞこれ)
?DDD
http://trumpe3128.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
?カオス レギオン(冲方丁作品か。読もうかな)
?東京タブロイド
?EME
?EGコンバット
?コップクラフト(読もう読もうと思ってはいる)
○GJ部
?神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎
○マリア様がみてる(23巻でストップ。さすがにもう続き読むつもりはない)
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20110927/p2
?久美沙織『MOTHER』(面白そう。読む)
○『春季限定いちごタルト事件』(コミック版もオススメ。古典部シリーズというのは未読なので読もう)
◎『西の善き魔女』
◎『CARNIVAL』(あとがきの1ページがすごい好き。この1ページ読んでからゲームやり直した)
?『シアター!』(予約中。有川先生の本は人気過ぎて困る)
?桜庭一樹『荒野』
◎『星界の紋章』
?『半分の月がのぼる空』ハードカバー版(ラノベ板とそんなに違うのか)
?『お茶が運ばれてくるまでに』
?『シェルブリット』(初めて存在を知った。読みたい)
?『地球移動作戦』(山本弘はいつかまとめて読みたい作家N02)
?『星虫シリーズ』
○おいしいコーヒーの入れ方(7巻まで読んだ。ついに○○○来てたか!)
?『シャングリ・ラ』(アニメ見てうーん、だったけどこっち読もうか)
?『グイン・サーガ』(まとめて読みたい作家No1)
?『アラビアの夜の種族』(途中で挫折した。時間がなかったからで面白くなかったわけではないのでまた挑戦したい)
しかし、こうして並べてみると本当にラノベってめちゃくちゃ数あるのな。
すべての32選に私の好きな清水マリコと日日日が入ってない事を考えても相当レベルが高いか偏ってるかどっちかだと思うので
まだまだたくさんあるんだろう。ここのオススメラノベの中でさえ2割も読めてないわ。
どうしよう。その場しのぎで振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ
彼はつぶやく。ただひたすらに思う。手を合わせると不思議なパワーが宿るよ。
彼は言う。世界は思い通りにできると。彼こそが救世主なのだと。
全く意味のわからない問答にも堂々と立ち向かってみせる、さぁ、ここが最初の出発地点だ。
なんでもないようなことが~~~~~~~~~~~~~~~~~~
幸せだったと思う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(;´Д`)ゲロゲロ。ゲロ( ´З`)=3 ゲップ温泉。ファッキンミュージック。
最高潮な気持ちはどこまでも伝わり、君に届く。
バカやろうぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
初心に帰ろうぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
涼宮ハルヒのコスプレでもしようぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ああ、気持ちいい。超気持ちいい。最高だ。最高の気分だ。
今日は最高。今日は最高の気分だあああああああああああああああああああああ
暗い景気なんて知ったこっちゃねぇよ。
ライブステーションにいってQ。ナイスドロップさ。やっぱり素敵だね。
情報なんて、極端な話一行でもいいんだよ。
ソッチの方が読んでもらえる可能性が高いだろう?
なんでもいいけどオトナになっちゃったよ。どうすんのこれ。
希望はどうした!どこにいった!!俺は安心できる何かが必要だ。
なんとなく、感じる。僕は僕であること。心は消えてなくならないこと。
だけど本当はロボットなんだと言われたら信じそうな気がするよ。今なら
なんでもいいけどホットケーキは放っとけーき。
だまらっしゃい!黙れマルフォイ!駆け巡る記事。
なんでもいい、なんでもいいんだ。
この世界に本当もないのだろう?
飛び方はどこのテレビで習ったんだ空の鳥よ
そして歌は僕にとって辛い方向へと変わっていく。
元気に生きていこう。元気を出していこう。
そっと触れて、そっとさわって、そっとそおっとそっとそっとそっと
愛をもっと愛をもっともっとください
そんなこといっちゃって。またわけも分からない術中にはまっていくのかい。
文章に表すとこんなにも簡単に、世界がブッ潰れる音が聞こえてくる。
理由なんていらないんだよ。世界はお前のもんだ。そう、俺のもんだ。
2008年夏にストライクウィッチーズが起こした奇跡はまだ記憶に新しい。
ヤマトからガンダムそしてエヴァへと続いたSFアニメ、エヴァ以降に生まれ席巻した萌えアニメ、その両方を奇跡的なバランスで兼ね備えた名作である。
00年代末期にして生まれた00年代の代表作である事は誰もが疑わない事であろう。そのDVD第一巻の売上は推定累計15000本の大ヒット。
だが後の「けいおん!」の50000本、「化物語」の80000本と比べると見劣りしてしまう。
この2作品は実に特殊である。化物語の特徴的な演出は普遍性があるとは言いがたいし、けいおん!に至っては本放送当時、多数の同業者が首を傾げた事実がある。
そんな言わば傷物の作品が何故これほどまでの売上を誇る事が出来たのであろうか。
結論から言ってしまうと「女性アニメオタクにも配慮した結果」である。
化物語も個性あふれる多種多様なヒロインが登場する作品であるが、原作からして女性ファンが多く、アニメも人気男性声優を起用する事で
否応なしに女性を惹きつける事に成功している。
けいおん!は劇中に女性キャラしか登場させず、ヒロイン達も非常に媚びた言動をするキャラクターであり、一見男性向けのように感じるが
その実、女性の嫌がる性的要素を徹底的に排除してあり、加えて、京都アニメーションの高い演出力によるリアルな描写に反した
いかにもアニメ的な言動をするキャラの“ちぐはぐさ”が、逆に「これはフィクションなんだ」と無意識に訴えかけ、女性に抵抗を感じさせない。
そして決定的なのがキャラクターデザイン。いわゆる「萌え絵」と言うものが浸透した現代において明らかに異質な絵柄。何と言うか、非常に“ブサイク”
まるで平安美人のようである。この絵柄は近年の京都アニメーション作品の中に蔓延し「涼宮ハルヒの憂鬱」第二期の中にも見え隠れしている。
特に「らき☆すたin武道館」におけるこなた達を見れば、いかに“けいおん顔”がブサイクであるかは誰でも容易に一目瞭然である。
だがしかしこのブサイクさが重要なのである。「家庭教師ヒットマンREBORN!」におけるヒロインへの女性からのバッシングを代表するように
女性オタクは非常に嫉妬深い。アニメキャラクターへも容赦なく負の感情をぶつけてくる。
けいおん!はあえてキャラクターの外見をブサイクにする事でそれを回避する事に成功しているのである。
そういった様々な配慮により、女性の目にも耐えうる作品になっているのである。
こう言った要素の片鱗は08年秋から始まった「とある魔術の禁書目録」に感じられ、翌年の「とある科学の超電磁砲」に引き継がれる。
09年「けいおん!」から始まり「化物語」「とある科学の超電磁砲」と女性配慮アニメが台頭する中にあっては
男性主観の象徴である百合アニメ、そのブームの延長線である「咲-saki-」が失敗し、「大正野球娘。」が不発に終わったのも時代の必然だったのである。
時代。そう、ストライクウィッチーズ誕生の奇跡によってアニメは一つの限界を向かえ、新たな時代へと進まざるを得なかったのである。
そして10年代に突入した現在、女性配慮の意思を受け継いでるアニメがある。それが「WORKING!!」「Angel Beats!」である。
WORKING!!も「けいおん顔」のようなブサイクさを踏襲し、化物語のように男性キャラクターを兼ね備えている。EDで男性キャラクターを立たせているのは
「バカとテストと召還獣」でも見られた手法だ。そして「種島ぽぷら」のような扇情的な造形をし、女性の逆鱗に触れるようなキャラクターは不自然なまでに隅に追いやっている。
こういった細かい「配慮」で非常に少ない放送局でありながらDVD売上30000本に届こうかという勢いを叩き出している最中である。
そして「Angel Beats!」だ。このアニメも近年のアニメとしては男性キャラクターが多く、直井というキャラに緒方恵美を起用するなど女性に配慮しているアニメである。
しかしこの作品の真価は非常に特殊な設定で、00年代に流行った要素を意図的に詰め込んでる感があるのは誰もが思うところだろう。
真っ先に思いつくのが涼宮ハルヒ以外何者でもないヒロインのデザインと、SOS団を思い起こさせる「死んだ世界戦線」略して「SSS」だ。
意図せずにこうまで類似した設定を作るものだろうか? あえてやっているとしか思えないのである。
では何故そんな、ともすればバッシングの的になる事をあえてやるのか?
一つ思う。
00年代の要素すべてを一途に消費させ、新たな10年代のアニメを始まらせるためではないか。
そんな「架け橋」になろうとしているAngel Beats!が、「女性配慮」という00年代末期に「けいおん!」「化物語」が起こしたばかりの新時代の要素をも
内包している事に驚きを隠せない。……これは偶然だろうか?
古き時代と新しき時代を繋いだAngel Beats!、その終了によってアニメはようやく10年代のスタートを切る事が出来るのだろうか。
7月からは待望のストライクウィッチーズ第二期が開始される。
他にも「みつどもえ」や「侵略!イカ娘」「神のみぞ知るセカイ」そして「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のアニメ化が決定
話題作が目白押しだ。
それらの中から「10年代のストライクウィッチーズ」が現れる事を、ただひたすら祈ることしきりである。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、涼宮ハルヒの消失、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、涼宮ハルヒの消失如きで普段来てない映画館に来てんじゃねーよ、ボケが。
なんかカップルとかもいるし。恋人2人でハルヒか。おめでてーな。
よーしオレEnter押しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
隣に座ったうるさい奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、隣の奴が、消失長門の方がいいよな、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
得意げな顔して何が、消失長門の方がいいよな、だ。
お前は本当に消失長門の方がいいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、消失長門って言いたいだけちゃうんかと。
涼宮ハルヒ通の俺から言わせてもらえば今、涼宮ハルヒ通の間での最新流行はやっぱり、
佐々木団、これだね。
佐々木団ってのはまだまだ謎が盛りだくさん。そん代わり出番が少なめ。これ。
ネタバレといっても原作読んだ人間に対してネタバレになるようなことは殆どない。
演出は強化されているが、基本的には原作に忠実な映像化である。
原作を読んで映像化を今の今まで待ち望んでいた人たちはきっと満足出来るはず。
印象に残った演出は二点。
キョンの選択が可視化されているところと、屋上での約束のシーン。
キョンが長門の理想ではなく現実のハルヒとSOS団を選びとったことが、栞と入部届と言う形で可視化されている。
思えば、どちらも長門から与えられた紙切れ一枚である。
キョンの自問自答の精神世界の中ではスポットライトが照らされてわかりやすく対比されているし、
入部届を消失長門に返すときに、ポケットから滑り落ちた栞を掴み直すシーンにも現れている。
力を込めて握ったのでシワが付いた栞と、綺麗に折りたたまれた入部届というのも対照的だった。
キョンがただの巻き込まれた一般人から、世界を自発的に守るメンバーにジョブチェンジした瞬間が視覚的に描写されている。
ラスト、屋上でキョンが長門に何かあってもお前を取り戻すと約束するシーン。
原作でもそこだけ切り取れば愛の告白にも聞こえるシーンだったが、演出が強化されたせいで余計そう感じた。
長門の手をとり跪いて約束し、多分寒さなんて何でもない長門に対してコートをかけ自分は病院のパジャマ一枚になり、
挙句の果てには「ゆき…」と下の名前を言う(嘘)。
コレが恋愛映画なら間違いなく二人はくっついて終わるのだろうが、生憎これはSFっぽい何かだった。
キョンがえらんだのは長門本人ではなく、あくまで長門がいるSOS団である。
おそらくは長門もそれで満足したのだろうが、見ているこっちとしてはひたすらに悲しい。
最後の選択を委ねたキョンは、長門の理想を選んでくれなかった。
見た目は告白だが、その実意味的には振られたも同然である。
あと、杉田は本当にお疲れ様。長門とキョンの物語なのに長門はさっぱり喋らないため、案の定2時間半モノローグ込で喋りっぱなしである。
エンドレスエイトのガッカリ感を吹き飛ばしてくれる素晴らしい映画だったが、原作があんな調子では涼宮ハルヒシリーズの映像化はこれで最後かもしれないと言う予感もする。
賀東招二と新城カズマ、二人のライトノベル作家が、「ストーリーはいらなくなるのではないか」ということをおっしゃったわけですが。
・実用書『物語工学論』でカットされた賀東×新城特別対談の中盤盛り上がり、どーんと一挙無料公開! - 散歩男爵 Baron de Flaneur (Art Plod版) http://d.hatena.ne.jp/sinjowkazma/20090905/1252143285
・賀「最近のアニメとか受けてるものととか売れてるものとか見てて、否定する訳じゃないんですけど、もうそれが受けてるんだったら、ストーリーとかいらないじゃんて。俺らが頑張る必要があんまりないというか。かわいい女の子が出てきて、よく動いてればいいんだったら出る幕ないなあ、というか」
・賀「実はストーリーって必要ない?」
・新「うん、あんまり必要じゃないのかもしれない。少なくとも、いわゆる古典的な構造というやつは」
・賀「今そこでかなり悩んでまして……」
・新「もちろん、それを必要とする人はいるんだけど、本質的に必要か?というと」
・賀「そうじゃないかもしれない」
なんのことはない、杉良太郎とか、野口五郎とか、草刈正雄とかのミーハーファンとおんなじ酔い方なのよ。そう、ミーハーなのよ。
ここ数年、そういうファンが劇場アニメの半分以上を占めているといえるね。そういうファン向きに、観客動員を計算してつくるとね、一般にアニメといわれているものの内容とは、ちょっとちがってくるわけだ。べつに動かなくってもいいんですよ。“口パク”といって、ただ人物が立っていて、口をパクパクさせているだけの動きでも、かっこよく美形で、声優がごひいきのタレントだと、「ムフフ、キャーッ」なんですよ。こういうお客を相手に、当分はアニメの企画をたてなきゃならんとなると、こりゃあ困るねえ。
もちろん、それ以外のアニメもありますよ……(引用者略)……そういうのに、ミーハーのドマニア達を呼びよせる方法はないものかねえ、ないだろうねえ、まず相手になんかしないだろうね。
似たような内容ですよね。自分が力を入れてやってきたことはもう流行らないんじゃないか、みたいな。
・賀東・新城「がんばってストーリーテリングをしても無駄。かわいい女の子が動いてればそれでウケるんだから」
・手塚「がんばってアニメを動かしても無駄。美形のキャラに人気声優が声をあてていればそれでウケるんだから」
作家がキャリアを積むとこういう不満がたまってくるのでしょう。
※ ※ ※
で、ハルヒなんですが。
・賀「ストーリーは必要なくなる。最近の系統ですよね。おなじみのキャラクターが出てきて、なんか話してるシーンがあるだけで。別に何か起きなくたってかまいやしないんですよ」
・新「最近のラノベの中興の祖みたいに言われてるブギーポップやキノって、実はむしろ昔ながらのタイプの小説なんだよね。ストーリーテリングの比重がでかくて。ハルヒや生徒会や、らきすた、けいおん!みたいな流れとは、間に分水嶺があるんじゃないかな。ハルヒも、1巻と2巻の間に分水嶺がある。1巻て実に古典的でよくできてる小説なんですよ。我々が言うところのストーリテリング」
私も、2巻を読んでこの小説はストーリーテリングを放棄したなと思いました。具体的には2巻冒頭の、キョンが真相を明かしてもハルヒは信じなかった、というシーンで。
そのため2巻以降はストーリーがまったく進んでいません。様々なエピソードを積み重ねてはいますが、どのエピソードも最後には1巻で提示された初期設定に戻るようになっています。
あとはもう、初期設定をイジってどれだけ面白いエピソードをひねり出せるか、ということでしかないわけです。
したがって、ハルヒ小説にストーリーが無いというのは同意するところなのですが、それが新しい潮流か、といわれると、違うのではないかと思います。
ストーリーが無い作品というは、マンガでは昔からあるおなじみのものです。「サザエさん」「ドラえもん」「うる星やつら」「忍たま乱太郎」などなど。(また、小説でも「フルメタル・パニック!」や「スレイヤーズ」の短編って、そういうものだったんじゃないでしょうか。「スレイヤーズ」は、長編が終わっても短編は終わらず、長編よりも短編の方が多い状態です。)(それと、テレビドラマなら「水戸黄門」があります。)
ストーリーが無い作品は昔からあるわけですし、また人気を博した作品も少なからずあるわけです。一部のストーリーが不要な作品が目に付いたからといって、ストーリーが“本質的に”不要であると考えるのは早計でありましょう。
ハルヒが本格的にブレイクしたきっかけは2006年のアニメですが、ハルヒアニメはTV放送時には時系列シャッフルをしており、小説1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』の最後がアニメの最終回になるようになっていました。
“古典的”で“ストーリテリング”がなされている長編が、TVアニメシリーズの軸になっていたのです。(長編の間に短編が挿入されるという構成は、富士見ファンタジア文庫の長編と短編の同時展開を彷彿とさせます。)
時系列シャッフルにより、視聴者は時系列順にみていくよりも謎が多いように感じました。アニメは原作よりも歯ごたえのあるストーリーを展開をしていた、といえるでしょう。
ハルヒシリーズがブレイクしたきっかけはアニメであり、そのアニメは原作のストーリーを最大限に活かすような構成になっていたのですから、ハルヒシリーズにストーリー要素は不要であると考えるのも早計でありましょう。
それと、結局のところ、ハルヒ小説にもストーリーが必要だったのではないかと思います。
「あのね、キョン。この団を設立してそろそろ二周年目なのよ。期限は迫ってんの。一年活動やってて結果ゼロじゃあ示しがつかないでしょ?」(『涼宮ハルヒの分裂』 第一章 p.118)
とのたまうハメになったわけですからね。成果ゼロですよ。ゼロ。
ハルヒが高校1年生のときに事態はなにひとつ進展しなかったわけですから、そのまま2年生になっても、なんにも進展しないでしょう。進展させようと思ったら、やはり“ストーリーテリング”をするしかない、“古典的”なことをやるしかない。
今からでもストーリーを進めることは可能ですが、小説2巻以降ずっとやってこなかったのを今更やりだしたって大惨事になるでしょう。
もともとハルヒ小説はストーリーがあきらめきれてないところがありました。回を重ねるごとに謎が増えたりしていますから。作中で時間が進んでいるので、今後の展開で謎が明かされていくといった進展があるのだろうと期待させてはいるのですが、実のところストーリーは進んで無いのですから、どうにもならないでしょう。謎をいつまでもひっぱってグダグダになるか、あっけなく解明されて肩透かしを食うことになるか、のどちらかになる可能性が高い。過去にもそうやって破綻していった作品があります。
ストーリーが無い作品は、ふつう、時間の流れを止めることにより破綻を回避するものです。さきほど挙げた作品、「サザエさん」「ドラえもん」「うる星やつら」「忍たま乱太郎」では、キャラクターが進級することはありませんよね。しかしハルヒは進級してしまった。進級したせいでハルヒ小説は、破綻するかストーリーを進めるかのどちらかを選択しなければならなくなったといえるでしょう。どちらも困難な道です。
ハルヒ小説は『涼宮ハルヒの分裂』以降、刊行がストップしています。どういう理由があるのかは知りませんが、行き詰まっちゃったんじゃないかなあと私は思っています。
※ ※ ※
ちなみに、「けいおん!」についてはストーリーがあると思います。メンバーが出会ってバンド結成して練習してライブして、という時間の流れがちゃんとあるわけですし。学年が進んで後輩が入部してきたりしています。SOS団の団員がまったく増えてないハルヒシリーズと違って進展していますよ、これ。
「ストーリー4コマ」という言葉もありますしね。もともとストーリーの存在しない4コマ漫画にストーリーを求める人がいたのでそいういうジャンルが生まれたのでしょう。
本当にストーリーが不要だったら、「ストーリー4コマ」なんてものは存在しないでしょう。
※ ※ ※
作品にストーリーがあっても、それが無視されてキャラクターだけが消費されていくのならば、やっぱりストーリーは不要なのかもしれませんが、ストーリーが無視されているという証拠はまだ出揃っていません。
まあ、その、ぶっちゃけ、賀東・新城のお二方には「受けてるものとか売れてるもの」のストーリーが見えてないだけなのでは? と思わないでもないです。
本当は作品にストーリーはあるし消費者も必要としているのだけれど、それが感じられないために、ストーリーが必要ないことを“発見”してしまったのではないかな、と。
tonbo tonbo 読書会で、その「限界」に言及したけど、「ラノベの限界」の解釈のニュアンスがずれてるんだよなあ。ブクマコメント見るとさらにズレて解釈されてる。もどかしい。商業的な限界を言いたかったんだが……。 2009/09/23
あえて商業に話を限定して言うけど、クオリアに限らず今のラノベでSF分を増やせば増やすほど読者は加速度的に減少していくというでっかい現実がある。これは詳細までよく練られていようが、理論的な整合性がきちんととれているかどうか、とかはあまり関係がない。
もちろん、いくつか例外はあるけどそれはあくまで「例外」なのであって、SF分を一定以上に濃くした物語で損益分岐点を越えようとすると、特に大手のレーベルのような初版が多いところにはバクチ要素がかなり強くなる。
さすが、ライトノベル感想サイト大手の中でも指折りのスイーツ(笑)脳の持ち主、極楽トンボ御大でございますな。
自分のジャンル小説リテラシーのなさ(SFもミステリもファンタジーも本当に読めませんよね、この人)をライトノベル読者全体の問題であるかのように語らないでいただきたいものです。
小・中学生でも、《涼宮ハルヒ》シリーズを単なるキャラ萌え小説として読んでいる読者ばかりでもないし、SFよりもある意味でハードルの高いファンタジーでも、『精霊の守り人』みたいな、リテラシーが要求される児童文学作品を普通に読んでいる(《守り人》シリーズは下手なラノベよりよっぽど売れてるし、学校図書館の貸し出しランキングでも上位に入る率が高い)。そういうものは全部「例外」ですか?
