また異動するので思い出を書く。
社内ポスティングしようとしたきっかけは、システムの保守運用プロジェクトに2年半くらい所属してて、Excel触るだけで開発スキルもコミュニケーション力もつかないまま30歳になるのはキツくないか?と感じたから。
別プロジェクトに異動したいと上司との面談では言ってたけど、うやむやにはぐらかされたので、社内ポスティング制度を使って異動を決意。
プロジェクトの商談〜稼働まで、約100人規模のプロジェクト管理をしたり顧客対応をしたりする。
今までお客様対応は、サポートデスクのメール対応が主だったため、自分の新たなキャリアに繋がれば良いなと思った。(プログラミングはもう諦めた。頑張って勉強したけど無理なもんは無理ね)
でもなんでまた社内ポスティングで異動しようかと思ったかというと、ブラックな部署だったからこれからやっていける気がしなかった。
アカウントSEって顧客対応してるから、トラブルがあった時に土日でも動かなきゃならんかったり、出張とか多かったり、なかなか自分の人生のペースを保つのが難しかった。
まあ、異動前が週3〜4テレワークだったのでそれに慣れきってた部分もある。
あと、周囲の人の仕事が忙しすぎてありえない量の仕事を振られるのもストレスだった。
現に仲良かった若手の子がそれで休職してて、けっこうショッキングだった。
でも、この部署の1番好きなところがあって、それは「みんな良い人」ということ。そのため、異動して明確に迷惑をかけるのが心苦しい。
これまでの人生で、自分の周りの人間関係をうまく調整する力みたいなのが無いなと実感してきたため、人中心で仕事が回ってる部署に馴染めるか心配だった。
誰かとお話しするのはできるが仲良くなるとかそういうのがなかなか苦手なタイプ。
でも、みんな異動してきた私を快く受け入れてくれて、後輩も人懐っこい人が多くとても楽しかった。
こういう周りの人たちのおかげで、自分らしさを出して仕事をすることができた。
これまで「周りの人に恵まれたおかげです」って言ってる人を見ると、『あなたが素晴らしいからだよ』と思うことが多かった。
この部署に来て、「周りの人に恵まれたな」って心から思えた。私の根本的な部分は変わってないから、単にこの部署の人たちが良い人ばかりなんだろうな。