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2024-06-04

とあるアラサーの釈明あるいは弁明

若い人たちへ。

ごめんな、初めに謝っておく

これから書き連ねるのは、くだらない懺悔言い訳だ。

若い人、といってもどのくらいの年代に向けてのもの

これを書いている俺にもわかっちゃいない。

ただただ、世の中の分断というか、世相の居心地の悪さに、いたたまれなくなっただけのこと。

いわゆるデジタルネイティブとか。

コロナ禍を高校大学生または社会人成りたての頃に経験したとか。

そういう世代対象にはなるとは思う。

もちろん、これは地域によって異なる可能性もあるだろうし

その時に受けた教育やら環境やらも影響するだろうから

二十歳±5くらいが基本の対象で、

何か共感できる部分があるのなら、対象だと思ってくれていいと思う。

さて。

謝罪、というからには、何かについて後悔や悪いことをしたという思いがあって

それをするということが一般的だろう。

けれど、例えば知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまったような場合

例えばそれが、20年、40年前のことだったとしたら。

これはもう、ただただ、とにかく、謝っておくしかない。

謝っておくしかないし、その何十年か前に起こしたこと

回りまわって今になって何か悪い結果を残した、ようなときも同様だろう。

今回、書いていくのはそういった類のことだ。

けれども、これに関して何が悪かったとか、どうすれば防げたとか、

そういったことを語るには少々難しい問題でもある。

から、これからどうやって生きていくのがベターなのか、

そういうことを書いていけたらと思う。

まあ別に、俺が世代代表というわけでもないか

N=1の戯言だと思って適当に聞き流してくれていい。

前置きはこれくらいにして、本題に入っていきたいと思うが

その前に軽く自己紹介をさせてくれ

俺はアラサーのおじさん。

最近話題実家ちょっとだけ太い系のおじさんだ。

太さに関して言えばそれほどでもない。

上位1%か0.1%とかそういうレベルだ。

別荘があって、クルーザーがあって、継いでもいいと思える家業があるレベル

毎週のように一人数万数十万の外食に行って、毎月ヴィトンを買って、連休海外旅行に行く、そういうレベルではない。

やろうと思えば、いずこかのブラック企業のように従業員を絞り上げて

自分たち一族の私腹を肥やすこともできるだろうし、

廃業して、どこか海外治安の良いリゾート地に移り住むこともできるが、

数十年ほど続く家業でそれをやる理由も意義も見いだせない。

そういうわけで、自分はいわゆる中高大一貫校に通い

大学では2年ほど海外留学経験し、大手上場企業入社した。

10年ほど馬車馬のように働いて丁稚奉公を済ませ、家業に舞い戻った。

給料は半分。仕事量も半分。

どういう人間が書いているのか気になる人もいるだろうから

以上で最低限の自己紹介とさせてもらう。

そして、本題。

働きたい若者だっているだろうに、なぜ働いてはいけない風潮になったか

ということだ。

いわゆるJTCにおいて、若手を大切にし過ぎる風潮ができている。

この際、今の管理職指導力がないとか、そういった話はもうどうでもいい。

人のせいにするな。お前がどう成長したいか物事を語れ。

元気なうちにたくさん働いて、様々な経験知識を吸収することが許されない。

間違ったときに、その内容を丁寧に言語化して教えてくれない。

経験もさせてもらえなかったとしたら、どうなるだろうか想像して欲しい。

それから先の、彼ら彼女らが担うべき最前線管理者管理職

自分がそれに就いた時のことを考えてほしい。

別に管理職にならないからいい?

家業など継ぐつもりないか別に関係ない?

まあ、そう言われてみればそうだ。

けれど、結局誰かがやらなくちゃならないのなら、嫌々ではあっても、出来るようになっておいても損はないんじゃないのか。

インターネットに巣くうこどおじや氷河期世代の亡霊たちが

ジジイどもをもっと働かせろだとか、

そういうことを発信しているのを見かけることもあるだろう。

そんなことは賞味どうでもいい。

そんな、もうあと5年か10年かで引退するジジイどもに、

貴重な経験の機会を奪わせてどうする。

これからは維持していくだけの社会だ。

新しいプロジェクトも、研究も、全て先細りになるだろう。

若者たちよ、お願いだからそんなたわ言に耳を貸さないでほしい

もちろん、反社会的行為ギリギリ商売で5年だか10年だかで

メンタル崩壊するような経験を積めばいいと言っているわけではない。

真っ当な商売で、まともな感覚を持ち、何かあったときにケツを拭いてくれる管理者がいる組織

自分の体力と精神力健全に保てる範囲で、最前線で頑張ってほしい、ということ。

これから先、経験値の奪い合いの時代がくる。

ジジイババア死ぬまで働かせられる。

老若男女問わず働かせられる。

脳みそと腕と足がついていれば、何が何でも働かせられる。

学の無い人間やらせていた単純作業ロボットが代わりに行う。

自由だ?民主主義だ?