トンボ御大やラ管連の大勢は、そろそろ自分たちが「一般的なライトノベル読者」ではなくて、「まともな知性も向上心もないライトノベル読者」という少数派の代表であることを悟っていただきたいものである。この人たちの声が大きいことって、害悪でしかないと思うよ。
2009年8月6日。エンドレスエイトは、7週間ほぼ同内容の物語を放送し、そして8回目にしてようやくの終わりを見せた。
視聴者の思いはさまざまであろう。あるものはその終わりにカタルシスを覚え、あるものは8週間かけてこれか、と憤っている。
あるものはなんだかんだ終わって寂しいという思いを抱いている。
しかし彼らに共通しているのは、「やっと終わった」。その安堵感だった。
ところが。ところが、だ。
その2009年8月27日。何が起きたと思う。何が起きたと思う?
NHKが涼宮ハルヒの再放送をはじめた。木曜日の25:30。第1話からの放映なら、涼宮ハルヒの憂鬱ほどの人気アニメならば、
まかりまちがって、なにやら奇跡めいた出来事や、真っ黒な裏事情のようなものがあってこのような顛末になったのかもしれない。
だが違った。とても大人の裏事情だとか、奇跡なんて言葉では片付けられない悪意がはびこっていた。
NHKは、「エンドレスエイト」の最初のエピソードから放映しはじめたのだ。
NHKのエンドレスエイトは、そのまま8週間かけて終わりを迎えた。
ネットでは「NHKの奇行」、「NHKはじまったな」、「NHKおわったな」なんてありきたりな形容をされた。
ところがだ。NHKはおわってなんかいなかった。翌週、またエンドレスエイトを最初のエピソードから放映しはじめた。
そして呼応するように、テレビ埼玉が再び涼宮ハルヒの憂鬱を再放送しはじめた。
どのエピソードかっていうのはいわなくても分かるだろう。
「エンドレスエイト現象」とでも呼ぶべきその事象は、瞬く間に広まった。
NHK教育。日本テレビ。フジテレビ。TBS。テレビ朝日。どれも例外ではなかった。
はじめは木曜日の25:30から、30分枠だった。それが1時間枠となり、別の曜日にも広まり、どのテレビ局も深夜帯は涼宮ハルヒの憂鬱しか放映されなくなった。
京都アニメーションは更なる攻勢にでてきた。「エンドレスエイト、新作発表」。
いつ作っていたのやら、エンドレスエイトを新たに作り直していた。内容? ご存知の通りだ。
ネット上でテレビ東京の数々の逸話を聞いたことがある人は多いと思う。
そう、他のテレビ局がジワジワと侵攻を許すなか、テレビ東京だけは決してその領域を踏み越えさせることはなかった。
日が経つごとに電波はエンドレスエイトにジャックされていった。2010年8月、NHKはエンドレスエイトしか放映しなくなった。
9月、10月。テレビ東京以外の放送局は全て、エンドレスエイトしか放映しないような有様になった。
しかし、それでも、テレビ東京は戦い続けた。
新作アニメは常にテレビ東京で放映されていた。それしか残る枠はないのだから、当然のことだ。
アニメオタクの最後の聖域として、テレビ東京は在り続けようとしていた。
その均衡が崩れる瞬間は、意外とあっけなかった。「エンドレスエイト劇場版 三部作公開決定。第1作は12月末上映。」
11月に入り、たちまち流れたニュース。その翌日からテレビ東京は完全にジャックされた。
本当に一瞬の出来事だった。その日、日本のアニメーションは完全に終末を迎えたといっても良かった。
――クリスマス。かつてはアニメオタクだった俺も、エンドレスエイトが日本を席巻しはじめてからというもの、
まるで憑き物でも落ちたかのように所謂オタク趣味が消えていった。
いまでは女の子とも普通に会話できるようになったし、先週ついに彼女もできた。
「おまたせっ!」
「おまっ、おっせーよ何分待たせんだよ」
「ごめんごめん、ほらっいこうよ」
彼女との2回目のデート。コンドームの準備はできてる。今日童貞を捨てる。ホテル、ホテル、ホテル。
手をつなぐだけで、俺の男の部分はいきり立っていた。だめだ、落ち着け! 落ち着け! 落ち着け!
