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2019-08-27

SCHOOL OF LOCK!はどこへ行く

SCHOOL OF LOCK!は、TOKYO FM2005年から放送している10代向けラジオ番組だ。

私は、その番組をかつて20年にわたって聞いてきた。

パーソナリティ校長教頭リスナーは生徒とすべてが学校のような設定になったバラエティー番組だ。

私は、この番組を2年前からほとんど聞かなくなった。

理由はいくつかあるが、そのうちの一つに名物企画であった「掲示板逆電」という企画をめっきりやらなくなったことだ。

掲示板逆電」は、生徒の悩みや苦しみ、楽しかたこと、聞いてほしいことなどを掲示板スタッフパーソナリティが見つけ、

その書き込みの主に電話するという企画だ。

この番組では、そうやって生徒の悩みなどを聞いていくことで支持を得ていったといっても過言じゃないし、

事実それを求めていた私を含めた昔なじみから聞いていたリスナー、「老人会」の人間は多かった。

掲示板逆電がなくなる分、ゲストが登場する放送はとても多くなった。私が聞かなくなる当時前は月に1回か2回程度だったのが、聞かなくなった時にはほぼ毎日ゲストが登場し、

生放送ライブトークが中心の番組に方向転換していった。

その当時も聴率の問題があったのは皆がわかっていた。しかし、そのことによって新しいリスナーが増える一方で老人会人間は校舎から去り、卒業していった。

そして、今。その聞かなくなった当時教頭を務めていたあしざわ教頭が退任する。

私は、就任前にあしざわむねとという人間SCHOOL OF LOCK!以外で知っていた。

SCHOOL OF LOCK!教頭になる直前まで担当していた「RADIO DRAGON」という番組担当していたことで私はとても彼に好感を持っていた。

しかし、教頭就任するや否や、「RADIO DRAGON」で出していたキャラクターとは全く異なるキャラクターで登場していたために、

私は教頭に対して最初はあまりいいようには思えなかった。

しかし、それも暫くすれば聞きなれ、結局就職もつらくなった時にSCHOOL OF LOCK!は帰る依り代となっていた。

しかし、その依り代教頭が退任することで、また時代の1ページが変わる。

聴率を求め、スポンサー企業の力を求め、リスナーの力を求める。

スタッフ時代や様々な背景とともに、変わっていく。

私たちとなじみのあるスタッフは今どれだけのこっているのだろうか。

SCHOOL OF LOCK!はどこへ行く。

あと何回、「叫べ」と聞けるだろう。

あと何回、「また明日」と笑えるだろう。

夜明け。在校生たちが笑えて、楽しくいられていることを願う。

学校に行かなくてもいい、戦ってるなら存分に戦え。

だけど、どんなに辛くてもどんなに変わってもSCHOOL OF LOCK!相談出来る場所であってほしいと、老人会メンバーであるけども、そう思う。

ロックスペルはL・O・C・K。

したっけね。

 
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