はてなキーワード: 八方美人とは
私はどうしようもない女。
まだ15歳だけど、本当どうしようもない。
1.毎日忘れ物をする。
親に持ってきてもらったり、先生に怒られたりする。
酷い時は鞄を忘れたり。
2.友達が少ない。
友達が長く続いたことがない。
必ず私が原因で交友関係が悪化する。
何人も人を傷つけることをして、
それを何度も何度も繰り返す。
3.部屋が汚い。
服は脱いだら脱ぎっぱなし。
綺麗にしようと思えばするけど、しないだけ。
4.気分の高低が激しい。
気分がいい時は落ち着きが無くてあたふたするけれど、
悪い時は、死にたくなる。
5.飽きっぽい。
mixiは4日で飽きた。Twitterは何度もアカウントを作り直した。
6.衝動的。
7.八方美人。
8.思い込みで行動する。
9.....
「発達障害とかじゃないの?w」と言われた。
いやいやいや、そんな筈ない。
私普通だし、障害なんてそんな…ねえ?
と思いつつ内心不安だったので、
試しに診断テストをやってみたけれど、
当てはまっていなかった。
多分私は、どうしようもない病だ。
「メイドいんジャパン」からぶっこ抜いた構造(http://anond.hatelabo.jp/20100328131122#tb)に、この前映画館で見た、『誰かが私にキスをした』から連想したものをぶち込んだらこうなった。男一人で恋愛映画を見に行くのは正直キツかった。不自然なところをこれから直していっている途中なんだけど、無理がでてきた。出てきた無理を直していく作業に苦労している。「どんな言葉をぶちこむのが適当か」を判断するもの(思考ツール?)を用意しないまま思いつくままに言葉をぶち込んだのが敗因か。ぶち込まれる空欄(=以前に増田に貼り付けたもの(http://anond.hatelabo.jp/20100328131122#tb)のアルファベット)間の関連性をもっと意識すべきだった。というか、それさえ意識すれば何とかなるんじゃないだろうか。というか、それを意識して、いま思いついているものをぶち込みなおしたら、すんなり物語の形になるのではないだろうか? アルファベット間の関連性について今週の土曜日までに考えてみる。ぶちこみ直しの作業は土曜日に始めて土曜日に終わらせる。
・
神酒薫(ミキ カオリ)が視点浮動者として存在する。高校二年生の女子。視点浮動者は、自分がどの視点から物事を見るか、どの記憶から物事をデコードするかを決められないでいる。
視点を決定すると、通常ならば、その視点向けのコマーシャル(=企業が配給する良質のドラマ)を見ることができるのだが、県から支給されたモバイルを使っている神酒薫は、コマーシャルを見ることができない。だから、視点を決定するインセンティブがない。
モバイルによる拡張現実は、学校での授業に必要になる。モバイルから発せられる電界が、それを身につけている者のコンタクトレンズや眼鏡に像を映す。神酒薫の父親は特別に教育に厳しい人なので、薫に個人向けのモバイルを買ってくれない。
神酒薫は他人からの視点を気にせずに生きることを求める。タイムラインに、他人が発言した自分の振るまいが蓄積されるので、自分の振るまいが正しいかどうかがひどく気になる。視点を決定している人たちは、自分の視界内の発言しか見る余裕がないので、他人の視点というものを気にしない。というか、視点を決定すると、カーソルの初期位置から一番近いのが返信欄になり、それから遠く離れたところに検索欄が移動するので、他人を検索すると言うことが少なくなる
神酒には、勉強ばかりしているというイメージが、他者のタイムラインの中では固定化されている。高校一年の学校祭の準備のとき、神酒はキキに励まされながら土砂降りの雨の中を自転車で木材を運んだ。それをきっかけに、ポジティブでアクティブな自分に変われそうな気がした。しかし、学校に戻ると、
「このときの神酒さんとイメージが変わった」
と、クラスメートに過去のタイムラインを見せられる。クラスメートは肯定的な意味合いでそれを言ったのだが、神酒はとても恥ずかしくなる。もう、自分のイメージからはずれた行動はしないようにしようと決めた。
視点を決定しなければならないという切迫感が存在する。
神酒薫は視点を決定しなければならないという切迫感を取り除くことを求める。
電子アシスタントが存在する。電子アシスタントはキキを含む。キキは、白いウォンバット。常に神酒の近くを付いてまわり、神酒を常に必要としてくれる。
電子アシスタントは、その所有者が設定したように、その所有者を誉めたり注意したりしてくれる。モバイルに勝手にソフトをインストールすることを父は怒るのではないかと神酒は思ったが、キキの機能を見て、彼はキキを気に入る。
キキを持っていることで、神酒薫は視点浮動者であることを隠す。電子デバイスに興味があるんだというフリができる。
津島修一は、神酒と同じ中学校・同じクラスだった男子。神酒薫にキキをくれたのは、津島修一だった。
津島は、男子からはハナコと呼ばれていた。というか、誰かに対して陰口で使っているハナコという呼び名を、津島に当てはめると、無矛盾なのだった。だから、津島=ハナコは憶測。
ハナコの良いところは顔だけ。ハナコは男なのに生理がある(精神が安定していない)。ハナコは……。
ハナコがハナコと呼ばれるようになったのは、ハナコが男子トイレの個室で泣きながら、ボールペンの先端を彼の腕にぶつぶつと刺していたから。
卒業式に、津島修一に呼び出される。呼び出されたその瞬間まで、会話をしたことは一度としてなかった。卒業式の日に、神酒薫を好きだと言って、その贈り物だとしてキキをくれた。津島修一が勝手に、神酒薫のモバイルにインストールしてしまったので、神酒薫はキキをアンインストールする方法を知らない。それに、日本語を喋る存在をアンインストールすることは、殺しと同じことに思えてしまい、できない。
「ヒメ! ヒメ!」と、キキは神酒の足にすり寄る。
「うざかったら、ワンス・ア・ウィークって言えば、彼はしばらく動きを止める。週に一回くらい、電子アシスタントですらうざくなるときがあるでしょう?」と、津島は言う。「今日の夜八時に、キキが指定する場所に来て」とも。
そのとき神酒は、「うん、行く」と答えてしまう。
神酒は、クラスの中核をなす声の大きい集団からはジミーズと呼ばれていた。仕返しに、神酒は心の中で、声の大きい集団を、彼らの化粧のけばけばしさを由来にケバブと呼んでいた。ジミーズはジミーズなりに地味な人同士で集まっていたので、ケバブが思っているように友達がいないわけではない。卒業式の帰り、仲の良かった友達とカラオケに行く。神酒の視界の中には、まだその存在になれられないキキがいた。キキは、友達に見えないようにしてあった。
カラオケからの帰り道、道の関係で一人になった。信号待ちをしていると、ラブホテルが横断歩道を隔てた向かいに建っている。
ラブホテルの裏道から、高校生のカップルが、自転車の二人乗りをしてでてくる。
ラブホテルの電光掲示が目に入る。
『まだまだ寒い夜 あつあつのラーメンを! プレミア価格5○○円(会員様)』
「ラーメンって、おいしい?」キキが訊いてくる。
「ワンス・ア・ウィーク」キキを黙らせる。
給食で食べたソフト麺のベチャベチャした味が、舌の上で思い出された。その味をかき消すために、津島からもらった連絡先のメモを、小さく、小さく畳んで、制服のスカートのポケットに入れた。ポケットに紙を入れたまま、洗濯機にスカートを入れ、スイッチを押した。
キキがしゃべり始めるたびに、「ワンス・ア・ウィーク」をした。そして約束の八時が過ぎ去るのを待った。
津島のタイムラインの卒業式前後のものを見ないようにしようと決めた。見ないために、神酒は視点浮動者になることを選んだのだ。
自分に自信を持てていない神酒薫は、彼からの告白を何かの悪いいたずらだと思い、津島修一とは連絡を取っていない。しかし、津島修一と神酒薫は同じ高校に通っているのだ。ときどき廊下ですれ違うと、気まずい。
ほかの人は、タイムライン上に友人との約束を記憶させる。神酒はキキに約束を覚えさせる。どちらも、モバイルを使って約束を管理しているので、他者は神酒がすでに視点を決定しているのだと勘違いしている。
神酒薫は、他人のタイムラインに自分がどう記録されているかを気にすることを取り除きたい。
電子アシスタントは他人のTL上の自分を気にすることを取り除く手段になるように見受けられる。神酒はキキに、神酒が他人のTLを気にしたらキキが神酒を注意するようにコマンドする。
神酒薫が他人のTL上の自分を気にすることを取り除くことは失敗する。キキの注意が煩わしくて、神酒はイヤフォンと眼鏡を外してしまう。ワンス・ワ・ウィークしなかったのは、キキに自分を注意するようにコマンドしたのに、注意を理由にキキを黙らせるのはかわいそうだと思ったから。
友人との会話:「モバイルを忘れたら、記憶が不確かになって約束の1日前に待ち合わせの場所にいることになって、困った」
イヤフォンも眼鏡もつけずに図書室に行く。
そこには、一人の女性がいる。上靴のいろは赤なので、一つ学年が上の三年生の先輩。神酒が一年生のころ、彼女は貸し出しカウンターの内側にいたことを神酒は覚えている。彼女のノートには、たくさんの三角形が書かれている。また、たくさんの三角形が書かれているページの反対のページには、三角関数表がセロハンテープで貼り付けられている。
図書室の端に行くと、先輩が突然、「私のアシスタントを動かさないで」と言う。神酒はあわてて、拡張現実を身につける。
キキがしきりに神酒の足下で、「ヒメあぶない! ヒメあぶない!」と言っていた。先輩のアシスタントは、天使の羽。神酒がぶつかった勢いで、空中を漂っていた。
五時間目の授業から、モバイルをオープンにしたままだったことを思い出す。(授業中はオーソリティが先生に移るため、電子アシスタントはオフになる。)
「痛い男が、彼女を呼ぶみたい」と先輩は言う。「彼氏からプレゼントされたの?」
神酒は、終わった、と思った。誰か男にキキをプレゼントされたとタイムライン上に記憶されたら、全てが終わってしまう、と神酒は思う。
神酒は先輩のタイムラインを展開しようとする。彼女が、伊庭瑠璃という名前の三年生であることが表示される。偶数組だから、文系クラスだとわかる。ローディングを示す輪がくるくるまわり続けるだけで、タイムラインが表示されない。
「私の知ってる男も、彼女をヒメって呼んでいて、痛々しい」と伊庭は言う。
「彼氏からもらったわけじゃなく!」と神酒。
「ヒメ! ヒメ!」とキキ。
「キキ! ワンス・ア・ウィーク(黙れ)!」
キキはぴたっと止まる。
「え」
「だって、ワンス・ア・ウィークって、シュウイチってことでしょ?」
「そうだったのか!」
キキをもらってから二年間、ずっと気づかなかった!
納得したことで、もう隠しようがないことに気づき、神酒は硬直する。
「いや、でも、気のせいかもしれない。津島修一なんて人が私の知り合いにいたかは、タイムラインを確認してみないとわからないな……」と、苦しいとりつくろいをする。
伊庭は、ふっと笑いを漏らす。
「そういえば、私の知り合いに津島なんていないかもしれない。私はタイムラインを持ってないから、確かめようがないや。名前なんて忘れちゃった」
「伊庭先輩は、視点浮動者なんですか?」
伊庭はうなずく。「私とあなたの間には、一年の学年の違いが横たわっている。だから、私は視点浮動者というよりも、視点を持たないものと言った方が正しいかもしれない。県が私に貸し出したモバイルは、タイムラインを見る機能を持たない」
「伊庭先輩の親も、個人用のモバイルを持つことに反対なんですか?」
「ううん。中学受験のために塾に通わされたときに、安全のためのモバイルは持たされた。私は親に反発して、モバイルを川に投げ捨て、塾にも行かなかった。それ以来、親は私にモバイルを与えようとしない。そして中学受験をしなかったから、私はいま、公立高校であるこの学校にいる」
図書館で話していても大丈夫か、すごく気になる。遠くで、溶けた雪がどさっと落ちる音が聞こえたから。それに、伊庭のアシスタントがあまりに寡黙だから。しかし、三月の土曜登校日の放課後なので、二人のほかに誰もいない。
「私は前の図書局局長だから、私がルールみたいなものだ。大丈夫」と伊庭は言う。「私と貴方の関係は、少し長いものになると思う。私が名前を忘れた誰かのせいで。貴方の呼び方を決めていい?」
先輩は手を振る。視界上に、私の情報を展開したのだと思う。
「神酒さんって呼ぶのは、距離が遠くて好かないな」
「呼び捨てで、いいですよ」
「呼び捨てと、さん付けの間をとって、ミキクンっていうのはどうかな」言った伊庭先輩が、ひとりで笑う。「変だな」
「慣れれば、慣れますよ」
伊庭先輩は、ミキクン、と十回繰り返した。「やっぱり、変だよ」自分が言い出したのに、くすくすと笑っていた。
「土曜登校日の放課後に図書館でなにをしてたんですか?」と神酒。
「私の彼氏ーー名前は忘れちゃったーーは、一つ下の学年にいるんだけどーーつまりミキクンとおなじ学年なんだけどーーその、名前を忘れちゃった彼氏は、精神的に不安定なところがある。だから図書館にいる」
「彼氏さんとの関係に、疲れてしまったの?」と神酒。
「ううん。疲れていないから、ここにいる。臨戦待機中」
「それと、その三角形とどういう関係が?」
「ただ待っているだけだと、頭が暇になる。かといって、彼から連絡があったときに何かに没頭していると、すぐには動けない。だから、私と私のアシスタントと彼のアシスタントを三角形の頂点に見立てて、彼のアシスタントと私との間の距離を求めていた。彼のアシスタントは、彼の近くにいるから。彼を意識しながら、頭に作業をさせることができるから。そして彼が「死にたい」って言ったら、すぐにでも私は駆け出す。死にたい気分を、逸らしに行く」
「死にたい気分って、そんなに簡単にそらせられるものなんですか」
「なんたって私は、彼より一年年上のお姉さんだから」
「どうやって?」
「その」伊庭は、一瞬迷う。「一緒にラーメン食べに行こう、とか」
「へ!?」
「え……」
「……」
「……」
給食のソフト麺のべちゃべちゃした味を神酒は舌の上で思い出す。二人の間にすごく微妙な空気が流れる。訊いたことを、神酒はすごく後悔する。
伊庭先輩は、タイムラインを持たないので、神酒は、自分がタイムライン上でどういうキャラクターであるかを気にせずに、勇気を持った行動をできる。津島と伊庭先輩を引き離そうと決める。伊庭先輩のために。
「伊庭先輩が津島くんを支えようとすることは、よいことだとは思わない。きっと、彼の負の力に引きずられてしまう。彼の行動をタイムラインに記憶してる友達を、何人か紹介するよ。それを見たら、伊庭先輩はきっと津島くんから離れようと決心してくれる」
「私はタイムラインを持たないから、複数の他者の発言を根拠に、いますでに読みとっている彼からの愛の意味を変更することはできない。それに、彼の愛から読みとった意味は、私の内部にある。タイムライン上の外部化された記憶のように、消しされるものではない。そして私は、私がもう津島を助けられないという言葉を私のタイムライン上に蓄積することができないので、津島を助け続けなければならない」
デスクトップから書き込んだタイムラインはないかと、伊庭瑠璃の名前で検索する。伊庭瑠璃から見える津島を知りたかった。しかし、伊庭瑠璃はデスクトップ上のタイムラインも所有していない。
検索ワード「図書局局長」でサーチをかける。彼女についての噂を書いているタイムラインが、いくつかある。図書室だより、生徒会だより、男性からの、そして女性からの、あこがれのまなざし。「どうしてハナコが、図書局局長と付き合っているんだ」という、いらだちの声。図書局局長は、自分の身を削って他者に尽くす、素晴らしい人間だということになっている。「八方美人だ」と言って、彼女を攻撃する人間にすらも。
視点浮動者である神酒薫は、津島修一のタイムラインを見ることができる。見ないと決めたものを見ていることに、罪悪感がある。しかし、彼女が見ないと決めたものは卒業式前後の記憶だったので、決めたことをやぶっていることにはならないのだ(と、神酒は自分をだます)。
津島修一は精神が不安定なので、膨大な数の書き込みがタイムライン上に堆積している。津島修一は過度に記憶を外部化している。それを読む限りでは、津島修一は伊庭瑠璃からの自立を求めているらしい。伊庭に依存してばかりいる自分の弱々しさを嫌っているらしい。
津島はタイムライン上で、他人の反応を待ち続ける。しかし、他人がこない。反応がくるまで、じっとうずくまる。しかし、どれだけ待ってもこない。死にたい気分になる。その気持ちを消したいがために、他人の反応を待ち続ける……。他人の気持ちを引くために、自虐を繰り返す。そして、自傷をする。アップロードされた自傷画像には、ハナコがそうしていたのと同じ、ボールペンを腕に突き刺したものもあった。傷が治癒していく経時変化もアップロードされている。「そういうことをやめろ」という声が、彼には心地よい。しかし、心地よいのだが、しかられたダメージはしっかりと受けている。スパイラルは、次第に破滅的な方向へと落ちていく……。
津島の頭の中では、津島のタイムライン上に書き込まれた、伊庭瑠璃からの「愛してる」がリフレインしている。だから、伊庭瑠璃から離れることができずにいる。「愛してるから、なんでもできる」と伊庭瑠璃が過去において言ったことを口実に、津島は伊庭に依存している。いや、その言葉を自分に言い聞かせることで、伊庭が自分をいやしてくれるという現実から、抜け出さなくてもいいのだと自分をだましている……。
伊庭の都合の良さは、まるで電子アシスタントみたいだ。そして電子アシスタント的な伊庭に依存している津島の生き方は、独りよがりで弱々しくて、気持ち悪い、と神酒は思う。
「伊庭が記憶を外部化していないことを理由に、津島の記憶の外部化をやめさせられるのでは。ペアルック的な感覚で」と神酒は思う。
津島の神酒との思い出が存在する。神酒は津島のタイムラインを遡行していると、自分のことについては外部化されていないことに気づく。
廊下の端。普段なら、カップルがそこにいるような場所。そこで神酒と伊庭は待ち合わせる。
伊庭は、天使の羽を背中につけて待っている。それは、伊庭の茶目っ気でもある。伊庭のねらい通り、それをしている伊庭を神酒はかわいいと思う。伊庭のアシスタントが天使ではなく天使の羽なのは、伊庭は天使ではなく天使になることを求めているから。
人が少ない場所。伊庭はタイムラインを、モバイルではなくデスクトップ上でしか見られない。伊庭と神酒の二人で津島について話をするため、電界通信をオープンにして、伊庭と神酒は手をつなぐ。二人の拡張現実が共有される。
「伊庭の都合の良さは、まるで電子アシスタントみたいだ。そして電子アシスタント的な伊庭に依存している津島の生き方は、独りよがりで弱々しくて、気持ち悪い」と神酒は言う。伊庭は表情変えずに、「そうね」と言った。
「伊庭が記憶を外部化していないことは津島修一が津島の記憶の外部化を取り除く手段に、きっとなるよ」と、神酒は伊庭に言う。「だって、たとえば、私に告白したことを津島くんはタイムラインに載せていない。全ての記憶をタイムラインにゆだねているわけではない」
津島が、二人のいる廊下の端に現れる。三角測量で、伊庭の位置を知っていたのだ。文系の伊庭が三角測量で津島の居場所を求めていたのは津島の影響をうけていたからだったのだ。
津島が現れたとき、伊庭はびくりとして、手を引く。
「大丈夫だよ」
神酒は伊庭の手を押さえる。
知らない、大人の女性の声が聞こえる。
「他者のために尽くす貴方は素晴らしいわ……」
声のするほうを見ると、伊庭のアシスタントがいた。
伊庭は、彼女の電子アシスタントの声を聞かせたくなかった。だから、彼女の電界をクローズドにしたかった。しかし、神酒が手を押さえたために、それができなかったのだ。
津島の三角測量は、伊庭のとは比べものにならないほど優れている。伊庭が緊張のためにかすかに肩を膨らませると、津島の三角測量の、小数点以下の数字の変動としてインディケートされる。
「君たちは、僕について語っているのだろう?」と津島。「君たちは、悪である僕について語る。そうして、善であることを偽装したいんだ。そうだろう? 二人で語るだけで、実際には善の振る舞いをしないにも関わらず。僕は来てやったよ。善をなし得ない、君たちふたりの為に。どうだ、潔いだろう」
(ここから)
津島が、タイムラインに載せていない記憶を持っていることは、津島がタイムラインに依存していることを取り除き得ない。高校時代における津島の精神の脆弱さのきっかけは、ほかならぬ、神酒による津島の拒絶だったのだ。津島がタイムラインに依存しているのは、タイムラインに載せることのできない記憶が存在しているからこそなのだった。神酒が津島を振ったトラウマは伊庭瑠璃が津島修一からの自由を得ることを阻む。
時間の一回性(=神酒が津島との約束をやぶったこと)は、神酒薫が神酒が津島を振ったトラウマを取り除くことを阻む。
神酒は、津島を振ったことを謝ろうとする。
津島は、神酒がどれだけひどいことをしたかを伊庭に語る。タイムラインを持たない伊庭は、津島視点の神酒の行為を、疑わずに信じてしまう。
「貴方は、津島にそんなひどいことをしたの? 見損なう」と、伊庭は神酒に言う。
「まって。津島くんは、私を好きだったんじゃなかったの?」と神酒は言う。
「津島くんは、私を好きだったんじゃなかったの?」という神酒薫の発言は神酒薫が神酒が津島を振ったトラウマを取り除くことを助ける。
神酒薫は時間の一回性を取り除くことを求める。
「愛してる」ではどうにもならないことが存在する。
「愛してる」ではどうにもならないことは神酒薫が時間の一回性を取り除くことの手段となる。
「おまえの視点は確定的じゃなかったのか」と、津島は神酒に対して言う。
天使の翼が「愛してる」ではどうにもならないことを取り除くことを求める。
「おまえの視点は確定的じゃなかったのか」は天使の翼が「愛してる」ではどうにもならないことを取り除く手段となる
天使の翼が「愛してる」ではどうにもならないことを取り除くことは成功する。
「私のアシスタントの声を聞かれて恥ずかしい」と伊庭は言う。
「アシスタントに誉めてもらうなんて、みんなやってること。恥ずかしくないよ」と神酒。
「恥ずかしいよ! 恥ずかしくて、弱々しくて、気持ち悪い! アシスタントに頼っていないと自分を保てないなんて、一人の独立した人間として恥ずかしい! しかも、そんな恥ずかしい生き方は、私のアシスタントが求める生き方じゃない!」
電子アシスタントは、神酒薫が時間の一回性を取り除く手段になる。
電子アシスタントに含まれるキキは、天使の翼が電子アシスタントを取り除く手段になる。
伊庭瑠璃は、「神酒薫が他人からの視点を気にせずに生きることを得たこと」を求める。(どこかで神酒が、他人からの視点をとても気にして生きている描写が必要になる。そしてそれを伊庭が見たという描写も。)
「津島くんは、私を好きだったんじゃなかったの?」という神酒薫の発言は、伊庭瑠璃が「神酒薫が他人からの視点を気にせずに生きることを得たこと」を得ることを阻む。
要は
自分が持ち出した「○○って○○」であることを相手に認めさせたいか少なくとも批判させたくなくて
別に××がどうとかいう話はしたくない、ってことじゃん?
相手が八方美人ていう話はぴんと来なかったけど
あなたが、自分がしたい話だけをしたい人なんだなと思った。相手がそうでないとは言えないと思うけど。
A:○○って○○だよな
B:いや、××でもあるよ
A:そうはいうけど、こういう場合は○○だよ
B:いや、「こういう場合」って僕の言っている××の場合とは全然違うわけで
A:そろそろ平行線だからやめませんか
B:話を持ち出したのはそっちじゃないか
Aは自分です。最近こういう意味不明の会話の展開で被害にあうことが多い。
俺が話を持ちかけたら、話を終わらせてはいけないのか?
そもそも話す意義がなかったら話に乗るんじゃねーよ。
話に乗ったのはそっちで、平行線にたどり着いたのは我々ではないか。
こういう「どんな話題でも僕は対応可能よ」という八方美人は困るのだ。
「僕はバランス取れている」と思っていて話に当事者性がないことが多いし、
「この話は自分は興味がないからしない」という態度をとることが、なぜか「傲慢」だと勘違いしている。
「バランスが取れていて、しかも自分はきちんと話がしたい」と思っているタイプは本当に厄介だ。
何の話にでも乗っかり、最後まで筋を通そうとする。その努力、なんの意味があるの?
***
もしかして相手にも問題があって当事者意識があるのかもしれん。しかしね、それを共有するのは無理なんだよ。
そうしたら会話なんて意味が無いことかというと、そうでもない。とりあえず話を聞いて、とりあえず話す。
一々齟齬に気にしない。興味がなくなったら会話を終える。会話がなくなったら無言でいるか、席をはずす。
会話なんて齟齬だらけ。歌と同じで、声を出していればまず楽しい。
その中で事実の伝達ができたら単純に嬉しい。考え方が万に一つでもあえば嬉しい。
あとで、その言葉を取り出して反芻することもあれば、なおラッキーってなぐらいの軽さが必要。
あまりこういう愚痴を書きたくないのだけど、今この類の会話のせいで鬱モード。
奴らをビシャっとただすマニュアルを構築中。
需要が無くなる事について
それぞれの独立性が高くなったからな気がするんだよなぁ・・・
音楽でAというグループがあったら、Aの商品はAの他の商品にしか繋がらないようになった
ほぼ無限である商品の中から、いきなり「コレが良い!」と決めるのは難しい
選ぶって言うのは、一つ一つを実際に触る必要があるから出切る事であって
選ぶ物が沢山あると、人は逆に選ばなくなる
別に最初から興味がないわけでも、過去の体験でもって嫌いな訳でもない
ただただ、膨大な選択肢から自分の条件に合うものを探すのが大変過ぎるだけだ
けど、余りに多い選択肢と、それを選ぶ人々の条件の多さに潰れた
だから、ネットは広告やらマスメディアの新しい可能性だと感じる
究極に八方美人な事も、究極に条件に適したことも出来る
恐ろしく手軽に、恐ろしくアクセスされやすく、恐ろしくあらゆる人に
自分の最も条件の合う所を一回でも見つければ、そこに居るだけで良くなった
それでも選択肢は狭まらない、諦めは無くならない
けどそれについてどうやって知って良いか分からない
なら諦めて何も知らないほうが良い」
悪魔の証明は誰にも出来ない
ttp://news.livedoor.com/article/detail/4562985/
民主党は、内政においては、田中角栄流の“右”のバラマキ・利権政治と、美濃部都政流の“左”のバラマキ・利権政治を融合させた、「一郎革命」を進めている。これは、仮に小沢一郎氏が失脚しても、止められない流れだろう。政権交代とは、左右のバラマキ・利権派のタッグによる反改革の成果だからだ。民主党が昔の改革政党に戻るには、民主党内から“小泉純一郎”が出てくる必要がある。
その一方で、外交における民主党は、日米同盟という日本外交の基軸を揺るがそうとしている。政権交代可能な二大政党制とは、少なくとも外交において安定した方針が貫かれることが前提だったはずだが、民主党にとっては外交すらも、悪しきリセット主義の対象らしい。いざとなれば“自民党君がセーブしたところ”からやり直せるというように、気楽に考えているのだとしたら恐ろしすぎる。
普天間問題を先送りしているのは、社民党の悪影響が大きいけれども、その根っこには「友愛外交」があるのであって、すべてを社民党のせいにするわけにもいかない。八方美人的な友愛外交ではなく、しっかりとした外交方針を持っていれば、社民党を切り捨ててでも普天間問題を前進させたはずである。安倍政権と福田政権は、政権を引き換えにしてでもインド洋給油を継続した。なんてことを、インド洋給油を政争の具にした民主党に言ってもムダかもしれないが。