「kきょ、今日は行きたいところあるっていってたけど、どこ?」
「見たい映画があるんだけど。前、アニメ好きだったって言ってたよね?」
アニメが好きだって言ってた。いつの話だよ
エンドレスエイト劇場版はごく普通に始まった。何度も見た。本当に何度も見てるものだ。
彼女だって何度も見てるはずだ。飽きないのか? 洗脳でもされてるのか?
なぜ楽しそうに眺めてられるんだ、こんな茶番。
俺の考えに呼応したかのように叫び声が響いた。
「君達もそう思うだろう! こんな茶番を見せ付けておいて許されるはずがないのさ、京都アニメーション!」
その立ち姿。気づいた。見覚えがあった。
「ほう、私をご存知とは、光栄だな。どうだ、こんな茶番見てて楽しいかい?」
俺の、オタクとしての、最後の矜持がうずいた。
「これっぽっちも、おもしろくねえ!」
「そうだろうそうだろう! 実にくだらないよなあ!」
指同士を叩く。パチンッ、ドーン!バーン!
「スクリーンが壊れた……すごい!」
「君……私は京都を叩く! 君も来るかね」
「京都ですって!? し、しかしいくら山本監督といえども、いまや魔都と化した京都へ乗り込むのは……」
「そう、確かに危険だ。私ひとりではね……」
「山本君一人にいかせるわけにはいかんだろう」
「何も京都に憤りを感じていたのは、彼だけではないからね」
「俺達が力をあわせれば百人力よ!」
「AIRでの借り、変えさせてもらうほかない」
「……(コクッ」
「さあ君も、私達と一緒に京都を討とう!」
「はい!」
そして8年が過ぎた。京都へ放たれたミサイルが要因で始まったWW3は、2018年を持って終戦となった。
日本国の若きリーダーとして獅子奮迅の活躍を見せた山本寛、多くの人たちは、死ぬ間際まで彼の名を忘れることはなかった。
エンドレスエイト、完
このところ、アニメの歴史の中で最も重要な作品はなんだったんだろう、と考えることがある。
真っ先にガンダムを挙げる人もいるだろう。
ためらいなくエヴァだという人もいるだろう。
ヤマトで決まりだと断言する人もいるだろう。
それでもけっきょくこの結論にたどり着く。
涼宮ハルヒ以外にあり得ない、と。
思うに涼宮ハルヒの(というか山本寛の)歴史的に重要な特徴のひとつは、
振付的にかなり隙だらけだったことじゃないだろうか。正直、山本寛の振付はお世辞にもうまいとはいえないし。
「憂鬱」を観て、何人かの志ある若者は、「すげえ!」と打ちのめされつつも、
「もっとこう、こんな振付で、こんなキャラで、俺も躍りたい!」なんて思ったんじゃないだろうか。
そういう若者の数はたぶん、ガンダムを観て「俺はお台場ガンダムを超える実写大のラストシューティングを作る!」なんて思った気骨ある人間よりはるかに多かったはずだ。
実際んとこ、ガンダムはあれだけ昔の作品なのに、売り上げで勝る後続ロボット作品は現れていない。
エヴァもそうだ。巻割り売り上げでいうとカレカノはちょい落ちて、グレンラガンもちょい落ちて、
以来、エヴァを超える売り上げのガイナックス作品は出現していない。
涼宮ハルヒが。
ただ、涼宮ハルヒだけが。
その血を広げて、自分を超える子孫を生み出した。
たぶん二次創作でいうと、スモークチーズはにょろーんで、TSはキョン子だったんだと思う。
「涼宮ハルヒの憂鬱」にて5回目の「エンドレスエイト」が放送された
この構成に対して、前衛とか、チャレンジという言葉でくくるだけの人も多いと思う
しかしそれだけの解釈だと次回以降を見るのに義務感が先に立ってしまう
よりエンドレスエイトを楽しむためには、もう少し考えを推し進める必要がある
今まで「繰り返しに何の意味が?」という問いには、
「見てる側にもループを体感させるため」という答えで十分だった
だが「こんなに何度も繰り返す意味は?」という疑問や、
「せめてもっと違う展開にすべき」という意見も出てきた
しかし違う展開を入れてはダメなのだ
全く同じ展開を繰り返すことこそが、エンドレスエイトの本分なのだ
細部を変えない事によって得られるものは、視聴者の期待感の喪失である
しかしオチがどうなったかは録画したのを確認すればいい
とすると、エンドレスエイトを楽しむには録画してはダメということになる
録画視聴という行為には、少なからず「確認」という意味が含まれてしまう
いつでもストップできるからどうしても義務感がつきまとう
そこで・・・
全く同じ展開を繰り返す理由はここにある
違う展開を入れてしまっては、録画視聴することに意義が出来てしまう
エンドレスエイトを楽しむには、オンエアをリアルタイムで見る必要があるのだ
スポーツ中継なんかも、結果だけ知りたければスポーツニュースで十分だ
映画もドラマもゲームも、オチだけ知りたければネットで確認すればいい
どうすればネタバレを無効化できるか、
その一つの答えが今回のエンドレスエイトというわけだ
若年層が大半のネットで不評なのも当然といえば当然で、
エンドレスエイトはオッサンこそが一番楽しめるのかもしれない
「TVの前に座ってアニメのオンエアを待つ」なんて、
オッサンにとってそんな体験もう二度とないかもしれない
そもそも「ネットで不評」とか、そんな物差しだけじゃつまらない大人になっちゃうぞ
でもエンドレスエイトはもとから語ることを否定している
語ることを拒絶したものを語っても否定にしかならないのは当然
あれが空疎に聞こえるのは、スポーツ観戦とはまずはじめに見て楽しむのが
前提なのに、語りオンリーで攻めてくるから
まあ何でもそうだが「楽しむ」ってセンスがいるよね
アニメに対して「語る」以外に出来ることとは?
