2017-07-09

世紀の大発見

昨今繰り返される、いわゆる萌え絵とそれを批判する勢力の論争。

誰にだって好き嫌いはあるから分かり合えないのは仕方ないねーと思っていたのですが、主張を見ていくとそんな単純な話ではないことに疑問を抱いていました。はて、なぜ彼女らはここまで憎むのでしょう。当の被害者であれば理解しますがどうやらそうではなく、自分以外の"誰か"のために怒っているように見えます

その疑問の答えになかなか辿り着けず、もやもやとしていたのですがつい先日、正に天啓の如く閃きを得ました。

まさか、いや、そんな。こんなのは私の思い込みや誤解であって欲しい。しかし、あまりにもあり得ないため完全に眼中になかった可能性を検討してみると全ての辻褄が合ってしまう。

まさかまさかとは思いますがあなた方はもしや、「自分二次元美少女と同一カテゴリの"女性"である」とお思いなのですか?

文字通り次元が違う存在であるにも関わらず、キャラクタが"女性型に描かれている"というたったその一点だけで、自分を含む女性全般尊厳を傷付けられたと…。なるほどなるほど、それは大変に申し訳ない。まさかその視点はなかったのです。この世の理想妄想を詰め込んだ完全無欠の二次元美少女が、夢も希望もない現実女性リンクするとかそんな烏滸がましいにも程がある自覚を抱くだなんて想像だにしなかったのです。

何でも食べると謳われる広東人だって、四足だからといって流石に椅子と机は食べません。きちんと分別はあるのです。

言うまでもありませんが(そして残念ながら)現実女性二次元美少女は全く別の存在なのです。嘘をつけ、女の形をしているだろうが!!と反応したくなる気持ちもわからなくはありませんが、それでもやはり別物なのです(というか、最近女性ですらない男の娘キャラジャンルを問わず人気ですがそれすらも外見で同じだと見做してしまうのでしょう)。

たとえば、親兄妹が風呂上がりに全裸リビングを歩いる姿を見て劣情を催すのか?という話に近いでしょう。可愛いとか格好良いとかそういう次元ではなく、ただただ醜いとか見てられないとかさっさと服着ろと思うのが大半の人だと思います。無論、ごく僅かに例外と呼ばれる人はいるのでしょうが、そんな極一部の例外大勢のものだと誤解しているのが、萌え絵騒動に於ける双方の擦れ違い・平行線の根幹にあるのではないでしょうか。


繰り返しますが、二次元美少女あなた方は根源からして違うし、そもそも二次元美少女に抱く"萌える"という感情三次元には決して抱けないものなのです。"女性"が好きなのではなく、"キャラクタ"が好きなのです。

仮に二次元美少女現実女性と等しいものだとしたら、美少女イラストレーターは全員男性レズビアン女性になってしまますが、そんな話は寡聞にして存じません(西又御大なんてシンデレラ城で結婚式挙げてましたね。おめでとうございます)。

四本足が全て食物に見えてしまう人には理解できないかと思いますが、そもそも現実女性というカテゴリ自体に興味が全く無いという事実理解して頂きたいものです。



というと極一部の例外を取り上げて叩くのでしょうが、母数が増えれば一定割合で現れるエラー因子も増えるのは仕方のないことです。警察力を遺憾なく発揮できるよう、監視カメラの設置推進や罰則強化に賛成した方が余程実りがあるのではないでしょうか。

  • 批判は人のため誰かのため社会のため未来のためにあるとは思うけど、 本当にその批判が正しい批判であるか、人が誰かがそれを望んでいるかはわからないんだよな。 批判が語られるの...

  • 申し訳ないけど原作が現実の女であるうちは全く信用できないです~ これはどうみても女ではないな、というくらいアレンジしてからまた来てください

記事への反応(ブックマークコメント)

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