赤紙が無いだけで、マクロ経済蛇口を開けたり閉めたりするだけで

好きなだけ調整が出来るのが中央銀行がある国家本質だ。

そんな中で、気力体力が十分で、

インターネット妄言に騙されずにスタートアップ外資系海外

馬車馬のごとく働いて経験値を十分に積んだ人間と。

はたまた、インターネット妄言に騙され、働きたくないでござると

成長期たる30歳まで時間を浪費し続け、

60代のジジイと同じような仕事のんべんだらりと過ごした人間と。

当然、格差が生まれるに決まっている。

もちろん、現実すべてがこうまで両極端ではない。

それらは多く見積もったって数パーセントずつしかいない。

ではそれ以外の九割の人間はどうしているか

JTCでほどほどにパワハラを受けながらしょうもない仕事をやらされているか

ほどほどに守られながら蝶よ花よとぬくぬくと育てられた結果何もできない人間に育つか。

FIREだって?お前たち、本当にFIREした人間が羨ましいか

お願いだから、一度でいいから、まともな人間FIREしたいか聞いてみてくれ。

そんな人間一人だっていないから。

稼ぎ切った人間こそ、どうやって社会お金経験還元するか、考えているはずだから

大人に、期待を、するな

ほとんどの、9割9分の日本大人たちは、事なかれ主義だ。

自分が定年になるくらいまで、自分の子どもたちを大学まで育て上げ、社会に出せるくらいまで何事もなく、両親と子供たちが無病息災、とまではいかないが

五体満足に生きていられればそれでいいと考えている。

それを間違っても口に出したりはしないが、ほとんどがそうだ。

そうでなかったら、今のようになってはいない。

俺がオギャーと生まれた30年ほど前。

バブルがパーンと弾けたり、Windows日本上陸するかしないかと言った頃。

それから10年経ったころ、「失われた10年」、そういわれていた。

おれはインターネットHTMLを書いたりUOに勤しんでたりした。

それから10年経ったころ、「失われた20年」、そういわれていた。

おれはアメリカ留学したり、ネットゲーム外国人煽り合いをしていた。

それから10年経ったいま、「失われた30年」、そういわれている。

おれは体力の衰えを感じ、家業へ逃げた。ゲームは積むか観るかだ。

おれがオギャーと生まれて三十年間、何ごともなかったらしい。

かに、何が変わったかと言われれば何も変わっていないようにも思える。

100円だったお水やジュースは、買おうと思えばコンビニに売っている。

うまい棒10から12円くらいになったんだっけか。

3,000円持たされて買いに行っていた赤マルはそろそろ倍か。

物価以外はどうだ。

FAXはもうそろそろ無くなりそうか。ハンコは早く無くなれ。

リュックサラリーマンが増えたようには思える。

地下鉄ホームドアほとんど設置されたか

25年前、南北線けが未来的だった。

ゲームお金を稼げるなんてな。日本でも最近FPS格ゲーも勢いがあるな。

MMOは全部3Dになった。スマホで出来るのは正直にすごいと思う。

けれど、やっていることは当時からそれほど変わってないよな。

遅延は少なくなったとは思うけれど。

こうして振り返ってみると、対して変わってないようにも思える。

そう、本質ほとんど変わっていない。文字通り変わっていなかったのだ。

そうして昨今、ようやく変わりつつある。変わらなければならない、と言った方が正確だろうか。

何となく肌で感じているのではないだろうか。

これはもう日本人の、というより人類お家芸だ。外圧しか変われないという。

だが、これから先の変化はとんでもないものになるだろう

高齢化少子化社会AIの台頭。ロボット化。宇宙開発競争

そして30年間、失われていた社会の中でのうのうと暮らしてきた自分たち

氷河期世代からゆとり世代くらいまで、だろうか。

正直、これから先の変化に着いていける気がしない。

と考えるのは無責任だろうか。

後進のために、ラッダイト運動よろしく半導体製造装置を壊して回るべきだろうか。

そりゃあ俺たちだって、これからは読み書きそろばん時代から

英語クリティカルシンキングコンピュータ時代だ、とかなんとか世間で騒がれていて、

中学校から多少は意識してただろうさ。

ほとんどの親世代は分かってなかったと思うけど。

けれど、これから待ち受けているのはそういうレベルのちゃちな変化じゃない。

一部の超天才たちがAIIOTで繋がれた機械コンピュータを操る時代

産業革命で一部の資本家が全てを手にしたように、

彼らがこれからの数十年か百年ほどを牛耳っていくのだろう。

いや、もう牛耳られているのだろうけれど。

それは止めようがない。

から申し訳ない。謝りたい。

その一部の超天才たちを日本国内で育てるような体制を作ってこなかったこと。

しろ、超天才たちをないがしろにして、

日本が嫌なら海外勉強したら?と言わんばかりに対立を煽ってしまって。

そこについていけない、残された人間たちも、

いーよいーよ、そんなに無理してはたらかなくて。

と言われて経験値を全く積まずに育ったのちに、

ごめーん、あとはまかせた!とばかりに後進に残された負の遺産対峙させる。

ごめん。確かにその期間、何もせずのうのうと暮らしてきていた。

先人たちに下駄を履かされていたことにも気づかず。自分たち権利だけを主張し、

ただただ、社会歯車であることだけで、義務を果たしたかのように。

もっと声を上げるべきだった。

ももう、こうなってしまたからには仕方がない。

世界第二位経済大国だった30年前の日本で生まれておきながら。

30年間何もしてこなかったせいで失わせてしまった。

30過ぎたおじさんに何ができるだろう

ひとつ言えるのは、若者よ、若い時の苦労は買ってでもせよ。

これを伝えるくらいしか俺みたいな無能には思いつかない。

おれは、おれに下駄を履かせてくれていた従業員に報いるくらいしか思いつかない低能だ。

あと20年か30年かくらいは零細企業経営者という名の、

雑用係、兼謝罪役として仕えるつもりだ。

人にもよるが30を過ぎると、色々なところにガタがくる。

厄年、という風習があるが、これは至極的を得ているように思える。

おおよそ30~40歳で不調が出るものなのだ

から、それまではどうか馬車馬のように働ける環境に身を置いてほしい。

さてこれから先、日本世界20番目か30番目くらいの規模の経済力で

飯と油を何とか買って食いつないでいくのだろう。

日本人の気質的に、皆で一緒に貧乏になろう、という形で収まることだろう。

江戸時代までとは言わないが、人口は今の半分くらいで

細々と生きていけるくらいの形で没落していくのではないかと思う。

ただ、別にこれはネガティブなことではない。

これはただのこれから起こるであろう仮説であり、単なる現象だ。

そんな中でも、何かに楽しみや嬉しさを見出して生きていくことは可能だ。

どうか、インターネットなどに惑わされず

あなた自身と身近にいる人、これから出会う人を大切に、対面コミュニケーションを密にして。

失われた30年が無かったことになるくらいの、次の10年を目指していこう。

最後にもう一度。

失われた期間が30年に膨れ上がるまで何もできなくて申し訳ない。

けれど、「そうだよふざけんな、お前らのせいで○○」

ということを前の世代、親世代人生の先輩たちに投げかけるようなのは

日本人ではないし、今回の文章で謝りたい対象ではないことは強調したい。

世の9割くらいの人間は、長幼の序を大切にしつつ、

これからの激動の世代を生きる若者たちの味方だということを

ここに伝えて筆をおきたいと思う。

長すぎだよくそジジイ

2024-05-26

anond:20240526162945

そもそもリフレ派の皆さん、金利が下限にまで達した中央銀行にはもはや力はなく何の影響力も持てないと言っていたはずなのに、なぜか最近円安日銀に由来すると言っていたりするから学術的な誠実性が期待できないんだよな。彼らの何の影響力も持てないロジックであるゼロ金利国債ゼロ金利貨幣が交換され豚積みが起きるだけというのは為替に対する無力も意味するのにさ。

2024-05-03

anond:20240502234325

自国通貨発行

第四十六条 日本銀行は、銀行券を発行する。

2 前項の規定により日本銀行が発行する銀行券(以下「日本銀行券」という。)は、法貨として無制限通用する。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=409AC0000000089