書簡でも「信じて」=鳩山首相がオバマ大統領に-米紙
【ワシントン時事】29日付の米紙ワシントン・ポストは、複数の米政府当局者の話として、米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、鳩山由紀夫首相がオバマ大統領に書簡を送り、自身を信じてほしいと伝えるとともに、年内の解決を約束していたと報じた。
同紙によると、書簡はホワイトハウスが水面下でこの問題での首相の意向に懸念を伝えた後、送られてきたという。書簡の具体的な日付などについては不明。
同紙は「首相は大統領に2度にわたって信頼するよう求め、年内決着を約束した」と報道。1度は11月の東京での首脳会談で、もう1回が書簡を通じてだったとした。
また、首相が17日にコペンハーゲンで会談したクリントン国務長官から日本の立場に理解を得たと発言したことに関し、「明らかに事実でない」と指摘。同長官が藤崎一郎駐米大使を異例の形で呼び出したのは、現行移設計画履行を求める米政府の立場は変わっていないことを理解させるのが目的だったと解説した。
人の話を聞くのが得意だ。少し会話をすれば、相手が今どんな言葉を欲しているのか、または他人の適当な言葉など欲していないのか大抵手に取るように分かる。
いつから自分が人の話を聞くのがうまくなったのか覚えていない。学生時代まではそれほど得意だった記憶はないので、社会人になってから家族や友達ではない人と強制的に数多く接せざるを得ないうちに、保身のためにいつの間にか身についた技術のように思う。
とにかく私が「今、この人の話を聞こう」と決めれば、相手は次第にリラックスし、やがて本心を語り始める。時々「水商売の道に進めば良かったんじゃないか」と後悔することもあるが、好きでもない男の人に体を触られることを想像するだけでもゾッとするので、きっと務まらなかっただろう。
1.人の話をおもしろがって聞く。
・・・笑顔で体を相手の方に軽く向ければ、それだけで「自分は今興味を持たれている」と思ってもらえます。
2.なにか広がりそうなところがあると、そこを聞いてみる。
・・・自分が疑問に感じた点があれば、素直に質問してみましょう。大切なのは、質問に乗じて自分が優位に立とうとしないこと。
3.相手がなにを話しても、攻撃的にならず、たしなめ方が上手い。
・・・自分には相手に説教する資格などないものと心得ましょう。
4.自分の話もするのだけど、それはあくまで対比としてする。
・・・繰り返しますが、隙あらば自分が優位に立とうなどと決して考えないこと。
5.自分の話をするときは、たいてい、一歩下がった位置でおもしろおかしい失敗譚が多い。
・・・他人の自慢話など誰も聞きたくないのです。そして、どうせなら笑える話の方がいいに決まってます。
6.相手が話したがりそうなところを見つけるのが上手い。
・・・ひとたび「私には何を喋っても大丈夫ですよ。あなたのことを変な人だと思ったりしませんよ」という印象を与えることに成功すれば、後は向こうが勝手に喋ってくれます。
7.話し手を全肯定する。
・・・自分には相手を批判する資格などないものと心得ましょう。
8.ちょっとぐらい矛盾があってもつっこまない。
・・・人間だもの。
9.相手の話を否定しない。
・・・否定されると、話の勢いが弱まるものです。
基本的に人間は「自分が主人公でありたい」と願っているものなので、相手に思う存分喋ってもらってそれを「うん、うん」とニコニコしながら聞いてあげれば、もうそれだけで十分なのだ。しかし、ただのイエスマンとなってしまっては勘の良い人には「もしかしてバカにされてる?」と受け取られることがあるので、疑問点があれば相手のリズムを損ねないよう気をつけつつ軽い質問をしてもいいと思う。とにかく自分のことを相手に知ってもらおうなどとはゆめゆめ考えずに、「あなたのことを知りたい!もっとあなたの話を聞かせて!」という姿勢が大切。
相槌も笑顔でふんふんという軽いものから、相手の意外な事実などにはさっと真面目な顔をして「・・・えっ?!本当ですか?そんな風に見えない!」と絶句してみる等、強弱のバリエーションが付けられればさらに良い。
初対面でこの先会う機会がない相手なら、こんな調子で真剣な相槌を打っていれば気持ちのよいひとときを共有することができる。一期一会の精神だ。
問題は中途半端な知り合いや職場の同僚等、それほど親しくない相手と繰り返し会わなければならない場合。
初めて会った時の経験から、私と話をすればひとまず肯定してもらえる、楽しい会話ができると信じる相手は、そのうちいろいろな相談事を持ちかけてくるようになる。プライベートなことまで話してくる。そして残念なことに、私的な話を聞いた後、さらに相手に興味が膨らむことなど稀なのだ。上から目線で全く失礼な話だが、話を聞けば聞くほど相手の欠点が目に付くと同時に、今後お付き合いを続けることで巻き込まれることになりそうなトラブルが大体想像できてしまう。よって、「この人とこれ以上は親しくなりたくないな」と興味を失うことが常。
しかし、今後もお付き合いしなければならない相手に対して、「それは自業自得では?」「あなたの話にはもううんざりだ」などとは口が裂けても言えない。「ああ、そうなんですか。でも、私も同じことやってしまうかも」などと適当な事を言って、さらに同調してみせる。
そんなわけで益々他人に好かれる。特に、自分ばかり話していることに全く気がつかないタイプの人に好かれる。私が相手に持つ興味よりも大きな興味を寄せられる。やたら集まりに呼ばれたり、家に遊びに来たがられたりする。私は家で一人でゆっくりするのが好きなのに!厚かましい男性だと段々近くに寄ってきて、体に触ろうと試みる人すらいる。触ってくるなよ!
人の話を真剣に聞くには集中力が必要だ。一旦相手に興味を失うとこれが続かなくなり、気が散り始める。相手を気分良くさせる相槌を打つことばかり気を回している自分が、自分でないような気がしてくる。こんな自分は誠実でも優しいわけでも何でもなくて、ただの八方美人ではないか。嘘で関係を築いているだけではないのか。自己嫌悪。
家族や友人なら大丈夫なのだ。相手の意見に「それはちょっとどうかな?」と感じるようなことがあっても、対立を恐れず思ったことを率直に伝えることができる。ある程度お互いに信頼関係があるから。しかし、それほど愛情を感じていない相手に、どうして関係を壊すリスクを犯してまで本心など伝えられよう。そうこうしているうちに、心の中で感じていることと実際に伝える言葉とのギャップはどんどん広がっていくばかり。疲れる・・・。
彼女曰く、幼馴染
彼女のことを束縛はしたくないから飲みに行きたいといえば「気をつけて」の一言で飲みに行かせる。男と二人は止めてと言ってはあるが、男2人に彼女1人なんてパターンも良くある。彼女曰く、彼らを男としてみていないから平気だ、と度々口にする。でも、俺からしてみれば彼らは男で、彼らからしてみれば、彼女は女なのかもしれない。彼女曰く、仲のいい友達だから関係を崩したくないだろう、だから大丈夫。そう言ってのける。優柔不断で八方美人の彼女だからそう思うんだろうと反論したくてしょうがない。彼女の男友達を悪くは言いたくはない。しかし彼女や俺の常識が彼らに通じるかと言えば、そんな保障はどこにもない。彼女にその気が無くても酒の席だ。何かあるのではないかと不安で不安で仕方が無い。もっと強く束縛する?このまま放っておく?それとも俺も女友達2人つれて飲みに行く?どうしたらしいのかまるでわからない。
増田なら、どうする?
>俺なら別れる 放置して心配するのも束縛するのも疲れる
そう考える人もいるか…
でも正直別れるなんて考えられないんだ
>我侭だと思うけど別れたくないんだ でも彼女が男と飲みに行くのも嫌なんだ
その通りだよ、ホント
なれるならなりたいんだけどなぁ
更に遠距離で仲良くなれる機会が殆ど無いときた…
>不安だ不安だと訴え続けるしかなかろ。 それでも彼女がやめないなら彼女にとっては「男友達>お前」なんだろ。
>素直に不安な気持ちを伝えた方がいいと思うよ。
ありがとう、そうすることにするよ
本当にありがとう
一つ。疑うことを知らない、単純な人。このタイプは気の利く、社交的な人が多いが、調子者も多い。一般に考えられている良い人。
一つ。疑うことしかしない人。このタイプは、全ての人を疑うがゆえ自分が不利になる展開を事前に避け、全ての人を性悪説的に見ているがゆえ他者の悪意に怒ることも無く、ただ表面的に善意には報いるがゆえ良い人と考えられてしまう。消極的八方美人ともいえる。彼らは臆病な人間でもあり、普通の人は誰しも表出させるような悪意を表出することによって、自分の立場が危うくなることを恐れるがゆえに誰に対しても好意的に振る舞うが、同時に、自分の本音の知られることを恐れるがゆえに社交を避ける。彼らはその疑いを自分自身にも向けるがゆえ、全他者のみならず、自身が悪人であることを知り、それがために悪意ある好意を他者に向けることを厭わない。
不思議なことに、正反対に思えるこの両者は割と気が合うらしい。後者の人間にしてみれば、前者のような単純で裏表の無い人間は最も扱いやすい部類の人間であるし、前者の人間にしてみれば、後者の人間は心根の優しい保護対象と映るのだろう。
不思議なことに、両者共に同類同士ではあまり気が合わないらしい。前者同士では一種のライバルであるし、後者同士では、互いに底の読めない難敵と化してしまう。
情報共有したり、面白かったんだけれど
たまに愚痴だらけになったりする時があったりして
そのときみんなが書くつぶやきが本当に醜くて
自分も勢いに乗って書いたりもしてたんだけど
やっぱり人に対して憎たらしい言葉ばっかり書いてる人たちだから
たった一言のつぶやきでさえも 深読みしまくって
被害妄想が始まったりして これ私のことでしょ? は? だったら直接いってくんない?
