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2009-12-30

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009123000433

下地島移設案も検討対象=普天間問題で福島社民党

 社民党福島瑞穂党首(消費者少子化担当相)は30日、首相官邸記者団に対し、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、与党内で下地島空港(同県宮古島市)を活用する案が浮上していることについて「それも含めて検討する。他党の提案は考慮する」と語った。

 ただ、福島氏は「社民党としては県外・国外移設の中で候補地を探したいと考えている。しっかり社民党の提案もして、沖縄基地問題検討委員会の中でしっかり主張していきたい」と強調した。 

 一方、北沢俊美防衛相首相官邸記者団に、下地島空港について「普天間の代替(施設)にストレートになるかというと、地理的な問題とかキャパシティーの問題がある」と指摘。鳩山由紀夫首相は「(検討委の)議論に委ねているから、私自身から申し上げることはない」と語った。

 国民新党下地幹郎政調会長は都内で記者団に「(下地島空港は)対象になって当たり前だ。利用可能であることは確かだ」と述べた。(2009/12/30-16:07)

おや?

国民新党下地幹郎政調会長は都内で記者団に「(下地島空港は)対象になって当たり前だ。利用可能であることは確かだ」と述べた。

島の名前と同じなので調べてみた。

http://www.mikio.gr.jp/profile/index.html

昭和36年8月14日沖縄県平良市(現:宮古島市)生まれ。

取りざたされている下地島空港の隣の島。いっき地元だねー。

でもってこの人の親父さんは沖縄の大米建設とかいう会社創業者で今は会長をやってるわけで。

http://www.yonewa.co.jp/detail.jsp?id=2214&menuid=1225&funcid=1

役員氏名 会長 下地 米一

http://www.mikio.gr.jp/s_voice/137.html

思えば、伊志嶺アキラ氏の初当選時の相手候補は、私の父・下地米一でありました。

まあ、とっても分かりやすいねー。

2009-12-29

普天間終了のお知らせ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091229-OYT1T00018.htm

「代替待てぬ」海兵隊、普天間滑走路を改修へ

 沖縄県に駐留する米海兵隊は28日、宜野湾市普天間飛行場の滑走路改修工事来年1月10日から始めると発表した。

 期間は約3か月間で、空中給油機など、ヘリコプターを除く航空機を一時的に米空軍嘉手納基地沖縄県嘉手納町など)に移す。米政府はすでに、普天間移設実現が遅れる場合、先送りしてきた改修工事を実施する、と日本政府に通告してきており、それが具体化した形だ。沖縄県内では28日、普天間飛行場固定化に対する警戒感が広がった。

 海兵隊報道部は28日、読売新聞の取材に対し、工事は定期的な保守整備の一環だとしながらも、「(2014年の)普天間返還を見越して工事を先送りしてきたが、代替施設の建設が予期されたよりずっと長くかかり、これ以上待てなくなった」と説明した。

 普天間移設をめぐっては、鳩山首相が現行計画に基づく名護市辺野古以外の新たな移設先を選ぶ意向を表明し、米政府は強く反発している。滑走路の定期改修は05年にも行われたが、この時期の実施について、日本政府内では「普天間の固定化示唆する動きではないか」と見る向きもある。

 宜野湾市の伊波洋一市長は28日、「普天間の固定化に結びつけられるのは困る」と懸念を示した。

 ◆「移転候補地案、来月中に」検討委が初会合◆

 政府与党は28日、沖縄米軍普天間飛行場の新たな移設先を検討する「沖縄基地問題検討委員会」の初会合を首相官邸で開き、来年1月中に移設候補地の案を持ち寄って検討を本格化させることで一致した。5月をメドに結論を目指す方針も確認した。しかし、現行案の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部以外の移設先を探すのは困難だとの見方がなお強く、調整は難航が予想される。

 委員会平野官房長官が主宰し、政府側は武正公一外務副大臣と榛葉賀津也防衛副大臣与党側は社民党阿部知子政審会長国民新党下地幹郎政調会長らが出席。今後、1週間から10日間に1回程度のペースで開き、必要に応じ有識者らを加えることも確認した。

 これに関連し、民主党小沢幹事長は28日、国会内で新党大地鈴木宗男衆院議員との会談で、「首相官邸の判断を待つが、沖縄の声はちゃんと聞かないとダメだ。あの美しい海に基地を造ることはやめた方がいい」と述べた。

2009年12月29日03時07分 読売新聞

これで海兵隊はあと10~20年は普天間から出て行かない事がほぼ確定しました。普天間在住の皆さん、おめでとう。

2009-12-16

鳩山首相努力だけは認めて」

ttp://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2434.html

850 :名無しさん@十周年:2009/12/16(水) 11:48:56 ID:qq7YEfE50

たった3ヶ月ですが

脱税の発覚

小沢の暴走

母子加算復活

北海道のみ高速無料

環境税

扶養控除廃止案

理系経費大削減案

北朝鮮拉致犯見逃し案

基地問題解決案粉砕

あと何か、ありましたっけ?



