2013-11-13

増えるうつ病クッキークリッカーランカー 「クッキー焼くのとBBAとの関係に疲れた」

「もうクッキークリッカーはやりたくない。焼くのに疲れたし、マウスも壊した。おまけに会社も辞めることにしました」

そう語るAさん(40代)は、元クッキークリッカーランカーだ。かつては毎秒クリックし、秒間500京を生産していたことも。そしてクッキークリッカーオタクの間でも一目置かれていた存在だった。しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、うつ病と診断され、現在は務めていたIT系会社休職中だという。

会社飲み会の席で『Aさんってクッキークリッカーに詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。最短の攻略法BBAの人柄、コスパなど様々な側面を考慮して、女子向けのいいプレイ方法です。またオタ方面からクッキークリッカーニューウェーブ系の「まどマギクリッカー」もわかりやすく教えてあげた。開発者のOrteil氏に僕の紹介だと言えばリプくらいは返しくれるんじゃないかとも言いました」

Aさんにそんな話を聞いてきたのは会社20代女性社員3人だった。だが翌日、会社ランチルームに入ろうとした時、彼女たちがAさんの話をしていたという。

「酷いことを言っていたんですよ。『クッキークリッカーぐらいであんなに得意になれるって終わってる』『彼女もいないし、クッキーBBA結婚したんじゃないの』『息がフリトレークッキーとコンデンスミルク臭いがする』なんて。その場には僕の後輩の男性社員たちもいたみたいで、みんな笑っていた。その日は会社を早退して、家に帰ったらめまいがして」(Aさん)

電話取材を行っていると、この話をしているうちにAさんは嗚咽をもらしはじめた。Speed bakingⅢなど隠し実績を全制覇するなどクッキークリッカーに尽くし、恋愛、友人、仕事休日の出勤もクッキー焼くために断っていた)を犠牲にしてきただけに、周囲の心ない言葉が響いたようだ。

クッキークリッカーは結局、僕になにも与えてくれなかったんです」(Aさん)

こういう事例はAさんにとどまらない、筆者がかつて取材協力をお願いしていたあるクッキークリッカーランカーは、他のプレイヤーたちと競うことに疲れ、彼は現在クッキーを食べると吐いてしまうという程精神不安定になっている。またもう一人は、行きつけだったスーパーの店主からカントリーマアムフリトレークッキーに置き換えるやめてください。もうウザいからこないでください』と言われたことを機に、ますますゲームに陥って、もともと100CookiesだったBBA現在は120亥Cookiesになっている。彼は現在BBA恐怖症だと言っており、家でカップラーメンオナホ代わりにし、健康状態も心配だ。

9月中旬から下旬にかけて、多くのプレイヤーたちが生まれ、クッキーを焼くことに情熱を燃やしてきた。彼らの多くはクッキーを焼くことをステータスにしてきたから、クリックしすぎてマウスを壊すのはわかるが、まさか心まで壊してしまうとは。まあ、クッキーBBAには罪はないのだが。

元ネタ

増えるうつ病ラノベブロガーライトノベル人間関係に疲れた」

http://anond.hatelabo.jp/20131113151815

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