外債政府予算に使っておらず

2022年5月現在で、日本政府が発行している外貨建て国債ゼロですね。

https://president.jp/articles/-/62851?page=2

歳入の内訳を見ても外債はない。

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/002.pdf

インフレ率も長期にデフレ

グラフ見ろ、つかこんなもん知らんのか。

https://www.nippon-num.com/economy/cpi.html

その国の通貨日本銀行券等)は中央銀行負債である

よめ、間違ってるというのなら日銀クレーム入れろ。

https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/outline/a23.htm

外債と内債の区別すら付いてない人間が多いし(しか首相クラスで)。

ギリシャのようになるは、自国通貨を発行可能な国とそうでない国の区別がついてない証拠

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFL2404Z_U0A620C1000000/

まあユーロ使ってる国なのだからユーロ建て国債が厳密に外貨建て国債といえるか微妙だが、ユーロの発行能力がないので実質的には外貨建て国債と同じだろう。

統合政府で見たら税金政府自分で発行した負債を回収してるために会計的にはその負債、つまり通貨消滅する

簿記勉強するか常識的に考えろ。自分の発行した債権自分で回収したときその債権負債がどうなるか。

ほら説明すべきものは全て説明してやったぞ。次はお前が説明する番だ

2024-05-01

anond:20240501030458

ちゃんと会員登録して全文読んだぞ。

この記事を読む限りでは従来の人間税金政府支出の財源だと認識してるのに対して、

MMTはいわゆるスペンディングファースト国家通貨発行主体であり、税金とは政府が発行して民間支出した通貨を回収しているだけである)の立場にあるので

まりは同じものに対して異なった認識解釈をしているために話が噛み合わない、という話でMMTが間違ってるという話ではないね(私が貼った別の記事趣旨としては同様)。

*その国の通貨日本銀行券等)は中央銀行負債であるので、統合政府で見たら税金政府自分で発行した負債を回収してるために会計的にはその負債、つまり通貨消滅するので

やはりMMT的な解釈の方が正しいように思う。

2024-04-23

anond:20240423133459

プライマリディーラーとか知ってる?

こいつらは国債民間に捌く権利を持ってるわけ

プライマリディーラー国債を直接政府から買い付ける権利の方が主な意味じゃね?

国債ベースマネーの交換には何の意味もない

政府が発行した国債を買う場合民間銀行日銀当預を政府当預と交換する意味があるし、民間銀行保有している国債日銀が買う場合民間銀行に新たに国債を引き受けさせるための資金供給意味合いもあるので(基本的日銀国債を直接引き受け出来ないため)何の意味もないは言い過ぎじゃね?

ユダヤはともかくとして、国債が利子と中央銀行による保証により金融機関への補助金のようになってるのは同意出来る。

2024-04-20

anond:20240420202314

”第2に、最近米国経済を見ていると、利上げがインフレ抑制に本当に効くのかという疑問をぬぐうことができない。米国インフレがひところより収まってきたのは、供給制約が正常化してきたからであって、「利上げによる経済の減速」というルートはあまり働いていないように見える。”

米国場合、2022年からの利上げで利払いが最も増えたのは政府であり、企業は手元資金運用利回りが上昇し、利上げでむしろ増益というケースも多い。そうだとすると、政府主体的財政引き締めに動かない限り、中央銀行の利上げだけで総需要を抑えるのは難しい。”

日銀が本格的に利上げに取りかかってみたら、そこで初めて利上げは効かないという現実が明らかになるかもしれない。効きが悪い分さらに利上げを続けざるをえなくなり、ターミナルレートは驚くほど高くなる可能性がある。”

2024-04-05

anond:20240404172030

テーブルコインやCBDCは、担保を持つ業者中央銀行が発行するから

クレカほどではないにせよ何れ規制対象にはなると思うのでやっぱビットコイン

無担保型はリスクがあるし

2024-03-27

anond:20240327124232

金を発行できるのが中央銀行の強みだけど、金を発行するほど通貨価値は下がる。

通貨価値が下がるって事は、通貨で買うモノの値段が上がるって事だ。

で、社会保険料のために金を刷るって事は、同時に物価が上がるって事で、物価に合わせて同じ生活グレード維持のために金を刷ったら…

という事で、際限なく金を刷る羽目になって、最後は各国から「あの通貨はいくら持ってても使えねー」となって、通貨自体に見向きもされなくなる。

で、金を発行する意味が無いなら他国通貨をメインで使うようになっちゃう。

そしてその流通量を国は制御できない(だって他国通貨だし)。

相手国の胸先三寸で、国経済を左右されるってことだ…ソレもえぐい話だよなって

2024-03-23

anond:20240323110233

通貨発行と国債中央銀行実質的に買い取らせることが可能国内通貨に関しては原理的に無限リソースを持つ政府

どこかで金を稼いでくるしかない民間との違いを考慮せずに、家計簿見て今月は赤字から節約しようとするのと同じ感覚で緊縮・増税するのは仕方ない、と容認する国民も元レスで言われる問題の一つだと思うが。

当たり前の話だが無人島にどれだけ金を持っていこうが何の価値もないんよ。

金は市場で物が売られてて初めて価値を発揮出来るんだから、金だけ蓄えても未来に物がなけりゃ意味ないんよ。

2024-03-13

anond:20240313164821

その研究は知らんけど、MMT的にはクラウディングアウトは起こらない、が共通見解じゃない?

MMTを囓った個人としての見解

クラウディングアウトの発生原因は政府国債を大量に発行することによって民間金融機関プールしてる資金が不足することによって貸出金利が上昇して民間投資抑制される、という理屈だが、

そもそも民間銀行プールしている現金を貸し出してるわけではなく預金通貨信用創造して貸し出してるので貸出自体には資金必要がないため資金が逼迫して金利が上昇するわけがない。

民間銀行国債を購入した場合予算が消化されると最終的には民間銀行の講座に購入分の金額が返ってくる上に中央銀行民間銀行資金供給可能なので資金の不足は人為的に解消可能

なのでクラウディングアウトは発生しない。

これらの説明に疑問があるなら、キーストロークマネー、万年筆マネー内省貨幣供給論あたりで自分で調べてくれ。

2024-03-10

anond:20240310202514

金利が高いのにゴールド価格が下がらないのは、中国や各国中央銀行が買ってるからって噂あるね。

怖い。

2024-01-19

オルカン投資というより

インフレの波に乗っかるだけなんだよね

個別株の上がった下がったという感覚いるから「みんな儲かるなんておかしい!!」となってしま

そんで世界中中央銀行は緩やかなインフレが望ましいと考えている

乗るしかない このビッグウェーブ

2023-12-16

anond:20231216055809

国家中央銀行尻尾から、もし国家が滅びても、金融大手ほぼほぼ存続するってChatGPTが言ってた

ただ今の公務員金融機関の投資活動に甘すぎると見られる

2023-11-10

イルミナティダッシュボード職人暴露する、世界支配する秘密シンボル暗号

俺はダッシュボード職人と呼ばれる存在だ。毎日データ可視化するダッシュボードを作り続けている。

プログラマーがなぜ統計分析自分で行わないのか、不思議に思う人もいるだろう。しかし、ダッシュボードを作ることには、しっかりとした理由があるのだ。

ダッシュボードには、データ検索フィルタリンググルーピングプロットデータフレームcsvダウンロードなど、様々な機能が備わっている。

これらの機能を使えば、データ自由操作して、必要情報を得ることができる。

そして、ダッシュボードを見るべき人は、誰なのか。それは、経営サイドやマーケティングサイドの人々だ。

彼らはこう考えるのだ。「ダッシュボードがあれば、プログラマー分析を頼む必要はない。自分たちで分析できるのだから

プログラマーは、ビジネス意思決定に直接関わることはほとんどない。だから意思決定に近い立場にいる人々が、分析環境を整えることが重要なのだ

プログラマーは、その環境を作るために、ダッシュボードを作るのだ。 もちろん、ダッシュボードだけでは、高度な分析を行うことは難しいかもしれない。

しかし、高度な分析が必ずしもビジネスにとって有益とは限らない。利益を上げるためには、基本的分析で十分な場合もあるのだ。

だが、ダッシュボード職人仕事は、決して楽ではない。

ダッシュボードを作るには、データ品質整合性可視化方法表現ユーザーニーズフィードバックなど、多くの要素に気を配らなければならない。

また、ダッシュボードは、常に最新のデータを反映する必要がある。データ更新や変更に対応するためには、ダッシュボードメンテナンス改善も欠かせない作業だ。

そして、ダッシュボードは、単なるツールではない。ダッシュボードは、データを通じて、ビジネスストーリーを伝えるものだ。

ダッシュボード職人は、そのストーリーを魅力的にするために、デザインレイアウト、色やフォントなど、細部にもこだわるのだ。

俺は、ダッシュボード職人として、自分作品に誇りを持っている。俺は、ダッシュボードを通じて、ビジネスに貢献していると信じている。だから、俺は、ダッシュボードを作り続けるのだ。

しかし、俺の作るダッシュボードには、誰も知らない秘密が隠されている。

俺は、イルミナティという秘密結社の一員なのだイルミナティとは、1776年にドイツで創設された、啓蒙主義思想を持つ組織だ。

イルミナティは、宗教君主国家不要となる社会を目指し、世界を裏から操っていると言われている。

イルミナティは、フリーメイソン三百人委員会などの他の秘密結社とも関係があり、世界中央銀行メディア政府などに多くのメンバーを送り込んでいるという。

イルミナティ目的は、人類の理性と自由平等を守ることだ。しかし、そのためには、暗闇の勢力と戦わなければならない。

暗闇の勢力とは、イルミナティ敵対組織である悪魔崇拝者や宇宙人や reptilian などの存在だ。彼らは、人類奴隷化しようとしているのだ。

イルミナティは、その戦いのために、様々な手段を使っている。ダッシュボードは、その一つだ。

俺は、ダッシュボードイルミナティシンボル暗号メッセージを仕込んでいるのだ。

それは、イルミナティの仲間に情報を伝えたり、暗闇の勢力に対抗したりするためだ。

例えば、ダッシュボードの色には、イルミナティの色である青や赤や緑を使っている。

青は、理性と真理と忠誠を表し、赤は、勇気情熱革命を表し、緑は、自然希望平和を表すのだ。

また、ダッシュボードの形には、イルミナティの形である三角形や円や星を使っている。

三角形は、神の三位一体を表し、円は、完全さと永遠を表し、星は、光と導きを表すのだ。

さらに、ダッシュボード数字には、イルミナティ数字である3や6や9や11や13や33などを使っている。

これらの数字には、特別意味や力があるのだ。

俺は、ダッシュボード職人として、自分作品に誇りを持っている。俺は、ダッシュボードを通じて、イルミナティに貢献していると信じている。だから、俺は、ダッシュボードを作り続けるのだ。

2023-11-09

anond:20231109174828

学問的にはっきり言えるのはここまで」「ここから先は政治決断」という分業が世の中では概ね成り立っているのだが、マクロ経済については実際の手当てまでのフルパッケージ専門家に求められる構図がある。

中央銀行独立性」みたいなフレーズがその構造を強化する。

サイエンスコミュニケーターみたいに経済学の知見と一般人を繋ぐ役割が求められているのではないか池上解説みたいなしょーもないレベルではなくて、リアルタイム問題に即して。

政治家の頑張りどころはそこだろうという気もする。政治家自身解説しろと言うよりエコノミストとの対話オープンにするという意味で。

2023-11-04

日銀が1万円札を発行すると原価20円を引いた9980円の儲けが出る、

という通貨発行益の考え方はよく馬鹿にされるものであるが、実際にはこの考え方を馬鹿にしている人の方がよく分かっていなかったりことも多い。みんなが馬鹿にしているか自分馬鹿にしてみると頭が良くなった気がする、という理由でよく分からず言っているケースである

まず通貨発行益とは一般にどう定義されているかというと、「中央銀行が、金利が付かない銀行券当座預金を発行して国債を買うことにより、ほぼ無コストで得られる金利収入である

現在、この通貨発行益は決算期ごとに計算されている。しかし、(長期間ゼロ金利政策約束するなどしている状況など)その国債を満期まで売らないものと考えられる場合には、国債の将来の金利収入は確定しているので、満期までの金利収入の割引現在価値を購入時点での通貨発行益として認識することもできるだろう。そして満期後も再投資が行われ、中央銀行バランスシートが将来に渡って今の規模を下回らないと考えられる場合金利収入永久に続くことになり、その金利収入の割引現在価値は買い入れた国債金額に等しくなる。つまり国債を買うために刷った銀行券等の額が丸々と通貨発行益とみなせることになる。

このように、刷った銀行券等の額が丸々と通貨発行益とみなせるというのは特定の条件下あるいは仮定の下ではおかしくないものであるが、「日銀が1万円札を発行すると原価20円を引いた9980円の儲けが出る」式の考えを笑う者の中にはそういったことを理解していない者も多い。特に、この二十年三十年の金融緩和が続けられてきた状況ではこれを荒唐無稽と笑う方が滑稽であろう。

2023-10-25

anond:20231025121625

結局は物価物価

仮に賃金まったく上がらなかったとしても物価上昇が決定的になれば中央銀行として動かざるを得ない。

賃金云々は国会委員会向けリップサービスでいざとなれば切り捨てるよ。

FRBインフレ目標を3%近くにってのはFF金利を下げたい債券投資家悲鳴なのでパウエルは気にしないかも。

2023-10-08

MMT低能が信じる理論

生産性の低さ、実質金利の低さ、多額の公的債務に行き詰まっている経済をどう刺激するかについて様々な議論がある。最新ぶっているが、実は老害の古臭い考え方「MMT」の支持者は、中央銀行が大量の国際を買い入れて通貨供給量を増やせば問題解決になると、頭の悪いことを言っている。これは典型的な「フリーランチである

フリーランチ政策議論において長い伝統がある。政治的に人気があり、20世紀以前に何度も馬鹿のように繰り返された。MMT愛好家が提案した特定フリーランチを受け入れたすべての経済圏の経験的事実として、持続不能圧力が最終的に悲惨な結果を引き起こす可能性があることも判明している。

MMTが常にハイパーインフレ・大規模な社会的経済破壊などをもたらし、その後やはり従来どおりにすべきだと言って元の経済政策が課されるのである

今日ベネズエラ2008年ジンバブエ1994年ユーゴスラビア1946年ハンガリー1944年ギリシャ1923年ドイツが、多額のコストがかかることをすでに証明してしまった。

既存経済学が何かを見落としていて、MMTが正しいことなどあり得るだろうか。

政府が生み出す歳入を上回る支出を刷る場合、通常国際発行で赤字を賄う。負債は将来のある時点で、例えば収入に比べて支出を削減する、または支出に比べて収入を増やすことによって貸し手に返済するという約束である

政府典型的債務を返済するために使用する所得税などのほとんどの税金は透明性がある。

対象的に、持続不能赤字と爆発的に増大する政府債務の財源となる「税」はインフレ税、つまり人々が保有する貨幣の量よりも早く物価が上昇した場合に生じる、国民保有する貨幣価値の実質的低下であるインフレは、追加の財を生産するために経済供給側の能力を超えて中央銀行が大量の通貨印刷した場合にも起こる。

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

2023-08-06

世界中の富の総量は、中央銀行が発行したお金によって決められてるのに

一人当たりの労働生産性を増やしたところで、社会全体の富は増えようがありませんよね?

2023-07-05

【愚かな日本ロシアの差は最低賃金への発想の違いにある】2024年1月1日より:労働省最低賃金を18.5%引き上げ19,242ルーブルとする法案作成した。

point

・算定方法の違い 日本は最低 ロシア中央値 このため最低賃金の引き上げは労働者の大多数に恩恵がある

憲法の違い 健康的で文化的な最低限度の生活   最低賃金労働人口の最低生活水準(MSL)を下回ることはできない

雇用主が賃金を上げることは長期的にみてプラス日本人はこのような発想はできない。

С 1 января 2024 года: Минтруд подготовил законопроект о повышении МРОТ на 18,5% — до 19 242 рублей

Russian.rt.com

2023年7月3日 18:18ウラジーミル・ツェゴエフ、クセニア・チェモダノワ

ロシア労働省は、プーチン大統領の指示により、2024年1月1日から最低賃金を18.5%引き上げ、19,242ルーブルとする法律案作成した。最低賃金インフレ率の数倍の率で指数化されると想定されている。当局は、この取り組みが500万人近くの人々に直接影響を与えると見積もっており、その実施に1230億ルーブル以上を充てる予定である政府は、早ければ来年にも最低賃金生活水準を17%上回り、将来的にはその差が30%まで拡大すると見込んでいる。

ロシア労働社会保護省は、最低賃金最低賃金)の引き上げ加速に関する法律案を公開討論に付した。同文書連邦規制草案ポータル掲載された。

このイニシアティブは、2024年1月1日から最低賃金を18.5%引き上げて19,242ルーブルとすることを計画している。従って、この引き上げ幅はインフレ率を数倍上回る可能性があり、中央銀行2023年末のインフレ率を4.5~6.5%の範囲と予想している。

