2024-09-25

日常に溢れる男性差別が辛い 

ある日リビングニュースを観ていた

ニュースでは車の窃盗団についての報道をしていた

ドラレコ犯人通話が記録されており、声の調子からしても明らかに車を運転していた犯人女性だった


にも関わらず、何故か吹き替え男性にされていた

「俺がよう!」「オレがさぁ!」などと、コテコテな程の男性口調

にも関わらず実際の犯人の声として聞こえてくるのは、明らかに女性


なんだろう?

車を盗難する窃盗団をやる様な凶悪犯は、女性では絶対にあり得ず男性の方がより相応しいのだろうか?

車の運転なんて凶悪で難しい行為女性には出来ないので、女性では明らかに自然から敢えて男性吹き替えたのだろうか?

それとも、女性犯罪者になる事などあり得ないから、男性に置き換えないといけない常識でもあるのだろうか?


一緒に見ていた妻は特に何も言っていなかった

ニュースなんて下らないもの適当に聞き流しているのか、違和感のある描写であっても「そんなものか」とでも思っているのかもしれない

でも正直自分は、とても辛かった

たかニュースの、世間的にはそこまで大ニュースでも無い些細な事件再現ですらも

男は悪で女は善、という図式を押し付けられた気がした


フィクションでも現実でも、いつも「やられ役」は男だ

ハリウッド映画から下らない異世界系まで、大量に出てきて、主人公や悪役やモンスターに大量に殺されるのは、いつも男(兵士)だ

雑に命を、尊厳を消費されているのに、消費されるのが当たり前で、こういう描写差別的だと言う方がおかしいと、自意識過剰だと、被害者ぶるなとまで言われる

性別を反対にしたら「女性差別問題」としてちゃんと丁寧に扱ってもらえるのにね


最早日常にありふれ過ぎて、差別される側すら麻痺しているのが、男性差別の正体なのかも知れない

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん