2024-08-13

既に直系より資本系が家系スタンダードになっている

ラーメンショップは別として)家系元祖である吉村家から喧嘩を売るかのように独立して生まれたのが六角家だ

家系元祖は確かに吉村家だが、昭和63年に生まれ六角家が家系ベンチマーク存在だと私は考えている

その理由は、現在家系自称するお店は吉村家よりは六角家の味に近いからだ

吉村家醤油ダレをガツンと効かせるのに対して、六角家はスープ出汁)を重視して家系ラーメンに変化をもたらした

その変化は、吉村家と比べると六角家の方が食べやすく、多少は万人受けするラーメンになった

万人受けといっても吉村家よりはマシと言う程度で、昔は獣汁と呼ばれるくらい臭いしクセがあった

六角家をもってしても、その頃の家系はまだまだ人を選ぶラーメンだった

しか六角家をさらに食べやすくしたラーメンが生まれ

平成4年創業した壱六家

六家はげんこつを使わずに豚頭を使うことでクリーミー家系発明した

六家以後、スープの獣臭さは年々弱くなり、ラーメンから獣汁という言葉が消えていったのではないかと私は考えている

横浜都市化が進み、店で獣臭いスープを炊けなくなったこともあるだろうけど)

六家吉村家や、そこから独立したお店で修行したわけでもない非直系

この壱六家元祖とし、壱系と呼ばれるくらいに広がり、現在展開されている資本系とか呼ばれるのをたどると壱六家に行き着く店も多い

今をときめく町田商店も壱六家出身


ちなみにライスの美味しい食べ方の発祥は壱六家らしい

https://hamarepo.com/story.php?page_no=2&story_id=2328

本当に壱六家発祥なのか怪しいと思っているけれど、昔は今ほど家系ライスを食べる文化は定着していなくて、直系でもライスを食べる人が増えてきた頃は違和感があった

直系以外は認めないという方も、壱六家発祥とされるライスの美味しい食べ方を実践しているのではないかと思う

なので、スープに浸した海苔ライスを巻いているラオタがいたら「それって壱六家発祥から直系の食べ方じゃないよね」といじめてあげよう

ライスの食べ方だけじゃなく、直系ですら壱六家の影響を受けた食べやすい臭くない家系になっていて、現在直系にこだわるほどかなと私は考えている

ただ、資本系と呼ばれるお店には家系とは呼び難いものも多いから、資本系を家系と一緒にしたくないという気持ち理解できる

二郎系インスパイアと呼んでも、資本系の家系インスパイアと呼びたくないラオタの微妙感情があるのです

直系とか資本系とか知らねーよって方も直系と資本系をそれぞれ食べたら違いがわかると思うので、直系を探して食べてみて欲しい

食べてみて違いがわからなかったら、それはただの味覚音痴です

食について一切語るなよな

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