2024-10-25

anond:20241025163501

「男は男らしく」っていうのは、確かにキリスト教文化圏ではよく見られる価値観だけど、それが直接聖書に書かれているかというと、実はそうでもないんだよね。

聖書の中で、男らしさとか女性役割について触れられている部分はいくつかあるけど、たとえば「男らしくマッチョであれ」というのはあまり明確には書かれてない。

一方で、聖書には男と女役割分担が強調される場面があるのは事実

たとえば、創世記では「イブアダム肋骨から作られた」という話があって、これが「女性男性に従う存在である」っていう考え方の根拠ひとつになったりする。新約聖書の中でも、特に使徒パウロ手紙には、妻は夫に従うべきとか、家庭内役割についての教えが見られるんだ。

でも「マッチョであれ」という男らしさの呪縛がどこから来たのかっていうと、宗教だけじゃなくて、もっと文化的歴史的な背景が大きいと思う。

西洋では、古代ギリシャローマ時代から男性理想像として「強さ」や「勇敢さ」が尊ばれてきた。戦士であり、守護であることが男の美徳とされ、それが近代に至るまで根強く残っている感じだね。

そこにキリスト教の教えも混ざり合って、「男は家族を守る存在、だから強くあれ」というイメージが強化されたんじゃないかな。

アジア圏でも、儒教的価値観とかがあって、男が一家大黒柱として尊重される傾向があるけど、必ずしも「マッチョであれ」という形での男らしさが求められているわけではないよね。

地域ごとに「男らしさ」の定義ちょっとずつ違うっていうのが面白いところだと思う。

記事への反応 -
  • アメリカで男性がトートバッグ使っていると異常に憎まれて、路上で因縁つけられる危険すらあるという同調圧力があるみたいで、アメリカも自由じゃないねなんて言われていたけど、 ...

    • よくわからんけどキリスト教文化圏では男は男らしく、が求められるよね  聖書には男はこうあるべき!なんてあまり書いてないはずだけど 女は出しゃばるな、イブはアダムの肋骨から...

      • 「男は男らしく」っていうのは、確かにキリスト教文化圏ではよく見られる価値観だけど、それが直接聖書に書かれているかというと、実はそうでもないんだよね。 聖書の中で、男らし...

        • 「マッチョであれ」ってのは聖書に書かれてないって言うけれど、それはマッチョっていう語が最近のものだから当たり前だと思うよ。どっちかっていうとその源泉となるのは出エジプ...

        • アジア圏でも儒教のない国は今でも男が昼から酒飲んでダベッてて女が農作業。 儒教が流入した東アジアも元はそうだったから 絶対神に頼りたくなるほど男が責任を負わされないと昔習...

        • 仮に肋骨が生きてたとしても お前の肋骨はお前に従ってないやろ ただの骨やん   という感想しか持てないので なぜ女が肋骨だったら男にしたがうべきなのか まったく理解できない   ...

    • 友達おらんからよくわからん

    • ママ面しないでほしいみたいな配信者の愚痴がバズったけど、それと関係ありそう。 ママ面される=舐められる、そして 可愛い男はママ面されてモテてる側面がある、から 可愛い男が...

    • 女がいつもそれやってる(例:お嬢様ずんだもん)から男もそうだって思っちゃったのかな?

    • 憎悪がどうとかは知らんけど かわいいアクセサリーとか好きなんだよなあ それもなんか昭和のおばさん感というか手作り感のある大ぶりペンダントとか デパートの包み紙みたいなワ...

    • 実際マッシュの男なんか大学のヤリサー以外の社会のどこにも存在しないからな

    • 俺そのポジションずっとやってるけど鈍感すぎるのかそんな感覚ないな

    • たぶん殆どの男性は、なにわ男子が誰なのか知らないと思います……

    • 男らしい男なんぞ男にモテるだけ、おまけでトロフィーがほしいので男社会で強い男ならなんでもいいって女が寄ってくるだけって事に気が付かず、男を磨いてきてしまった哀れな男に...

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