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2024-06-04

とあるアラサーの釈明あるいは弁明

若い人たちへ。

ごめんな、初めに謝っておく

これから書き連ねるのは、くだらない懺悔言い訳だ。

若い人、といってもどのくらいの年代に向けてのもの

これを書いている俺にもわかっちゃいない。

ただただ、世の中の分断というか、世相の居心地の悪さに、いたたまれなくなっただけのこと。

いわゆるデジタルネイティブとか。

コロナ禍を高校大学生または社会人成りたての頃に経験したとか。

そういう世代対象にはなるとは思う。

もちろん、これは地域によって異なる可能性もあるだろうし

その時に受けた教育やら環境やらも影響するだろうから

二十歳±5くらいが基本の対象で、

何か共感できる部分があるのなら、対象だと思ってくれていいと思う。

さて。

謝罪、というからには、何かについて後悔や悪いことをしたという思いがあって

それをするということが一般的だろう。

けれど、例えば知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまったような場合

例えばそれが、20年、40年前のことだったとしたら。

これはもう、ただただ、とにかく、謝っておくしかない。

謝っておくしかないし、その何十年か前に起こしたこと

回りまわって今になって何か悪い結果を残した、ようなときも同様だろう。

今回、書いていくのはそういった類のことだ。

けれども、これに関して何が悪かったとか、どうすれば防げたとか、

そういったことを語るには少々難しい問題でもある。

から、これからどうやって生きていくのがベターなのか、

そういうことを書いていけたらと思う。

まあ別に、俺が世代代表というわけでもないか

N=1の戯言だと思って適当に聞き流してくれていい。

前置きはこれくらいにして、本題に入っていきたいと思うが

その前に軽く自己紹介をさせてくれ

俺はアラサーのおじさん。

最近話題実家ちょっとだけ太い系のおじさんだ。

太さに関して言えばそれほどでもない。

上位1%か0.1%とかそういうレベルだ。

別荘があって、クルーザーがあって、継いでもいいと思える家業があるレベル

毎週のように一人数万数十万の外食に行って、毎月ヴィトンを買って、連休海外旅行に行く、そういうレベルではない。

やろうと思えば、いずこかのブラック企業のように従業員を絞り上げて

自分たち一族の私腹を肥やすこともできるだろうし、

廃業して、どこか海外治安の良いリゾート地に移り住むこともできるが、

数十年ほど続く家業でそれをやる理由も意義も見いだせない。

そういうわけで、自分はいわゆる中高大一貫校に通い

大学では2年ほど海外留学経験し、大手上場企業入社した。

10年ほど馬車馬のように働いて丁稚奉公を済ませ、家業に舞い戻った。

給料は半分。仕事量も半分。

どういう人間が書いているのか気になる人もいるだろうから

以上で最低限の自己紹介とさせてもらう。

そして、本題。

働きたい若者だっているだろうに、なぜ働いてはいけない風潮になったか

ということだ。

いわゆるJTCにおいて、若手を大切にし過ぎる風潮ができている。

この際、今の管理職指導力がないとか、そういった話はもうどうでもいい。

人のせいにするな。お前がどう成長したいか物事を語れ。

元気なうちにたくさん働いて、様々な経験知識を吸収することが許されない。

間違ったときに、その内容を丁寧に言語化して教えてくれない。

経験もさせてもらえなかったとしたら、どうなるだろうか想像して欲しい。

それから先の、彼ら彼女らが担うべき最前線管理者管理職

自分がそれに就いた時のことを考えてほしい。

別に管理職にならないからいい?

家業など継ぐつもりないか別に関係ない?

まあ、そう言われてみればそうだ。

けれど、結局誰かがやらなくちゃならないのなら、嫌々ではあっても、出来るようになっておいても損はないんじゃないのか。

インターネットに巣くうこどおじや氷河期世代の亡霊たちが

ジジイどもをもっと働かせろだとか、

そういうことを発信しているのを見かけることもあるだろう。

そんなことは賞味どうでもいい。

そんな、もうあと5年か10年かで引退するジジイどもに、

貴重な経験の機会を奪わせてどうする。

これからは維持していくだけの社会だ。

新しいプロジェクトも、研究も、全て先細りになるだろう。

若者たちよ、お願いだからそんなたわ言に耳を貸さないでほしい

もちろん、反社会的行為ギリギリ商売で5年だか10年だかで

メンタル崩壊するような経験を積めばいいと言っているわけではない。

真っ当な商売で、まともな感覚を持ち、何かあったときにケツを拭いてくれる管理者がいる組織

自分の体力と精神力健全に保てる範囲で、最前線で頑張ってほしい、ということ。

これから先、経験値の奪い合いの時代がくる。

ジジイババア死ぬまで働かせられる。

老若男女問わず働かせられる。

脳みそと腕と足がついていれば、何が何でも働かせられる。

学の無い人間やらせていた単純作業ロボットが代わりに行う。

自由だ?民主主義だ?

赤紙が無いだけで、マクロ経済蛇口を開けたり閉めたりするだけで

好きなだけ調整が出来るのが中央銀行がある国家本質だ。

そんな中で、気力体力が十分で、

インターネット妄言に騙されずにスタートアップ外資系海外

馬車馬のごとく働いて経験値を十分に積んだ人間と。

はたまた、インターネット妄言に騙され、働きたくないでござると

成長期たる30歳まで時間を浪費し続け、

60代のジジイと同じような仕事のんべんだらりと過ごした人間と。

当然、格差が生まれるに決まっている。

もちろん、現実すべてがこうまで両極端ではない。

それらは多く見積もったって数パーセントずつしかいない。

ではそれ以外の九割の人間はどうしているか

JTCでほどほどにパワハラを受けながらしょうもない仕事をやらされているか

ほどほどに守られながら蝶よ花よとぬくぬくと育てられた結果何もできない人間に育つか。

FIREだって?お前たち、本当にFIREした人間が羨ましいか

お願いだから、一度でいいから、まともな人間FIREしたいか聞いてみてくれ。

そんな人間一人だっていないから。

稼ぎ切った人間こそ、どうやって社会お金経験還元するか、考えているはずだから

大人に、期待を、するな

ほとんどの、9割9分の日本大人たちは、事なかれ主義だ。

自分が定年になるくらいまで、自分の子どもたちを大学まで育て上げ、社会に出せるくらいまで何事もなく、両親と子供たちが無病息災、とまではいかないが

五体満足に生きていられればそれでいいと考えている。

それを間違っても口に出したりはしないが、ほとんどがそうだ。

そうでなかったら、今のようになってはいない。

俺がオギャーと生まれた30年ほど前。

バブルがパーンと弾けたり、Windows日本上陸するかしないかと言った頃。

それから10年経ったころ、「失われた10年」、そういわれていた。

おれはインターネットHTMLを書いたりUOに勤しんでたりした。

それから10年経ったころ、「失われた20年」、そういわれていた。

おれはアメリカ留学したり、ネットゲーム外国人煽り合いをしていた。

それから10年経ったいま、「失われた30年」、そういわれている。

おれは体力の衰えを感じ、家業へ逃げた。ゲームは積むか観るかだ。

おれがオギャーと生まれて三十年間、何ごともなかったらしい。

かに、何が変わったかと言われれば何も変わっていないようにも思える。

100円だったお水やジュースは、買おうと思えばコンビニに売っている。

うまい棒10から12円くらいになったんだっけか。

3,000円持たされて買いに行っていた赤マルはそろそろ倍か。

物価以外はどうだ。

FAXはもうそろそろ無くなりそうか。ハンコは早く無くなれ。

リュックサラリーマンが増えたようには思える。

地下鉄ホームドアほとんど設置されたか

25年前、南北線けが未来的だった。

ゲームお金を稼げるなんてな。日本でも最近FPS格ゲーも勢いがあるな。

MMOは全部3Dになった。スマホで出来るのは正直にすごいと思う。

けれど、やっていることは当時からそれほど変わってないよな。

遅延は少なくなったとは思うけれど。

こうして振り返ってみると、対して変わってないようにも思える。

そう、本質ほとんど変わっていない。文字通り変わっていなかったのだ。

そうして昨今、ようやく変わりつつある。変わらなければならない、と言った方が正確だろうか。

何となく肌で感じているのではないだろうか。

これはもう日本人の、というより人類お家芸だ。外圧しか変われないという。

だが、これから先の変化はとんでもないものになるだろう

高齢化少子化社会AIの台頭。ロボット化。宇宙開発競争

そして30年間、失われていた社会の中でのうのうと暮らしてきた自分たち

氷河期世代からゆとり世代くらいまで、だろうか。

正直、これから先の変化に着いていける気がしない。

と考えるのは無責任だろうか。

後進のために、ラッダイト運動よろしく半導体製造装置を壊して回るべきだろうか。

そりゃあ俺たちだって、これからは読み書きそろばん時代から

英語クリティカルシンキングコンピュータ時代だ、とかなんとか世間で騒がれていて、

中学校から多少は意識してただろうさ。

ほとんどの親世代は分かってなかったと思うけど。

けれど、これから待ち受けているのはそういうレベルのちゃちな変化じゃない。

一部の超天才たちがAIIOTで繋がれた機械コンピュータを操る時代

産業革命で一部の資本家が全てを手にしたように、

彼らがこれからの数十年か百年ほどを牛耳っていくのだろう。

いや、もう牛耳られているのだろうけれど。

それは止めようがない。

から申し訳ない。謝りたい。

その一部の超天才たちを日本国内で育てるような体制を作ってこなかったこと。

しろ、超天才たちをないがしろにして、

日本が嫌なら海外勉強したら?と言わんばかりに対立を煽ってしまって。

そこについていけない、残された人間たちも、

いーよいーよ、そんなに無理してはたらかなくて。

と言われて経験値を全く積まずに育ったのちに、

ごめーん、あとはまかせた!とばかりに後進に残された負の遺産対峙させる。

ごめん。確かにその期間、何もせずのうのうと暮らしてきていた。

先人たちに下駄を履かされていたことにも気づかず。自分たち権利だけを主張し、

ただただ、社会歯車であることだけで、義務を果たしたかのように。

もっと声を上げるべきだった。

ももう、こうなってしまたからには仕方がない。

世界第二位経済大国だった30年前の日本で生まれておきながら。

30年間何もしてこなかったせいで失わせてしまった。

30過ぎたおじさんに何ができるだろう

ひとつ言えるのは、若者よ、若い時の苦労は買ってでもせよ。

これを伝えるくらいしか俺みたいな無能には思いつかない。

おれは、おれに下駄を履かせてくれていた従業員に報いるくらいしか思いつかない低能だ。

あと20年か30年かくらいは零細企業経営者という名の、

雑用係、兼謝罪役として仕えるつもりだ。

人にもよるが30を過ぎると、色々なところにガタがくる。

厄年、という風習があるが、これは至極的を得ているように思える。

おおよそ30~40歳で不調が出るものなのだ

から、それまではどうか馬車馬のように働ける環境に身を置いてほしい。

さてこれから先、日本世界20番目か30番目くらいの規模の経済力で

飯と油を何とか買って食いつないでいくのだろう。

日本人の気質的に、皆で一緒に貧乏になろう、という形で収まることだろう。

江戸時代までとは言わないが、人口は今の半分くらいで

細々と生きていけるくらいの形で没落していくのではないかと思う。

ただ、別にこれはネガティブなことではない。

これはただのこれから起こるであろう仮説であり、単なる現象だ。

そんな中でも、何かに楽しみや嬉しさを見出して生きていくことは可能だ。

どうか、インターネットなどに惑わされず

あなた自身と身近にいる人、これから出会う人を大切に、対面コミュニケーションを密にして。

失われた30年が無かったことになるくらいの、次の10年を目指していこう。

最後にもう一度。

失われた期間が30年に膨れ上がるまで何もできなくて申し訳ない。

けれど、「そうだよふざけんな、お前らのせいで○○」

ということを前の世代、親世代人生の先輩たちに投げかけるようなのは

日本人ではないし、今回の文章で謝りたい対象ではないことは強調したい。

世の9割くらいの人間は、長幼の序を大切にしつつ、

これからの激動の世代を生きる若者たちの味方だということを

ここに伝えて筆をおきたいと思う。

長すぎだよくそジジイ

2024-06-01

的を得問題

そもそも、何故「的を得る」は「誤用」とされたのか?

 実は最初に「的を得る」を「誤用」と定義した辞書は、日本有数の権威ある辞書の一つである三省堂国語辞典」だそうです。それまで辞書採録されていなかった「的を得る」を掲載するにあたり、「的を射るの誤用」と記載したのだとか。

 しかしながら、近年になってこれが謝罪の上撤回されました。以下は「三省堂国語辞典編集委員飯間浩明氏のツイート

三省堂国語辞典』第7版では、従来「誤用」とされていることばを再検証した。「◆的を得る」は「的を射る」の誤り、と従来書いていたけれど、撤回し、おわび申し上げます。「当を得る・要領を得る・時宜を得る」と同様、「得る」は「うまく捉える」の意だと結論しました。詳細は「得る」の項を。

https://twitter.com/IIMA_Hiroaki/status/412139873101807616

 権威ある辞書が「誤用」という名の「冤罪」を生み出してしまった例ですね。

とのこと

俺の勝ち

anond:20240601183012

てか調べたらあってたし

三省堂国語辞典は、この「的を得る」という表現を長らく誤用として扱ってきたが、改版にあたり再検証実施、その結果、「得る」の字義を「うまく捉える」の意と捉えれば「的を得る」も誤用とは当たらないと結論づけ、《「的を得る」は「的を射る」の誤り》という従来の記述撤回している。

anond:20240601171904

なるほど。乱暴比喩に聞こえるけど的を得ているケースもあるんだろうね。

ついさっきも居たみたいだし

2024-05-25

自民党茂木敏充幹事長が、インターネット番組で「国民が求めているのはパンじゃない、サーカスだ」と発言した。「パンサーカス」は、古代ローマ民衆の支持を得るために取られた政策を指すが、現代では愚民政策意味合いが強い。

 

これは失言ではあると思うけど、けっこう的を得ているとも思う。パン給付金や減税、サーカス公共事業や国を上げたイベントと読み替えると、政治家視点で見れば「パンを与えても次のパンをよこせと調子にのる」。

一方サーカスを与えれば、賛成派と反対派が分断して勝手に争い、建設・開催されればそこそこ盛り上がり、汚職環境問題が起こったとしてもそのうち忘れられる。もちろんステークホルダーに公金をばら撒くことができる。

サーカスはやり得、逃げ得なのだ

2024-05-16

anond:20240512145508

そもそもなんでこんなにホスト流行ってるのかを考えた方がいい

なんでなの?詳しい人教えて欲しい

考えられるのは

メディア推し活やホストタレント流行たことによるハードルの低下

メンヘラ女子の爆増とメンヘラ女を受け入れる人が減った→なぜメンヘラ女子は爆増した?

ってことだけど、これが的を得てる気がしないのよね

2024-05-12

anond:20240512170949

価値がない・価値を産まない

的を得てると思った。そう伝えてるも同然だということを言ってる本人は気づいてない

2024-05-08

anond:20240314192743

日本ITがクソである原因の仮説として、覇気がない、というのは一理ある

他の人の説明、たとえば https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2311550 などは論点そらしでモヤモヤしたが、増田の説は的を得ているように感じる

そんな増田に考えてほしいことがある

それは日本IT企業の開発スピードがクソ遅いことの理由

海外企業はすごいスピードで新しい機能を追加していくが、日本企業は遅々として進まない印象を受ける

たとえば、日本証券会社取引ツールがとんでもなく古臭いのに対して、海外取引ツールモダンなだけでなく、実装が面倒くさそうな機能半年ぐらいの頻度で追加されていく

この差の原因を考えてほしいのだ

ではよろしく頼む

2024-04-26

anond:20240425135010

帰ってきましたので答えますが、それじゃ俺の言ってる「表現微妙な差を殺してる」例にはならないねえ。

何故かと言うと、「的を射る」と「的を得る」は使い分けるものじゃなくて、どっちか自分感覚に合う方を使うようなものから

俺が言ってるのは、「永遠」と「延々」のように、本来意味が違って使う場面も違う言葉を「響きが似ているから」って雑に同じように使うことを問題にしてるという話。

 

もっと有り体にいうと、辞書項目が別になる言葉混同するのが誤用による語彙の死。

同じ辞書項目の別の表記に過ぎないものの内に正解があるかどうかは、それ自体意味のない議論ではないけど別の話。

前者の例を挙げられるなら挙げなおして良いよ、俺も別に辞書項目全部わかってて喋ってるわけじゃないから、新しく問題意識を持てるならそれは歓迎。

2024-04-25

anond:20240425134049

飯間だろ。これか?

https://twitter.com/IIMA_Hiroaki/status/1386827829623410689

これは単純に「取り急ぎととりあえずは同じ意味」という話ではないよな。

他にあるんだったら示してくれ。

たとえば「的を射る/的を得る」のように、誤用を指摘する側は「普通に考えると的は射るものであって得るのはおかしい」と考えて「的を得るは誤用だ」と言っているにすぎないわけだが、それは「不失正鵠から言葉の由来や、「得る」という言葉が持つ意味あい、人々がどのようにそれらの言葉を使ってきたか、というグラデーションを塗り潰しているわけだ。

使い方に幅のある言葉について「唯一の正解はこの用法だ!」と言ってるのが誤用を指摘する側なのは明らかだよな。

2024-04-12

誤用だと言われていたけど誤用じゃなかった言葉

爆笑

本来意味は「大勢が笑うこと」なので一人で笑うときに「爆笑」を使うのは誤用である、とされることもあったが、実際には「爆笑」という語が使われはじめた昭和初期からすでに一人で笑う場面でも用いられていた。「大勢が笑うこと」説のほうに根拠がない。

的を得

「的は射るもの」なので「得る」は誤用である、とされることもあったが、もとを辿れば「不失正鵠」すなわち「正鵠を失わず」という慣用句であり(正鵠=的の中心)、それが「正鵠を失う」と肯定形で使われるようになり、その対義語として「正鵠を得る」という言葉が生まれ、そして明治末には正鵠を的に置き換えた「的を得る」や「的を射る」といった表現が出てきた、といったややこしい変遷があったもので、少なくとも「的を得るは誤りで的を射るが正しい」とはされなくなっている。

汚名挽回

汚名返上して名誉挽回すべきだ」とされることもあったが、もともと「挽回」という言葉は「回復」などと同じく「(悪い状態から)元に戻す」という意味なので、「病気回復する」などと同様に「不振挽回する」「衰運を挽回する」など、マイナス意味言葉と組み合わせて用いられることも多く、よって「汚名挽回」についても誤用でないとされる。「汚名挽回する」という表現明治末にはすでに見られる。

全然〜〜だ

全然」は「全然〜〜ない」のように否定形で受けなければならないので「全然〜〜だ」というような書き方は誤用である、とされることもあったが、実際には明治の頃から否定を伴わない形で多く使われており、「否定で受けなければならない」というルールには根拠がない。

敷居が高い

本来は「後ろめたいことがあって相手に会いづらい」という意味なので「高級店に入りづらい」などの意味で使うのは誤用である、とされることもあったが、この表現の要点は「後ろめたい」よりも「相手に会いづらい」という部分であり、そこから考えれば「高級店に入りづらい」などもあくま自然な応用の範疇で、誤用と言えるほどの意味の飛躍はない、とされるようになった。

役不足

本来意味は「能力に対して役目が軽すぎること」なので「役目に対して能力が不足している」という意味で使うのは誤用である、とされることもあったが、そもそもは「役に対して不足(=不満)を言う」という意味であり、「こんな難しい役目は私には無理だ」と不満を言うことも「役不足」の範疇だった。「彼には役不足だ」などと言って不満を含まない用法本来の使い方でない、とは言える。それも明治末にはすでに例があるので最近まれ用法ではない。ちなみに「役者不足」という言葉最近造語であると言われることもあるが、こちらも少なくとも昭和初期には現在意味での用例がある。

他には?

2024-04-09

anond:20240409094618

やーでもマジでこれ的を得てるかもよ

猫型自動車にしてかわいらしく意思表示するようになったら結構売れる気がする


確か小説漫画かなんかで、野生化したルンバに乗って旅をするみたいなやつも見た覚えが

2024-04-08

EVはEVを生かした設計ができないと意味が薄い

増田の指摘は的を得ていて、内燃機関から電気に変わって何が変わるのと言うのは仰る通りだと思われる。

それは何故かと言うと、現在EVは、内燃機関の基本設計を電動化しだけだから

PHEVなどはまだエンジン積んでるから仕方が無いにしても、EVにするんだったら、もうちょっとEVからできる事を追求するべきではないかと思う。

各社色々なコンセプトカーが出ているが、実際にはなかなか普及しない。

インホイールモータ

これがEVで望まれイノベーションの最たるもの。今までの内燃機関だと、中央に大きなエンジンがあり、それをシャフトなどを通じて物理的に力を伝え、2輪もしくは4輪を駆動するという仕組みだった。

その為の機構存在する事から設計制限がある。

これを、車輪の中、あるいは車輪のすぐ近くにモータを置いて、直接タイヤを回してやろうという考え方がある。これを「インホイールモータ」などと言う。

これにすることで、

こんなにいいならじゃあなんで製品化できねえの?と言う話としては、ホイール部分というのは最悪600℃とか超高温になり、10Gとか強い衝撃が加わるため耐久性問題があるのである

よく言われるバネ下質量が大きくなる問題については、実は制御である程度どうにかできるのだが、そのためのコストアップ結構キツい。

ただ、自動車業界は諦めていないので、いつかは商品化されて売れるようになると思う。ただいつになるかは不明

トヨタは小型モビリティから実用化を始めていて、まずはここら辺からかもしれない。

参考記事

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1479589.html

https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/ARCHIVE/IN_WHEEL_MOTOR/

https://response.jp/article/2021/10/05/350066.html

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16374/ (有料だけど)

精密運転支援・自動運転

内燃機関には不可能だが、EVだったら可能制御は実はかなり多い。

最も分かりやすいのが「速度制御」ではなくて「トルク制御」が可能な部分。

速度制御というのは、どれぐらいのスピードで回すか制御するかということ。これはエンジンでも当然できます

一方で、トルク制御というのはどれぐらいの力を出すかという制御ができるということ。これはエンジン車でやるにはかなり大変。トルクセンサでセンシングはできるんだが、制御する方法が摩擦を使う方法ぐらいしかない。

この他にも制御EVの方が優れている部分が多くて、自動車電子制御になればなるほど、EVの利点が上がっていく。

では何故普及していないかというと、電子制御システムが高すぎるから特にセンサーが凄く高く、そのシステムだけで車一台買える価格がする。これでも安くなったんだが、価格の下落は停滞中。

さらに、実はこの部分のメリットを出すだけなら、ハイブリッドカーでもできるんだけどね。と言うか一部はやってる。

Vehicle to Home(V2H)による電力網の制御

車の標準的な利用としては、普段は、一日1時間~2時間ぐらい使って、それ以外は止まっていると言うケースがほとんどなので、バッテリーはせいぜい50~100km分ぐらいしかかわない。

しかし、ちょっと遠出するときに困るため、より多くのバッテリーを搭載していることがある。

この時に、この余っているバッテリーを家庭用蓄電池として使おうと言うのが、このV2H。シンプルには、太陽光発電などで昼間ためた電気を夜使おうと言うことなんだが、これはあんまり筋が良くない。何故かと言うと、昼間は家に車がない。職場などに向かうため充電ができない場合が多いからだ。

なので、一歩進んで

ことにして、自宅という環境から切り離して、電力網全体として備わっているEV電池を電力供給バッファーとして機能させると言う構想。

太陽光発電で昼間余った電力を、その家という範囲を通り越してBEVに充電、夜間放電させ電力供給側に回す。これを面的な制御で行う事で、電力網の最適化と安定化を行おうというわけだ。

既に島単位実験都市などがつくられて実現しているところがあり、有効性も確認されている。のだが、電力網の仕組みそのものから更新しなければならず、更に電力網って装置更新周期が20年とかが当たり前なので、今から普及が始まっても相当に時間がかかると思われている。

ちなみに自動車側の充電規格、CHAdeMO(チャデモ)という規格があるが、これはV2H対応の仕組みが入っているので、CHAdeMO対応しているEVで、ちゃん実装している車はやろうと思えば数にV2Hを適用できる。

日本の規格らしく、最初からこれらに利用できるように整備されている訳だが、一方で北米テスラが作った規格の方は、現在まだ非対応2025年対応予定と言われているが、Teslaの提示スケジュール信頼性ほとんど無いので…)。

また、次に日本中国が中心となって作っているChaoJi(チャオジー)という規格はCHAdeMOの発展形で、こちらもV2Hに最初から対応してスタートする予定。

ちなみに、よく「北米ではテスラスーパーチャージャー標準規格になったんだから日本CHAdeMOなんてガラパゴス規格捨ててそっちに合わせろ」というようなことを言う人がいるけど、あれは日本CHAdeMO規格に乗りたくなくて北米自動車メーカがぶち上げたCOMBOという規格がクソ過ぎた結果、CHAdeMO相当の技術を多少は備えていたスーパーチャージャーになっただけで、別にスーパーチャージャーが優れているわけではない。確かに規格上大容量に対応していると言うが、まだCHAdeMO規格を超えるような高出力出せる充電設備自動車もまだほぼ存在してない。

この辺りはちょっと調べれば嘘だと分かるような事を振れて回っている人がいるので要注意だ。嘘を広めたいか外国から聞こえてくる作られた偶像に踊っているかどちらかだと思うんだけど、EV界隈ってどっちも多いから厄介。

一方でChaoJiと言う規格は日本中国が中心となって作られているが、これはスーパーチャージャーを含め他の規格に対して後方互換を確保し(コネクタ形状の変換だけでいけるので)最終的には、少なくとも内部システムはこれに統一されていくと思われる。

閑話休題

EVであることを生かした設計ができなくても普及する可能性について

この可能性は3つぐらい思いつく。

安い

EV補助金を全開にして購入すると結構安く買え、さらに電力にはガソリン税やら軽油取引税やらかからないので安く済む

例えば、都市内で、一日60km以内ぐらいの配送作業郵便局でだいたい走行距離一日30kmぐらいらしい)で住む宅配ラストワンマイルとかでは既にコストメリットがある。

ただ、地道な改良による電池価格下落は限界が近づいているようなので、苦しい。全固体電池も直接的に価格を安くする技術ではない。

ガススタ消滅問題対処できる

ガソリンスタンドはどんどん減っていて、特に山間部の過疎地で維持出来なくなってきており、燃料供給に影響が出ている。

一方で、電気であれば供給ができると言う話がある。

ただ、市場としてはわずかなのと、トラックなどの商用車EV一般化するのは相当時間がかかると思われるからEV解決してそれにより地方から普及、というには結構厳しいかも知れない。

一方で、全く燃料インフラ存在しない途上国などでは、ソーラー発電システムさえあればとりあえず電力供給ができるのは大きく、あり得るかもしれない。

ただ、間違いなく採算性が悪い市場からテスラとかは絶対やらないしどうかな、とは思う。

政策補助予算ガッツリ付く

例えば、国内産業の育成のためと言ったような政策予算ガッツリ付いて、安く買える場合、あるいは、政策対応するために購入する必要がある場合

まぁ、でもこれ、中国メーカの台頭で西側諸国がやる意味がなくなったから、しばらくは来ないかな……。

2024-04-02

「男の悩みなんて仕事と女だけだからな」

学生の頃友達に言われた言葉だけどかなり的を得てると思うわ。ホント悩みこれしかない anond:20240402083731

2024-03-13

anond:20240313113045

何言ってるか全く的を得いからせめて放送大学政治経済学部卒業してから聡明とか言って?

バカな奴には聡明かどうかの判断はできない」「聡明な奴にしか物事はよく見えない」これだけ覚えて帰ろう

2024-03-11

anond:20240311085853

たぶんレジスタンス概念自体暴力的だという思想だろ。

そしてそれは的を得てると思うぞ。

デモ活動労組とかレジスタンス組織は、時に必要不可欠だが、暴力性を伴うことは否定出来ない事実

最近テロとか自殺が、話題性を生み隠れた闇にスポットライトを当たって、今まで微動だにしなかった現状が動き出すとかいう、イカれた世の中になってきてるけど。だけどそれって全然平和じゃない。文明とはいえない。

言論を通じて世界は変わっていくべきだ。

2024-02-06

とある社長が言った「夜職の収入は親の仕送りと一緒、その金で高い寿司喰うな」はマジで的を得てる

夜の仕事ってさ、実際の仕事自体生産性以上に金を貰ってると思うんだよね。

それはその金の発生源が、生産性に対する対価では無く、

親の仕送りが来るのと同じ理由子供から」「女だから」「年下だから」という

社会的構造で得ている特権からだと思う。

高い寿司屋とかって、生産性の高い人の空間の社交場でもあるから親に仕送りで来ても迷惑なだけ。

2024-01-31

根本的に間違ってるのでは?

攻撃たかったわけじゃなくて。ごめんなさい」は

批判はしたけど攻撃まではしたかったわけではない

という意味ではなくて批判すらしたかったわけではないのでは?

原作が改変されるのは通常のことであり

しかし今回は作品にこだわりがあるので「ドラマ制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件」

まりイレギュラーだけど承知してもらったと

イレギュラーから意思疎通が上手くいかないこともあったと

おそらく「窓口はプロデューサーのみ」だったことが上手くいかなかった原因ではないか

そんで意思疎通がうまくいかなかったから、9話10話は

最初提示した「原作者が脚本執筆する可能性もある」というドラマ化の条件を行使したと

制作スタッフが悪いなんて批判はしてないのでは?

実際、最初提示してるくらいだから、上手くいかずそうなる可能性も予想してたわけで

想定の範囲内なのでは?

ただ、それは作者と制作スタッフの内輪の話だから外部から、一体どうなってんだと不審を持たれ

その経緯をXで説明したってことでは?

それが制作側への批判と受け止められて、話が通じてないことがショックだったのでは?

ひろゆき

「間に入ってる人にいくら言葉を尽くしても、その先に伝わるとは限らないのですよ。直接、話をしてみて相手の反応も含めて納得してもらうのが目的です。」

と書いてるのが的を得ていると思われ。制作スタッフと直接やりとりしてなかったのが、意思疎通がうまくいかなかった原因だろう

そして、Xの記述もまたその意図するところが読者に伝わらなかったのに絶望したのでは?

2024-01-25

anond:20240125152743

本にこんな的を得たことが書いてあった!

っていうのはパクリ剽窃じゃなくて引用ね。

学術的にも認められた行為

ちゃんと出典の本を記載してれば良いんだ

2024-01-03

ダンボール授乳室で何で男ってヒス起こすの?

また燃えてるが、メーカー当事者たちが感じる問題点や、改良点が伝わった的を得意見しかなかったのに、男達がヒスを起こしまくってたのが印象的だったし、今も怒り狂ってるのが謎すぎる。

何がそんなに男の心に刺さったのか。

国土交通省子育て応援施設として道の駅ベビーコーナーの設置率を令和7年までに50%超とする目標を設定し、道の駅ダンボール授乳室を寄贈してもらう。

フェミ防災用品を常設に使うな」「カーテンで閉めるだけって」「のぞかれるかも」「古くなってきたら衛生的に無理」

アンフェ「今までなかった所に設置してもらったのにただの我儘」「嫌な人は使わなきゃ良いだけ」

もらった意見を参考に施錠可能な扉をつけ、壁を2メートルから50センチ高く改良し設置。

フェミ道の駅に設置しようとして不評だった段ボール授乳室があったじゃん。あれは、恒久設備としては適さないけど、そもそも緊急事態下の避難所等に設置し避難者の方たちが少しでも快適にプライバシーを守れることを目的として開発された製品だった。ああいうのをできるだけ避難所に設置してあげて欲しい。」

情報弱者アンフェ「お前らが潰したから無理です」

「結局「お気持ち」で反対したツケが思いっきり回って来ている。

もしあの段ボール授乳室が問題もなく量産されていたら、在庫被災地に即座に送れていたのに。

自分たちで潰しておきながら必要になったら欲しい、とか、馬鹿か脳なしじゃないと言えないけどな。

まさに女の敵は女。」

2023-11-18

anond:20231118202408

京大って現国ちょっと不得意な人でも入れるんだなって思って面白かった!

京大医学部卒の医師が「京大レベルなら数学だろうが何だろうがぜんぶ暗記で行けます」って言ってて、ハァ?って思ってたけどガチなんかね

京大増田は「警鐘を鳴らす」と「警笛を鳴らす」の区別もついてなさそうだし、「的を射る」も「的を得る」って書いてそう

一種LD的なやつ

2023-10-05

たったいま執筆の「核心」を得たわ。

的を得た(誤用という説と誤用ではないという説と、そのそれぞれへの反論があるややこしい慣用句)」ってやつね。

冒頭に出した「クイズヘキサゴン」は、終盤で「クイズヘキサゴンⅡ」にすべきという核心。

なんでかっていうとクイズヘキサゴンは知の格闘技と呼ばれるほど奥深いクイズ形式なんだが、Ⅱになった途端にバカバカ踊りになる。

から「退廃」というものを手軽に表現できるんだ。小説時間が進む方向に合わせてヘキサゴン無印ヘキサゴンⅡにするだけ。

結局、蝉の声が染み込んだ岩の件とかも、これの逆方向の変種でしかないということ。

このヘキサゴン操作こそ表現のもの

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