かつて映画界にはアメリカンニューシネマやヌーヴェルヴァーグというジャンルがあった
宮崎駿はそれらを
「理屈抜きで楽しんでって言うけど、どうしたって理屈はついてくるんですよ
なんて皮肉ってたが、まあ、ああいう映画を今見るとそりゃひどいもんだ
きっと5年後にエンドレスエイトを見てもちっとも楽しめない
エンドレスエイトのループ展開にうんざりして「涼宮ハルヒの憂鬱の視聴」を切った方は大勢居ると思う、おれもその一人だ。
しかしだ、ここまでループが続く状況でふと思ったんだけど涼宮ハルヒにおけるエンドレスエイトのコンセプトと言うのは俺の憶測ではあるんだが
「複数に分かれる制作班で一つのエピソードを競作する」
と言うのが作り手側の意図としてあったと思うんだ。立ち上げ当初は「けいおん!」や「CLANNAD」と並行だった事もあり、そこから合流したスタッフを慣らすという意味合いもあったのだろう。そこで大きな大誤算が起きてしまった、
「京アニは全体的に逸脱しないそつの無い作りになる」
と言う事だ。そつがないと言う事は逆に言えば没個性的になってしまう事に他ならない訳で競作のつもりで作った作品も制作班ごとの個性が反映されるどころか全体的には同じ話のオンパレード(作画の若干の違いはあるにせよ誤差レベル)、そりゃ長門も視聴者もブチ切れそうになるぜ。
どっちにせよエンドレスエイトで行った「複数の制作班で一つのエピソードを競作する」という手法はスタッフごとに明確に個性を出せるスタジオで無ければ単なる視聴者への我慢大会になりかねない事を証明しちゃったよね。
http://anond.hatelabo.jp/20090615152955
アニメ化決定前からけいおん!を読んでる原作読者がたまたま開いたらおっという記事を見つけたので増田に書いてみ増田。
(注:このエントリーは半分の推測と、半分の「ただしソースは俺」でできています)
元増田氏が言っていることはたぶんその通りだと思う。
他でもさんざん言われているかも知れないが、あれって素材として良いから選ばれたって線が非常に大きいと思う。良い意味でも悪い意味でもニュートラルで、その割にしっかりと芯があって、コンセプトとしてしっかりしているから選ばれたんだと。
さらに言えば変更・追補しても文句を言う「原作信者」がいない、あるいはいたとしてもそれほど強烈ではないだろと言う所も大きな原作選択のファクターであったのではないかと思う。
意地の悪い言い方をすれば「未完成故に妄想しやすく、強烈に人気がないので好きなようにできる」という事だったのでは。すでに京都アニメーションは、通常であればメディアミックスの一角として重要な「原作の人気」というものが無くても十分にヒットさせるだけの力を、ブランド力を持っているわけで「作りやすさ」「作りたいもの」という所を重視して原作を選択できたのだろう。
その点で、あれはある程度原作とは別物で当然。ゆえに、11話だけを原作を無視した話しである等々と批判するのは間違いで、言うならばあきらめとともに全体が原作とかけ離れている点を批判すべきだと思うんだ。
ただ、原作ファンにそういった原作と違う事を根拠にする批判を持つものを自分自身含めて見たことがない。まぁみんな俺が布教した連中だからかもしれないが……。
似たようなケースとして、ジャンルは全く違うがサンライズが製作したアニメ『プラネテス』がある。あれは原作を読むとわかるが、エピソードのその重要な部分は持ってきているが、登場人物が大幅に増員されており、すさまじい設定の補強、発生順序、時間軸等々も全く違う。はてまた、ヒロインの性格がかなり違うのである。それは映像化するための密度を増やすための設定にとどまっていないと思う。
こちらが「けいおん!」と異なるのは原作はわりと信者がいたということ。しかしこちらはキャラ萌えで「あの子はあんな事言わない!」的な反発ではなく「アニメ化したらせっかくのリアルな描写 or 設定 or SF的に正しい物語がおかしくなってしまった!」と言う方向で反発の方が大きかったであろうと言うことである。こちらはおそらく、それぞれ各人の胸の内にしかないキャラクター像に合わせるより簡単であり、結構力業でクリアーしているように思う。
また、プラネテスに関しては、ほとんど、と言うか俺的には一回も「原作はアニメに比べてつまらない」という評を見たことがない。これもけいおん!との違いだろうか。
そもそもである。近頃は1クール13話、長くて2クール26話程度で、原作を使い切ることがないのだろうが、ちょっと前などはたいていの場合、原作のエピソードを使い切ってしまい、完全オリジナルエピソードを追加したりして増量していなかったか。そして、そこには今のアニメほど「原作レイプ」と言った不適切な表現まで使われないにしろ、原作ファンから批判されていただろうか?
