自分はポールグレアムじゃないけど、プログラミングをする事と絵を描く事は同じようなものだと考えているんだよね。
- 頭の中で構想を練るのなら誰だって出来る
絵なら上手い人でも描けない人でも、「ここに大体こういう雰囲気の人を配置して、その周りにはこの色が合うから...」と考えるくらいはするよね。
ただそれが具体的な形になるか妄想で終わるかの違いしかないだけで。
プログラミングにも、「ここの動きはあのパターンを流用して、さらにあそことリソースが競合しないように管理クラスを導入...」というのも、必要なら素人から熟練した人まで同じように考える。 - 荒を見つける、全体にあわせて修正する
絵なら「ここの形/色がおかしい。修正しておかないと全体的になんとなく良くてもダメ評価を食らってしまう」という箇所があれば修正する。
プログラミングでも、映像作品から事務処理アプリケーションまで「モジュールの動作が全体から見ると少し不整合だから調整しておかないと」という場面がある。
それはGCの動作タイミングだったり、メモリ食べすぎだったり、単なる些細な実行時エラーだったり。 - Hackする
勿論ここで言う「HACK」は悪い事ではなくて、「新しい発想で、短い時間で済ませてしまう」を意味する。
絵なら今までになかった題材や視点を組み合わせて作品の方針を決めたり、斬新な表現方法を作ってしまえば「Hack」だろう。
ある程度のプログラマならもう知ってると思うけど、プログラミングで言えば「ものすごく面倒な問題に対して簡潔な解法を直ぐに与えられる」事が結果として「Hack」とされている。
例えば「どうしても手動での作業が免れないタスクがあったとしても、ある程度自動化したり、手動作業そのものをもっと軽量なものにそげ変えて圧倒的に時間を短縮したり」などなど。
まぁ、個人的な主観だし感覚的に共通点があったとしても僕だけにしか通じない部分もあると思うからそんなに真剣に受け取らないでねw
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