431 :名無しさん@十周年:2009/12/16(水) 11:36:05 ID:inLQwNiD0

鳩山政権がやったこと

記者クラブ廃止と言っていたのを反故にする

天下り廃止と言っていたのに自ら天下りさせる

内閣機密費オープンにすると言ってたのに機密はやっぱり機密

脱税

政治資金規正法違反

高速道路無料が、いつの間にか北海道だけ無料

独法廃止のはずが増やしてる

暫定税率廃止の代わりに環境税貧乏人に厳しく増税

日米関係メチャクチャ

中国様の属国となる準備

扶養控除・配偶者控除廃止で子供手当

天皇陛下政治利用 ←New!!



19 :名無しさん@十周年:2009/12/16(水) 11:23:09 ID:WIbsFPS10

日本パキスタンに30億円:ノン・プロジェクト無償資金協力

台湾に1億円追加支援 日本政府

日本政府IMFに2400億円を追加融資

日本政府ラトビアから排出枠150万トン購入

鳩山首相インドネシアに4億ドル(約360億円)の円借款

アフガン支援策:日本政府警察官訓練などで5年間で70億ドル(4~5000億円)を拠出へ

鳩山首相3年間でODA5000億円表明 日メコン首脳会議

鳩山イニシアチブ 途上国温暖化対策、12年までに8千億円支援 環境相

日本IMFへの最大1000億ドルの資金支援で合意文書に調印

日本世銀途上国銀行支援、3000億円規模のファンド設立

・食料・環境に150億円拠出 IMF日本が支援表明

パキスタン支援国会合、17日都内で 日本は約1000億円を約束

ソマリア支援に208億円 日本は20億円追加を検討

日本インドネシア金融支援/融通枠120億ドルに倍増

日本途上国支援・環境分野の基盤整備に4,900億円融資

日本国内の韓国学校日本政府授業料支援

外国人研究者を招いての育成・支援を更に充実させるために141億円

民主党政権  朝鮮学校に毎年4500億円予算決定 ★一校当たり49億円★

・初「鳩山イニシアチブ」はインドネシア 気候変動対策に374億円支援

・COP15で1兆円を超えの資金を拠出 先進国全体のおよそ4割 ←new!!

2009-12-13

【日米泥沼化】 鳩山 日米合意の全面履行を否定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

ttp://hamusoku.com/archives/1808743.html

どんなに株価が下がっても、

どんなに円高が進んでも、

どんなに失業率が増加しても、

どんなにたくさん国債を発行しても、

不正献金脱税関係者がどれだけ逮捕されようと、

基地問題でどれだけアメリカを怒らせようと、

鳩山内閣支持率には全く影響が無い

日高義樹ワシントンリポート091213

BSジャパン19日土曜日16:00)

日米関係基地問題では揺るがない~全米商工会議所ドナヒュー会長ほか

番組内容

第1部「普天間は政治問題に過ぎない」・第2部「景気に二番底危険がある」・第3部「オバマ労働組合政権保護貿易に向かう」・第4部「日米関係アメリカ外交の基本だ」・第5部「オバマ大統領は敵よりも味方を困らせる」

出演者

司会者日高義樹ゲスト】全米商工会議所会長トム・ドナヒュー、ブルンバーグ放送ワシントン総局長アル・ハント、「ナショナルレビューワシントン編集長ケイト・オバーン、ブルンバーグニュース編集委員マーガレットカールソン

番組概要

鳩山政権の登場で沖縄普天間基地問題が紛糾している。アメリカの代表的な新聞ニューヨーク・タイムズ』が、日米関係第二次大戦後、最悪になっていると伝え、アメリカの軍事専門家鳩山政権を攻撃している。いま日米関係全体がどうなっているのか、アメリカ経済界指導者、全米商工会議所のトム・ドナヒュー会長に聞くとともに、ワシントンのトップジャーナリスト達と話し合う。

2009-12-09

日本左翼保守的

普天間基地の問題を見ながら、日本左翼にはなんて適応力がないんだろうと思わされる。

たしかに沖縄基地負担は軽減させるべきだろう。

しかし、やり方というものがある。

長い期間日米間で協議を重ねてきて、米軍再編とともに実際に動き出していたある意味超巨大なプロジェクト

政権交代したから、というだけでひっくり返すのは現実的に考えて不可能に近い。

安保闘争では大衆の支持を得た日本左翼理念に凝り固まり

現実適応できず世間から見話され赤軍派というかたちで自滅していった。

そして、今もまた現実適応できずにいる。

しかし、はてサ意見を聞いていると、安保闘争の頃から殆変わっていない。

まさにミイラのような古臭い教義集団。超保守団体。

今回の基地問題も教義にこだわるあまり、自らを苦しめ危うくしている。

まあ、現実適応すれば自衛隊を認めた社会党のように壊滅してしまうのだが。

2009-12-06

その後どうなったか誰も知らないとでも?

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-12-06/2009120601_01_1.html

安保があるから」論については、安保解消が沖縄基地問題解決の根本的な保障であると同時に、安保の是非を超えて団結することが重要だと力説。米国と軍事協定を結んでいるフィリピンなどでも基地撤去を実現させた例がいくらでもあると指摘しました。

1995年南沙諸島で何が起こったか知らんのか。

2009-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20091113080916

アメリカ様」で思考停止させて、衆愚を支配する

ベトナム戦争当時、アメリカ軍の後方基地タイに置かれていて、パタヤやパッポンの買春窟はもちろんそうなんだが、現在タイ全土に張り巡らされているコンクリート舗装の立派な道路も、アメリカ軍が物資補給のために整備したモノなんだが、そこまでカネを注ぎ込んでいながら、アメリカベトナム戦争で負けると、タイではクーデターが起きて、負けたアメリカ軍が追い出されてしまうわけです。タイのあちこちにあった米軍基地はみんな返還され、アメリカ軍東南アジアから姿を消す。タイ人は賢いので、そういう事をやりますね。

http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/11/post_801f.html

 世界の中にはフィリピンのように、議会の決議で駐留米軍に出ていってもらったところがいくつもある。フィリピン日本より米国への依存が強いにもかかわらず、米軍基地から追い出した。しかも、米軍を追い出した後も、米国フィリピンの関係は大して悪くなっていない。普天間の基地問題を解決するには、第3海兵遠征軍を日本国外(米本土)に移すよう、日本国会で決議すれば良いだけである。フィリピン前例を考えれば、海兵隊に出ていってもらっても、日米関係はさほど悪化しない。(田中宇) 同上より 

そもそも、GHQの時代まで遡ると、アメリカに占領されて、それまで絶大な権力を誇っていた陸軍をはじめとする日本軍解体、でも、官僚機構解体されずに残ったわけですね。官僚は、「アメリカ様」という錦の御旗のもとに、自民党恫喝し、日本コントロールして来た。何故かって、その方が政治家意見なんか聞くより、やりやすいからですね。戦前は「テンノーヘイカが」と言えば思考停止コントロール出来たんだが、今では「アメリカ様が」で思考停止ですw コレで愚民どもを黙らせて、あとは自分たちの好き勝手、と。清朝宦官政治みたいなもんで、絶対権力者というのを設定しておくと、支配はやりやすいです。で、マスコミもこの構図の中に収まっているわけで、「アメリカ様に楯突くヤツは売国奴」という発想から抜け出せない。そこで、鳩山首相は、のらりくらりとかわしながら、世論が「脱米軍基地」に動くのを待っているというんだが、

(同上)

2009-09-28

コピペだよ。

増田だけど、ものすごく腹が立っているので、コピペ文と元投稿文を全面貼り付け。

コピペだけ読んでコメント付けてる、ほかの増田さんにはなんの落ち度もないけど、やはり、一部だけでは元増田が言いたいことは歪んで伝わっていると思った。出来れば元投稿も読んでもらいたい。

http://anond.hatelabo.jp/20090927210711

日本の大抵の男性は、女性馬鹿にしている。そして、そのこと自体に全く気づいていない。

何せ、こちとら10年女子校だったからね。付き合いのある男友達は理解のある人ばかりだったし、バイトの先輩は仕事の関係だから、そんなに突っ込んだ発言もしないし。

それが、社会に出たらガラっと変わった。

あなたは差別発言と思っていないんでしょう。でも私はとても苦痛なんです。

あなたはセクハラだと思っていないんでしょう。でも私はとても苦痛なんです。

あなたは多分よかれと思って言ってくれてるんですね。でも私はとても苦痛なんです。

女の子同士なら、自然と気に掛けあって丁寧に接していた部分を、先輩が、上司が、特にお酒の席で、何にも考えずぐしゃっと踏みつぶしてその境界を越えてくる。

それがたまらなく苦痛で、大学で一緒に学んでいた友達に言ってみたら言うんだ。「わかるよー。でもそんなものだよね」

ああ、こんな苦痛な状況が、社会一般では『そんなもの』で済まされる程度の問題なんだって分ったのは、正直そのときだった。

当時は、社会経験が足りなかったんだ。ほんとにね。

 

それで、今はどうやって生きているかというと、日常では、社会学で学んだ問題意識にほとんど蓋をして、生きていくのに便利なところだけ使って生きてます。とりあえず、世間一般様から見て、頭のおかしい奴だと思われない程度に猫被ってね。

男性メインビジネスの場に立ち、名誉性的立ち位置で、ある意味男性に媚びるようにして生きている私にとって、社会学の知識は、被差別者を踏みつけるのに(効率的に差別者特権を使うのに)とても役立っています。あとは自己防衛のためにね。

こんな生き方が良くないというのは重々承知している。一番申し訳ないと思うのは、今の世を生きにくいと感じている日本女性たちに対してだ。自分の体を資本として、男の『勘違い』を上手く使う、一種の『戦略本質主義』を振りかざして生きている私は、本質主義から脱して生きたがっている思っている女性にとって、目の上のたんこぶでしかない。(そして巡り巡って、自分のクビも締めてる。承知の上だ。)

だから、私は世の女性の味方を標榜している。もちろん、偽善だとも分った上でね。日々ご迷惑をおかけしています。女性の皆さん、特に日本女性の皆さん、本当にごめんなさい。

http://anond.hatelabo.jp/20090925071837

 正直、こんな時間に書くことじゃないんだ。明日やることもあるんだし。

 ただ、私にとって、考えを大きく揺さぶられる出来事があったから、少し話をさせて欲しい。

 ちょっと長くなるかも。あと、女性向きだよ。男性は気分悪くなるかもよ?読むなとは言わないけれど、念のため注意。

http://anond.hatelabo.jp/20090925071837

 ↑の記事を、オンライン上の友達に、何気なく見せてみた。

 ホント、何の反応も期待してなかった。流せる雰囲気だったから、多分何の反応もないだろうと当たり前のように思ってた。

 でも、その人は言ったんだ。『抗いたい』って。

 この言葉に、私は懐かしくなって、ものすごく申し訳ない気持ちになって、泣きたくなったから、それについて書く。

 私は、数年前 大学生の頃に差別問題を少しかじってた。

 やってたことは、女性問題、黒人問題、水俣病問題、沖縄基地問題、色々だ。

 ゼミ一番ショッキングだったのは、『私が差別者だ』ということを直視しなくちゃいけないことだった。

 社会学を学んだことのある人は、どうか笑わないでほしい。私は、私が世界中のあらゆる差別問題の中に居て、その中のほとんどの状況で差別者なのだ、と、抵抗なく認識できるまでにまるまる1年かかってしまった。

 「だって、私はなにもしてないのに、ただ生きてるだけなのに、どうして他人を差別しているなんて言うの?」という疑問を解消する、それだけでだ。課題図書や、毎度のレポート提出が嫌いだった。『分りたくない、信じたくない!』ってずっと思ってた。

 社会学を学んだことの無い人は、差別問題をどうか他人事と思わないで欲しい。あなたは世界中差別問題の中に居て、ほとんど常に差別者だ。

 日本国民大和民族正社員、男性、健康体である、という、ただそれだけで差別者だ、というのは、すぐには受け入れがたいと思う。(先述の通り、私も理解するのにまる1年かかった)それでも、社会という構造の中にいる限りは、その中で差別者として無意識に振る舞ってしまうことが常にある。無意識に、他人を傷つけている。確実に。

 そして、たいていの場合、特別に本を読んだり勉強をしなかったら、この『無意識差別者』状態から、人は絶対離れない。

 だって、この状態が最高に快適だもん。味方は多いし、強いし、くさい、汚い、怖いことはないし、安定している。

 この状態から、どうしてわざわざ、よわっちい被差別者の味方をしたり、あまつさえこの特権を引き渡すなんてことをしなくちゃいけないんだ?ってなる。

 だから、差別者はこの状態から滅多に自発的には離れない。

 もうひとつの原因は、『自覚が無くても困らないから』だ。

 道を行く人(差別者)は、花を踏んだことに気づかなくても怪我をするわけでなし、なにも困らない。<でも、踏まれた花(被差別者)にとっては一大事だ。>

 だから、差別者(マジョリティ)の集団または親玉は、自分たちの得になるように必死に策を練る。

・なんで沖縄基地問題は、全国メディアで滅多に取り上げられないんだろう?(だって日本はほとんどが大和民族だもんね)

沖縄の中でも、基地をなくしたいと考える人と、居て欲しいと考える人がいる。これは国が基地土地貸し出しに対して支払っている補助金の絡みで起こる対立だ。(このせいで、基地問題の県内世論が必要以上に割れている)

基地移転は出来て、日本国内に基地が置けない理由ってなに?(移転できないんじゃなくて、移転しないだけなんじゃないの?)

 例を沖縄基地問題であげてみたけど、ちょっと考えてみると議論のしがいがある(あるいは明らかにおかしい)問題がぼろぼろ出てくるのが差別問題だ。そして、差別問題を華麗にスルーできる特権を持っているのが、差別者だ。

 こういう困難な状況にあっても、『これはおかしい』と気づく人、そして声を上げる勇気ひとたちが現れて、差別問題は議論されてきた。

 昔と比べて、良くなってきたものもある。(女性問題は、明治時代から女性の権利の見直しを考えようと呼びかける先達の手で、長い時間をかけて、やっとここまできた。)

 まだ根強く差別が残り、世代を超えて人権を脅かすようなものもある。(水俣病問題は、未だに遺族が差別を恐れてる。)

 こんな問題の事例に4年間触れていて、その当時は、私も思っていたんだ。

 『私は、なにも知らないままで人を傷つけるような人間になりたくない。もし差別者の立場を脱する方法があるなら、私はそうしたいし、もし無かったとしても、せめてその差別について理解して、なるべく他人を傷つけないように生きたい』って。

 でも、いざこんな気持ちを持って、たくさんの差別問題の事例を知ったあとで、社会に出てみたら、こんな問題意識が苦しいだけだって分ってしまった。

 一番キツかったのは、『大抵の男性は、女性馬鹿にしていること、そのこと自体に全く気づいていない』という事実だった。

 何せ、こちとら10年女子校だったからね。付き合いのある男友達は理解のある人ばかりだったし、バイトの先輩は仕事の関係だから、そんなに突っ込んだ発言もしないし。

 それが、社会に出たらガラっと変わった。

 あなたは差別発言と思っていないんでしょう。でも私はとても苦痛なんです。

 あなたはセクハラだと思っていないんでしょう。でも私はとても苦痛なんです。

 あなたは多分よかれと思って言ってくれてるんですね。でも私はとても苦痛なんです。

 今まで、女の子同士なら、自然と気に掛けあって丁寧に接していた部分を、先輩が、上司が、特にお酒の席で、何にも考えずぐしゃっと踏みつぶしてその境界を越えてくる。それがたまらなく苦痛で、大学で一緒に学んでいた友達に言ってみたら言うんだ。「わかるよー。でもそんなものだよね」

 ああ、こんな苦痛な状況が、社会一般では『そんなもの』で済まされる程度の問題なんだって分ったのは、正直そのときだった。

 当時は、社会経験が足りなかったんだ。ほんとにね。

 それで、今はどうやって生きているかというと、日常では、社会学で学んだ問題意識にほとんど蓋をして、生きていくのに便利なところだけ使って生きてます。とりあえず、世間一般様から見て、頭のおかしい奴だと思われない程度に猫被ってね。

 男性メインビジネスの場に立ち、名誉性的立ち位置で、ある意味男性に媚びるようにして生きている私にとって、社会学の知識は、被差別者を踏みつけるのに(効率的に差別者特権を使うのに)とても役立っています。あとは自己防衛のためにね。

 こんな生き方が良くないというのは重々承知している。一番申し訳ないと思うのは、今の世を生きにくいと感じている日本女性たちに対してだ。自分の体を資本として、男の『勘違い』を上手く使う、一種の『戦略本質主義』を振りかざして生きている私は、本質主義から脱して生きたがっている思っている女性にとって、目の上のたんこぶでしかない。(そして巡り巡って、自分のクビも締めてる。承知の上だ。)

 だから、私は世の女性の味方を標榜している。もちろん、偽善だとも分った上でね。日々ご迷惑をおかけしています。女性の皆さん、特に日本女性の皆さん、本当にごめんなさい。

 こんな長文をここまで読んでくださっているあなたは考えるかもしれない。「どうして、そんなひねくれた生き方をするんだ?女性に対して申し訳ない気持ちがあるなら、そんな風に思わなくて済むような道を探せばいいじゃないか」と。

 確かに、正論だ。

 ただ、今まで男性社会の中を駆け抜けてきた私の人間関係には、そのようにしなければ維持できない人脈が多くある。今更切ることが出来ない、お金になる人脈が。

 一言で言えば、こういうことだ。

 「こうしなければ、明日のご飯がない。明日の立場がない。明日の社会に居場所がない。そういう危機感に、ただ突き動かされて、ビジネスという男性社会に埋没しているのです」

 ・・・あ、万一今、「だったら結婚すればいい」とか考えた人がいたとしたら、冗談も大概にしてくださいね。そういうのが仕事志向する女性プライドを傷つけかねない繊細な問題だってこと、いい加減気づいて。

 そして、そもそも「働けないなら結婚すればいい」という言説を女性に押しつけるのはやめてほしい。

 私は今、こんな風に生きているから、正直、最近の私が差別者に立つあらゆる差別問題に対しては、「分る、分るよ-、その痛み。でもごめん、味方はしないよ。余裕ないから」っていうスタンスだった。思い切り逃げモード。そこそこ底辺の仕事で、それより底辺の人たちの頭を足蹴にして得た仕事で生きている日常です。

 そこにきて、冒頭のアレですよ。

 『抗いたい』という言葉を聞いたとき、まずはじめに思い浮かんだのは、「青いなあ」という、ある種その人を侮った感想だった。

 でも、よくよく考えてみたら、それって違くないか?むしろ、この人が言っていることのほうが正しいだろう?本当は、自分差別者のままで居続けるのって嫌でしょう?その嫌な気持ちがあるから、他の人に対して内心申し訳ないとか思ってるんでしょう?

 そんな風に考えていたら、私は大学生時代に一生懸命学んでいた差別問題の事例が懐かしくなって、現在自分のことを思うと、世の中の女性に対してものすごく申し訳ない気持ちになって、そして、『抗いたい』と言った友人の若々しい気概が眩しくて、それと比べたら自分はずいぶんみすぼらしくなったと気づいて、泣きたくなったからそれについて書いた。

 オンラインの友人だから、性別は分らない。

2009-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20090925071837

 正直、こんな時間に書くことじゃないんだ。明日やることもあるんだし。

 ただ、私にとって、考えを大きく揺さぶられる出来事があったから、少し話をさせて欲しい。

 ちょっと長くなるかも。あと、女性向きだよ。男性は気分悪くなるかもよ?読むなとは言わないけれど、念のため注意。

http://anond.hatelabo.jp/20090925071837

 ↑の記事を、オンライン上の友達に、何気なく見せてみた。

 ホント、何の反応も期待してなかった。流せる雰囲気だったから、多分何の反応もないだろうと当たり前のように思ってた。

 でも、その人は言ったんだ。『抗いたい』って。

 この言葉に、私は懐かしくなって、ものすごく申し訳ない気持ちになって、泣きたくなったから、それについて書く。

 私は、数年前 大学生の頃に差別問題を少しかじってた。

 やってたことは、女性問題、黒人問題、水俣病問題、沖縄基地問題、色々だ。

 ゼミ一番ショッキングだったのは、『私が差別者だ』ということを直視しなくちゃいけないことだった。

 社会学を学んだことのある人は、どうか笑わないでほしい。私は、私が世界中のあらゆる差別問題の中に居て、その中のほとんどの状況で差別者なのだ、と、抵抗なく認識できるまでにまるまる1年かかってしまった。

 「だって、私はなにもしてないのに、ただ生きてるだけなのに、どうして他人を差別しているなんて言うの?」という疑問を解消する、それだけでだ。課題図書や、毎度のレポート提出が嫌いだった。『分りたくない、信じたくない!』ってずっと思ってた。

 社会学を学んだことの無い人は、差別問題をどうか他人事と思わないで欲しい。あなたは世界中差別問題の中に居て、ほとんど常に差別者だ。

 日本国民大和民族正社員男性健康体である、という、ただそれだけで差別者だ、というのは、すぐには受け入れがたいと思う。(先述の通り、私も理解するのにまる1年かかった)それでも、社会という構造の中にいる限りは、その中で差別者として無意識に振る舞ってしまうことが常にある。無意識に、他人を傷つけている。確実に。

 そして、たいていの場合、特別に本を読んだり勉強をしなかったら、この『無意識差別者』状態から、人は絶対離れない。

 だって、この状態が最高に快適だもん。味方は多いし、強いし、くさい、汚い、怖いことはないし、安定している。

 この状態から、どうしてわざわざ、よわっちい被差別者の味方をしたり、あまつさえこの特権を引き渡すなんてことをしなくちゃいけないんだ?ってなる。

 だから、差別者はこの状態から滅多に自発的には離れない。

 もうひとつの原因は、『自覚が無くても困らないから』だ。

 道を行く人(差別者)は、花を踏んだことに気づかなくても怪我をするわけでなし、なにも困らない。<でも、踏まれた花(被差別者)にとっては一大事だ。>

 だから、差別者(マジョリティ)の集団または親玉は、自分たちの得になるように必死に策を練る。

・なんで沖縄基地問題は、全国メディアで滅多に取り上げられないんだろう?(だって日本はほとんどが大和民族だもんね)

沖縄の中でも、基地をなくしたいと考える人と、居て欲しいと考える人がいる。これは国が基地土地貸し出しに対して支払っている補助金の絡みで起こる対立だ。(このせいで、基地問題の県内世論が必要以上に割れている)

基地移転は出来て、日本国内に基地が置けない理由ってなに?(移転できないんじゃなくて、移転しないだけなんじゃないの?)

 例を沖縄基地問題であげてみたけど、ちょっと考えてみると議論のしがいがある(あるいは明らかにおかしい)問題がぼろぼろ出てくるのが差別問題だ。そして、差別問題を華麗にスルーできる特権を持っているのが、差別者だ。

 こういう困難な状況にあっても、『これはおかしい』と気づく人、そして声を上げる勇気ひとたちが現れて、差別問題は議論されてきた。

 昔と比べて、良くなってきたものもある。(女性問題は、明治時代から女性の権利の見直しを考えようと呼びかける先達の手で、長い時間をかけて、やっとここまできた。)

 まだ根強く差別が残り、世代を超えて人権を脅かすようなものもある。(水俣病問題は、未だに遺族が差別を恐れてる。)

 こんな問題の事例に4年間触れていて、その当時は、私も思っていたんだ。

 『私は、なにも知らないままで人を傷つけるような人間になりたくない。もし差別者の立場を脱する方法があるなら、私はそうしたいし、もし無かったとしても、せめてその差別について理解して、なるべく他人を傷つけないように生きたい』って。

 でも、いざこんな気持ちを持って、たくさんの差別問題の事例を知ったあとで、社会に出てみたら、こんな問題意識が苦しいだけだって分ってしまった。

 一番キツかったのは、『大抵の男性は、女性馬鹿にしていること、そのこと自体に全く気づいていない』という事実だった。

 何せ、こちとら10年女子校だったからね。付き合いのある男友達は理解のある人ばかりだったし、バイトの先輩は仕事の関係だから、そんなに突っ込んだ発言もしないし。

 それが、社会に出たらガラっと変わった。

 あなたは差別発言と思っていないんでしょう。でも私はとても苦痛なんです。

 あなたはセクハラだと思っていないんでしょう。でも私はとても苦痛なんです。

 あなたは多分よかれと思って言ってくれてるんですね。でも私はとても苦痛なんです。

 今まで、女の子同士なら、自然と気に掛けあって丁寧に接していた部分を、先輩が、上司が、特にお酒の席で、何にも考えずぐしゃっと踏みつぶしてその境界を越えてくる。それがたまらなく苦痛で、大学で一緒に学んでいた友達に言ってみたら言うんだ。「わかるよー。でもそんなものだよね」

 ああ、こんな苦痛な状況が、社会一般では『そんなもの』で済まされる程度の問題なんだって分ったのは、正直そのときだった。

 当時は、社会経験が足りなかったんだ。ほんとにね。

 それで、今はどうやって生きているかというと、日常では、社会学で学んだ問題意識にほとんど蓋をして、生きていくのに便利なところだけ使って生きてます。とりあえず、世間一般様から見て、頭のおかしい奴だと思われない程度に猫被ってね。

 男性メインビジネスの場に立ち、名誉男性的な立ち位置で、ある意味男性に媚びるようにして生きている私にとって、社会学の知識は、被差別者を踏みつけるのに(効率的に差別者特権を使うのに)とても役立っています。あとは自己防衛のためにね。

 こんな生き方が良くないというのは重々承知している。一番申し訳ないと思うのは、今の世を生きにくいと感じている日本女性たちに対してだ。自分の体を資本として、男の『勘違い』を上手く使う、一種の『戦略本質主義』を振りかざして生きている私は、本質主義から脱して生きたがっている思っている女性にとって、目の上のたんこぶでしかない。(そして巡り巡って、自分のクビも締めてる。承知の上だ。)

 だから、私は世の女性の味方を標榜している。もちろん、偽善だとも分った上でね。日々ご迷惑をおかけしています。女性の皆さん、特に日本女性の皆さん、本当にごめんなさい。

 こんな長文をここまで読んでくださっているあなたは考えるかもしれない。「どうして、そんなひねくれた生き方をするんだ?女性に対して申し訳ない気持ちがあるなら、そんな風に思わなくて済むような道を探せばいいじゃないか」と。

 確かに、正論だ。

 ただ、今まで男性社会の中を駆け抜けてきた私の人間関係には、そのようにしなければ維持できない人脈が多くある。今更切ることが出来ない、お金になる人脈が。

 一言で言えば、こういうことだ。

 「こうしなければ、明日のご飯がない。明日の立場がない。明日の社会に居場所がない。そういう危機感に、ただ突き動かされて、ビジネスという男性社会に埋没しているのです」


 ・・・あ、万一今、「だったら結婚すればいい」とか考えた人がいたとしたら、冗談も大概にしてくださいね。そういうのが仕事志向する女性プライドを傷つけかねない繊細な問題だってこと、いい加減気づいて。

 そして、そもそも「働けないなら結婚すればいい」という言説を女性に押しつけるのはやめてほしい。


 私は今、こんな風に生きているから、正直、最近の私が差別者に立つあらゆる差別問題に対しては、「分る、分るよ-、その痛み。でもごめん、味方はしないよ。余裕ないから」っていうスタンスだった。思い切り逃げモード。そこそこ底辺の仕事で、それより底辺の人たちの頭を足蹴にして得た仕事で生きている日常です。

 そこにきて、冒頭のアレですよ。

 『抗いたい』という言葉を聞いたとき、まずはじめに思い浮かんだのは、「青いなあ」という、ある種その人を侮った感想だった。

 でも、よくよく考えてみたら、それって違くないか?むしろ、この人が言っていることのほうが正しいだろう?本当は、自分差別者のままで居続けるのって嫌でしょう?その嫌な気持ちがあるから、他の人に対して内心申し訳ないとか思ってるんでしょう?

 そんな風に考えていたら、私は大学生時代に一生懸命学んでいた差別問題の事例が懐かしくなって、現在自分のことを思うと、世の中の女性に対してものすごく申し訳ない気持ちになって、そして、『抗いたい』と言った友人の若々しい気概が眩しくて、それと比べたら自分はずいぶんみすぼらしくなったと気づいて、泣きたくなったからそれについて書いた。

 オンラインの友人だから、性別は分らない。

2008-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20081201221427

産経新聞記者コラムの締めくくりでそうとも受け取れる一文を書いた、ってだけじゃんか

確かにコラム趣旨からすれば蛇足も良いとこだし、書いた記者はアホだとは思うけどね

コラム自体の論旨はレイプ事件を基地問題という政治的争点とごっちゃにするなってことじゃん

レイプは悪かもしれないが、だからといって基地が悪というのは短絡的じゃないの

こういうのを「実際にメディア上で被害者の落ち度のみが強調される」というのはどうかね

2008-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20080622224118

本当に国を売りたいと思ってる人なんか、そうそういないと思うよ。

俺の家は共産党シンパだったから、ガキの頃は靖国神社に参拝する人の心理が分かんなかった。

靖国神社なんかに参拝する人がいるから、日本ダメになるんだ」ぐらいに思ってた。

自民党政治家なんてのはみんな右翼で、戦争大好きで、

日本の美しい山を切り崩してゴルフ場にして、基地問題ではアメリカの言いなりになるばっかりの売国奴だと。

だんだん大人になってくると、「ああ、そうじゃないのね」ってわかってきたけど。

あなたが誰を念頭に置いているかはわからないけど、

親中派親韓派も、外務省中の人も、社民党中の人も、大多数は日本のことが好きな日本人なんだよ。

信じられないかもしれないけど。

2008-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20080418124321

加害者側のDQN度合いに打ち消されるだろう。

基地問題とか高い問題意識(笑)を持っている人が参戦してこないと、なかなか炎上しないものだ。

2008-03-08

自衛隊員が少女レイプ

イラクで、いや、これからはアフガンの方がいいかな。

ともかく海外派遣された自衛隊員が街中で出会った少女を乱暴したとする(仮定の話)。

少女自衛隊員が出会った時間帯や少女が自ら自衛隊員の車に乗ったかどうか、ということに関わりなく、これは自衛隊の大きな不祥事であることははっきり理解できると思う。

いわんや、日本政府関係者や主要マスコミが「遅い時間に出歩いて、見ず知らずの外国人についていく無防備さは無念だ」なんて発言をすれば当事国のみならず国際社会から袋叩きに遭うことは確実だろう。

日本としてはどこまでも誠実に被害者への謝罪と関係者の処罰を行うことが求められるだろうし、それは日本国民にも当然のことと受け止められるだろう。

では日本自身ではなく、現地の親日メディアが「少女にも落ち度があった」などと報道すれば、自衛隊日本政府は内心「ナイスフォロー!」などと思うだろうか?

おそらく違うのではないか。

現地住民に「日本自衛隊には気をつけろ」という意識を植え付けるのは明らかに日本にとって不利益になる。それは、平たく言えば「日本を敵視せよ」ということだから。

日本としては効率的に活動するためには現地住民の同意や協力姿勢も調達するする必要があるはずだ。サマワでも「自衛隊と現地住民の心からの交流」のようなイベントが何度も演出されたはずだ。

現地の子どもたちに「日本人にはついて行っちゃダメだよ」としつけるのは、日本側のそうした努力を無にするものである。

このように思考実験してみると、花岡信昭の一連の言論はいったい何なのだ?という疑問が出て来る。もはや親米や従米ですらない。

おそらくは、米国などよりもむしろ自分が可愛いのだ。自分はまったく基地問題の外部にいながら、今回の事件によって基地問題の直面している人々が声をあげることを疎ましく思っている。それは、人々の行動によって、基地外の自分まで何らかの決断を下さなければならなくなることを恐れているからだ。花岡はそれを嫌うから、こういうのだ。「沖縄の奴らはただ屈従していろ」と。

この少女のことをまず考えると、軽率にも米兵のバイクに乗ってついていってしまったことが、日米関係を揺るがせ、「反米・反基地」勢力を勢いづかせてしまったことを、どこまで理解できるか不明だとしても、ともあれ、このことを人生の大きな教訓として生きてほしい。

そのことを願っておく。そうでないと、いつまでも「米兵の蛮行の被害少女」として扱われることになってしまう。少女政治的に利用しようとする勢力がこんなにもいたことに、本人は当惑し、沖縄現実を痛いほど身にしみてわかったはずだ。

「米兵に乱暴されるな、日米関係に傷がついたらどうするんだ」、「被害に遭ったら泣き寝入りするのが一番だ」。花岡の言っていることは、このように読める。

まさに基地外勢力。

2008-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20080302000725

被害者加害者、そして第三者、というわけ方をしてみる。

被害者によっては、そして事件によっては、広く世間に知らしめたい、という被害者もいる。が、事件が与えた心の傷が深くてそっとしておいてほしい、という被害者もいる。

加害者にとっては、有罪だという前提で、罪を自覚し、繰り返さないという意味がある。反面社会復帰に障害になるということもあるかもしれない。

問題は第三者だが、どう関わってくるのか、ということが問題になってくる。今回のような事件の場合、セックスにしか興味がない野次馬の興味を満たすため、売り上げを上げるため、ということもあるのだろうけれど、それは普遍的な価値を持たない、一部の人間の私的な利益にしかならない。そういうものが価値となりうるのかと。

たとえば基地問題だったり、日米の関係だったりに深く関わる可能性があるのだったら普遍的な価値を持つのかもしれない。まあそれは日本の側だけで、アメリカにはないかもしれないけれど。

今思いつくのはそういうところだけれど、報道は基本的に第三者のためにあるような気がするし、普遍的な価値のためにしているような気がするし、またそうであるべきなんじゃないかと思う。そういうもののためなら報道する価値はあるのかもしれない。何らかに役立つ可能性があるのであれば。一部の人間の下世話な興味のためにならすべきではないと思う。が、普遍的な価値があると思われても、今回のように当事者感情を傷つける可能性があるかも、という場合、それをどうするか、という境界線に立たされると思うのだけど。

2007-07-19

anond:20070719205410

「○○の痛みを私たちの痛みとして考える」

ってフレーズ70年代に多用された。

ベトナム戦争とかパレスチナ難民問題とか基地問題とか。

もっと遡れば「戦地の兵隊さんの事を思え!」というフレーズもあったね。

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