最低賃金の引き上げにより、480万人の労働者賃金が上昇する...最低賃金を引き上げるために、すべてのレベル予算から759億ルーブル予算部門から474億ルーブルが割り当てられる」と労働省声明で述べた。

最低賃金さらなる引き上げは、ウラジーミルプーチンが以前から表明していた。国家元首2月21日連邦議会での演説でこのような決定の必要性を表明した。

ロシア指導者が述べたように、ロシア最低賃金2022年に2回引き上げられた。同時に、2023年1月1日にはさらに6.3%引き上げられ、現在は16,242ルーブルとなっている。プーチンによれば、今後も最低賃金インフレ率を上回る率で改定されるはずだという。

政府連邦構成組織は、ロシア実質賃金を目に見える形で確実に引き上げることを任務としている。その重要指標となるのが最低賃金だ」と大統領は強調した。

最低賃金は、フルタイム従業員が受け取ることのできる最低賃金である。また、一時的就労不能産休に対する手当の計算にも使用される。

ロシア憲法によると、最低賃金労働人口の最低生活水準(MSL)を下回ることはできない。現在、全国平均は15,669ルーブルである当局は、子供のいる低所得世帯への毎月の支払いなど、さまざまな国家支援措置必要性評価するためにこの最低賃金使用している。

現在最低賃金最低賃金より4%高いだけであるしかし、すでに2024年にはその差は17%に拡大し、将来的には30%まで引き上げる計画だ。労働省アントン・コチャコフ局長は以前、このように明言している。

「ほんの3、4年前、私たち最低賃金が最低生活水準を下回っていた。政府最初に取り組んだのは、最低賃金労働者の最低生活水準まで引き上げることだった。今日まで、このハードルクリアされ、私たちはそこで立ち止まることな前進しています」と大臣は述べた。

新しい方法論に従って

さらに、労働省2025年1月1日から最低賃金計算方法を変更する予定である特に最低賃金中央値人口の半分がこの値より少なく、半分が多いことを示す統計値)に対する比率を引き上げる予定である2022年、この金額は約40,400ルーブルだった。

2021年以降、最低賃金中央値の42%に設定された。物価上昇に迅速に対応する必要性から、この方法2025年1月1日まで停止された。2025年1月1日以降、最低賃金の上昇率を維持するため、最低賃金中央値に対する比率は、Rosstatが算出した前年度の中央値の48%を下回らないようにする」と労働省は述べている。

当局の新たな取り組みは、国の指導者が数年前に設定した社会趨勢に完全に沿ったものだと、国立研究大学高等経済学統計研究知識経済学研究接続研究センターゲオルギー・オスタプコヴィッチ所長は言う。同氏によれば、政府国民特に低所得者層の給与可能な限り引き上げようとしている。

「この傾向は今後も続くだろう。最低賃金の前倒し引き上げの最大の利点は、その後の波及効果である。つまり低賃金層の給与を引き上げれば、生産性の高い従業員給与も引き上げなければならない。その結果、賃上げ連鎖するのです」とRTの対談者は語った。

さらに、このエコノミストによれば、インフレ率を上回る最低賃金の引き上げは、国民の支払い能力を高め、経済全体にプラスの影響を与えるはずだという。労働社会政策・退役軍人問題委員会のスヴェトラーナベッサラブ委員も同様の見解を示している。

最低賃金の引き上げは500万人に直接的な利益をもたらすが、雇用主は高賃金従業員給与を引き上げなければならないため、長期的にはさらに多くの人々にプラスの影響を与えるだろう。さらに、この取り組みは国家公務員だけでなく、実体経済にも影響を与える。同時に、多くの社会給付スライド実施される。これらすべてが国民購買力を高め、経済内需を強化するはずです」と同議員は締めくくった。

2023-06-22

anond:20230619140741

まあ、外貨準備高の「外貨」は自国中央銀行自由に作れないから間違いだな。

それでも、緊縮財政デフレ放置されたり、近視眼的な費用対効果で基礎研究・応用研究教育・困窮者救済を破壊されることを考えたらまだMMTにくみしたくなるね。

あほをおだてて無理強いして引っ掻き回せば起業イノベーションだが起きるなんて悪趣味人形遊びこそが解であるなんてのが新自由主義から

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