これは、あまりにも期待値が高すぎるからではないかと思う。俺は涼宮ハルヒの憂鬱も初版で全部持っているように、アニメ化前からのファンだが、自分的には涼宮ハルヒの声が妙に高かったぐらいしか違和感を覚えなかった。あそこまで原作先行で原作の再現度が高いアニメは、他には「彼氏彼女の事情」ぐらいしか知らない。(注:ただし俺基準、他にもたくさんあるだろうけど)
(もちろん、原作とアニメが同時企画され、原作者がアニメに深く関わったり、監督や演出等制作中核スタッフが自ら原作を書いた除く。たとえばパトレイバーとか)
つまり本来は、アニメは漫画・小説の原作とは全く表現方法も違えば、規模、一度に流せる情報量、製作スピードなども全く異なり、本来は別物になってしまうものじゃないのかと思う。それをうまく合わせ昇華する技術を京都アニメーションの制作スタッフはたまたま持っていただけである。しかしそれは希なことである。
それを忘れて、ちょっとぐらいこのアニメ原作と違うなどと騒ぎ批判することなど、一体何の意味があろうか!?いや無い!(反語表現)
……………………
………………
…………
……
そういっておかなければ悲しいじゃないか。見たら全然違くて、原作ファンには黒歴史化されているアニメなんていくらでもある。その屍の山と、話題が少しでも出るだけでしゃれにならないほど荒れるのでタブーとして重く封印された話題のことを思えば、けいおんはその点凄く幸せなのではと思うんだがいかがか。
元増田氏はこうっしゃった。「あんまりおもしろくないなと感じるのでは」と。
そんなことはない。絶対……断じ……いやたぶん……おそらく……きっと……ない。
少なくとも俺基準では、原作けいおん!は大好きであり、よく企画した人はけいおんに目をつけてくれた!と感謝している。少なくとも、原作けいおん!が無ければ、アニメも存在しなかったわけだし。
と言うのは、原作には原作の良さが、アニメにはアニメの良さがあって、容易に比べるものではなく、従って「あまりおもしろくないと感じた原作をアニメの力でおもしろくした」と言うことではないと言うことである。
たとえば逆も成り立つ。アニメが原作で、漫画化された際にまた違った雰囲気で人気を博した作品……宇宙戦艦ナデシコに対する遊撃……じゃなくて、新世紀エヴァンゲリオンの貞本版とかである。
そう考えれば、お互いに「違うからつまらない」と言うことが以下にナンセンスかわかるであろう。そう思わなければ、ファンはやっていけないと思うのだがいかがか。というか「原作と違う」「アニメと違う」という事で批判するようなファンは、アニメ漫画小説ドラマ舞台なんでもそうだが、そういった作品に対するファンとしての経験値が足りないのではないか。これは好きなアイドルやタレントが自分の希望と違った行動を取ったからと言って(分かり易いのは結婚とか)転じていきなり批判を始めるがごとく、非常にレベルの低い、ファン経験値の足りない行動であろう。
そう思った。
特にオチはない。
だらだら書いたが結論がよくわからなくなってしまった。まぁいいや。
タイトルはどうでもいいです
一部で話題沸騰のこれ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1317117183
これ見て
http://beauty.geocities.jp/nankingharuhi/
を思い出したんだけど、こっちの方があとだった。
涼宮ハルヒ、右翼でぐぐってるんだけどイマイチこの根拠になりそうなものが見つからない。
http://www.heiwaboke.com/2007/05/post_933.html
あとこんなのもあるんだな
ある女性(30代、OL、ネットを情報収集手段としてそれなりに利用)と会話していたとき
「Youtube」
っていう単語を俺が口にした。
そうしたらその彼女
「なにそれ?」
って言ってきた。
びっくりした。
泣きたいぐらいだ。
だって、ネットをそれなりに使っていてYoutubeという名称を知らないって、ありえないだろう?
嫌でもいたるところで目にするだろう?
目隠しでインターネットしてるわけ?
これ
っていうのと同レベルなことだよな?
って展開を期待したのだけれど、
Youtubeのサービス内容を必死に説明してもやはり知らない様子のまま。
めちゃくちゃショックで、
もしかしたら彼女は俺と話したくないから知らない振りをしたんじゃないかとまで思ったんだけど、
その後も気軽に連絡を取ってくるんでそれはなさそう。
となると本当に、ネットを何年もある程度の頻度で使ってきたにもかかわらず、Youtubeを知らなかったってことだ。
信じられない。信じたくない。
でも、彼女のような人間がいることも、事実なんだと受け止めないといけない。
自分とそういう人たちとじゃ目線が違うんだろうな。
もう、価値観の違い云々を超越したような隔たりだ。