2022-01-06

緒方恵美の乙骨憂太よかったよなって話

呪術廻戦のファンだ。ジャンプ本誌で一話からずっと読んでたけど最初普通ぐらいだった。伏黒と加茂の会話とかで笑えて、自分にぴったりハマっている気がして毎話欠かさずに読みアンケートでも投票していたが本格的に好きだと自覚して本屋に全巻買いに走ったのが虎杖と小沢の話。バトルシーンよりもここで「あ、ハマったな」って自覚した。んで東京都呪術高等専門学校もこの時に買った。

一話から見守ってたとしても買ったのが後々なので古参とも言えないがそれから芥見下々のインタビューとか結構読んだ。面白いと思ったし、臭い笑えないでしゃばり過ぎという意見理解出来るが齢三十の自分にはあのテンションが丁度良いエンタメって感じで展示イベントに赴いて芥見下々のコメントも読んだりしていた。すごく好きだった。

それで呪術廻戦映画化、好きなキャラは虎杖と乙骨なので大層楽しみにしていた。特に0巻はお気に入りの話だし、尺の長さも映画向きと感じていたので楽しみにしていた。

同い年の友人と聖地である百鬼夜行の場で見ようと約束して予定を立てたりした。相手自分と同じく本誌一話から読んでいたが自分よりも先にがっつりハマっていた人なので二人で「人気になったな」「よかったよかった」とか老害っぽいこと語り合いながら見に行った。

で、緒方恵美だ。PVが出た時世間はまぁ荒れていたように見えた。特に若い女の子たちから拒否反応が凄かった。正直言うと昨今の呪術廻戦はTwitterとかオタクかにまら世間一般の読者層にも広まっていたし、元々一般向けだったのでオタク女の子たちがギャーギャー騒いだところで……とは思ったが自分PVを見た時は違和感が凄かった。

前述したとおり芥見下々のファンなので彼のエヴァへの想いはインタビューでも読んだ。かくいう自分エヴァオタクで、碇シンジお気に入りキャラだ。尚更違和感が凄い。凄いというか酷い。本当にこれは乙骨憂太なのか?と疑問が浮かんだ。

呪術廻戦は若いキャラクターには意図的に若手声優を起用しているように見えたし、年齢相応な声がアニメの魅力の一つだと感じていた。

若い女の子キャラベテラン女性声優がついていると明らかに声質が年齢不相応でアニメに入り込めないことが多々あった。いくら永遠の17歳とか言っても無理あるだろってことは最近良くある。深夜アニメが爆発的に増えたハルヒからもう15年くらい経つのか?当たり前にあの頃演技派として台頭していた声優の声はお姉さんが限界になってる訳だ。ベテランなら尚更そうだ。

特に自分逢坂良太とか松岡禎丞とかがで始めた頃に個性薄めの声優の出現に「声質に気が取られずアニメに集中出来る!」と喜んだ層なのでベテラン声優ありがちな個性の強すぎる声優が苦手だ。緒方恵美に関してはかなりの数のアニメで見てきて好きな声優だけれど高校生はもう流石に………と芥見下々の猛プッシュに引いたりしていた。

それで公開日初日不安気持ちで見に行った。

素晴らしかった。高校生の声がした。婆さんの声がしたらどうしようか?なんて不安は開始数分で消えた。音響が良かったのかもしれない、終わる頃には「乙骨憂太から乙骨憂太の声がした」と思った。声優ってすげえわ。緒方恵美のこと好きだからこそ嫌いになったら悲しいななんて悲観的な考えが飛んだ。勿論若い世代には違和感は残ってるかもしれないが自分は満足した。周囲に文句を言ってる人間はいないので案外評判は良かったのだろうか。

  • めっちゃどうでもいい話なんだが「魔法少女俺」というアニメで緒方恵美が演じるチョイ役

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