そういうのが嫌でtwitterを退会して、呟かずにのんびりしていたんだけれど
ログインをしてみたら 自分はもう退会したと思って、いないものと思い込んでいた
かつて繋がっていた人たちが今度は自分のことをボロクソに書いてました。
自分に対してボロクソ言われてるのをみて、
自分がどんだけ他人から見えない蚊帳の中だからと人を傷つけていたのか
よくわかった。
昔、両親から自分がやられていやなことを人に絶対にしちゃだめだっていわれてきたのに
誰も見てないっていう安心感の中で、あんなに人のことを馬鹿にしたりして本当、卑怯だなと思った
完全にアカウントを削除して、もう見ない、見なければ傷つくことはないんだと思っても
自分の見えないところで 自分がした発言や行動、考え方、ブログに書いたことなんかを
引用されて馬鹿にされてるのかとおもうと やっぱり胸が苦しくなる
そんなもの、言ってるやつに言わせておけ!って言える人たちが本当にうらやましい。
その人たちを実際に見かけて、優しい言葉をかけられても、
twitterでまたネタにして、バカにされてるのだろうなと思うととても苦しくなる
あの人たちがtwitterで繋がってるのを見るだけで本当に嫌になる
閉鎖空間の中で守られて人をつるし上げてバカにして、
その癖、外では八方美人なのが本当に許せない。
でもそれが本当の人間の姿で、そうやって上手いこと使い分けながらいかないと生きていけない世界なのかも、とも思う。
それtwitter関係ないしネットではよくあることwwwって
少なからずこんな嫌な思いしたのはtwitterだけだったのであえてtwitterってかきました。
ブログとかだと書いてから思い直したりするのだけれど、
twitterは短いだけにぽんぽん言えてしまうんだとおもいます。
今は取れないみたいですね。
ブクマコメントを読んで色々ともやもやしていたものが晴れました。
ありがとうございます。
テーマか
死ぬ瞬間に幸せだったと思って死ぬ事だな
誰かの所為にしたくないし、自分で選んで自分で責任取りたいんだ
同じ失敗なら自分で選んだ方が後々楽だと思ってる
元増田が八方美人だと思うならまず自分の生活全部を見直してみたらどうかな
今、何でこれをやるのか
それは自分で良いと思ってるのか、誰かに良い事だと言われたからやってるのか
周りが良いって言っても自分に良いとは限らない
何で元増田は八方美人なんだ?本当にそれは良いのか?そうすべきなのか?
空気読んであたりさわりの無い人間関係は実は単に孤独感をごまかしてるだけかもしれん
正直すぎるとぶつかるし面倒かもしれんが親友はいるかもしれん
言われた通りにして失敗したら自分の責任じゃないと思えて楽かもしれん
ぶっちゃけ、他人より楽して考えないで責任取らないで安全に生きてく方法なんて無い
変わりたいと思ってるならチャンスだ
昔から人付き合いが苦手だった。
運動が苦手で、やることがいつも人よりワンテンポ遅い、トロい子だった。
友達ができずハブられたことも1度や2度ではない。
同時に、この時期に学ぶべきだった、人との付き合い方を学ばずにきてしまったため、
ハブられながらも周りを見下しているような、傲慢な人間になってしまっていた。
「自分はいらない人間なのだ」「自分さえいなければ、クラスみんな仲がいいのだ」と思うようになった。
周りの人間は努力もせずにうまくやってるはずだという決めつけがあった。
絶望で苦しくて苦しくて仕方なかった。
毎日泣いていた。
ある時、気がついた。
それなら、勉強で誰からも認められるようになれば、こんな絶望感を味わわずにすむのではないか。
「すごいと周り中に認められれば、みんな自分を尊敬してついてくるはず」という
虫のいい考え方をしていた。
初めて恋人ができた。浮かれていた。
だが今まで、まともな人付き合いをしたことのない自分は
相手のことを思いやることもできず。
相手の気持ちを汲むこともできず。
相手が言っていることの意味も理解せず。
別れてから相手が言った。
「君は変だ。普通の人になればいいのに。君は理解できない。理解できないものに対する恐怖を感じる。」
横になって呼吸をしているだけの日々。
今までどうして普通の生活が送れなかったのだろう。
どうして普通の人付き合いができなかったのだろう。
なんて自分は甘えているのだろう。
絶望の陰にあったのは、
自分はもっとすごい筈、自分を尊敬して皆がついてくるような人間関係を築きたいという
傲慢があった。
トップクラスの大学なのに、なんでその会社なの?と言われるような
中小企業。
コンプレックスは膨らみ、
頭をもたげる。
だが、さすがに学習していた。
そんなことを思っても何もならないことを。
自分にはコミュニケーション能力がない。
だから、ひたすらあたりさわりのない会話をすることを覚えた。
趣味も隠し。
自分を隠し。
そんな人間が好かれる筈もない。
うまく築けない人間関係に七転八倒しながら、
人の顔色を伺う。
そうしてできたのが、ただの八方美人だった。
何の特徴もない、空気のような存在。
だが、自分はまだ願っているのだ。
いつか、人から好かれるような自分になりたい。
他の人がやっているように、自分をさらけ出し、本音でぶつかりあってみたい。
もうすぐ30歳になろうとしているのに。
自己啓発本を読み、あがく日々。
この歳で、まだ希望はあるのだろうか。