2022-04-07

A新聞のM記者元総理一本釣りされた説を検証

いや、検証できるほどの材料手段も持ってないので、単なる想像ないし妄想だが。

A新聞のM記者編集委員)が元総理の意を受けて、D社のインタビュー記事事前検閲しようとして新聞から懲戒くらった件。

ブコメも沢山ついてて、一部の新聞記者政治家がベッタリなことや、朝日新聞にも自民党の重鎮と一心同体な記者がいた事実についていろいろ言及もされている。

だがしかし、この件、いわゆる“日本マスコミ政治部政治記者政治家とズブズブ”とか、“仲良し記者クラブが政治と緊張感ゼロ”みたいな話とは、少し毛色が違うのではないかと思う。

公表されてる経歴を見る限り、M記者地方支局から大阪社会部をへて中国留学して中国特派員と、どちらかというと社会部畑の経歴のようだ。

たいていの新聞社で、政治ベッタリの政治部と、とき警察検察サイドから汚職事件とかも追っかける社会部は仲が悪い。

おそらくM記者は、“特定政治家に太いパイプがあることでスクープものにしたり、社内で存在感を示してきた記者”ではなく、わりと真っ当に中国での活躍頭角を表したタイプなのだろう。

M記者本人もnoteでそのへんは弁明していて、安倍氏とのつながりはあくま個人的ものであることを強調している。

おそらく虚偽ではないだろう。

以上推測するに、元総理サイドが“中国事情に強いA新聞社の記者”をうまいこと一本釣りして取り込んでしまったのではなかろうか?

これ、A新聞上層部も、M記者がここまで元総理サイドの人間になってたのに気づいてなかったのではなかだたのかもしれない。

新聞社としては、職務として元総理に近づくようにM記者に命じたわけでもないし。

編集委員というのは、会社によって人によって結構職務に幅があるようだけど、一般にはある種の“専門職”で、わりと時間も行動も自由になる立場のようである

ときには、窓際がわりにとりあえず肩書あてがわれてる人もいるようだけど。

(なお、組織としての出世コースを目指す人は、デスクとか次長とか部長とか局次長になるので、編集委員にはならない)。

社会部出身中国が専門の編集委員が、その自由立場を利用して気づいたら元総理の“代理人”になっていたとしたら、A新聞幹部驚愕したのではなかろうか。

見ようによっては、“元総理スパイ”のようでもあるし。

もともと“政治家に取り込むことが仕事”の政治部も、あんまりおしろくはなかろう。出し抜かれてるわけだし。

そして、わずか数年のうちにM記者をすっかりシンパに取り込んでしまった元総理サイドも大したもんである

あの人の周りには、妙にお友達同士の結束が強固で、たんなる利害による結びつきにとどまらない親密さがたえず漂っているけれど、なにか近寄ってきた人を取りこむ磁場のようなものがあるのかもしれない。

いや、近寄ってきた人だけじゃないか

なぜかネットにも信者のような支持者が散見される。

権力者は中には、ときにすごい人たらしな一面を見せて周りの人を取り込む力のある人がいるというが、なんかそんな力があるのか。

とまあ、以上は勝手想像だけど、結構現実に近いのではないかと思っている。

いずれ、いろいろ裏話がでてくるのだろうが。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん