※不妊治療されてる方は傷つく可能性がある表現があるのでご注意ください※
最近何だか生理が今までになく重くて辛くなってきたなと思っていたら、健康診断の婦人科検診でチョコレート嚢胞があるので再検査が必要とのことで。
言われるがままに近所の婦人科で再検査を受けた結果チョコレート嚢胞と内膜症ですねとの診断だった。
寝てても途中で起きるぐらいの激痛と、経血量は1時間多い昼用のナプキンがもたなかったから、やっぱりそのレベルの人は病院行ったほうがいいっていうのは本当なんだなと思った。
最近の不調はやっぱり理由があったんだなあと納得したし、あーほんとにアラサーになると色々体が変わってくるんだなあとか色々思ったけど正直心底ホッとした。
不妊で悩んでる人には本当に本当に申し訳ないけど、あーこれで「子供は?」って聞かれた時に質問をかわせてその後も掘り下げにくい感じにできる理由ができたなってホッとした。ぶっちゃけ激痛だし辛いけど積極的に治療する気になれない。
一人は寂しいから一緒に住んでる人はいるけど本当に子供産むつもりない。なまじ一緒に暮らしてる彼氏がいるので当然産むだろうと思って周りの人たちも思って聞いてくるのが本当に面倒で期待されるのもダルかった。
もちろん内膜症だったら絶対に子供が産めないわけじゃないし、内膜症の治療や不妊治療をすごく頑張って頑張って授かってる人もいるけど、私の周りの人たちは流石に結婚してない段階のアラサー女に不妊治療頑張れと言ってくるほどデリカシーが終わってるわけじゃなかったのがありがたかった。
ずっとちゃんと生きてる大人の仲間のふりをしてきたけど、ずっとずっと降りたかったものがいろいろある。
仕事は自分のできる限り頑張ってきて、自分のやりたいことなんて何にもないから会社にとって必要なことを任されれば任されるだけ全部頑張って過労死ラインで一生やってたら去年ついにダメになって退職した。
本当はもう無理ですって言いたかった仕事がたくさんあったけど、あなたの経験になるから、あなたならできるって言われるともう無理だったし、コミュ力が終わってるのでそんな交渉をする元気も胆力も残ってなかった。
元々自分の不調に気付きにくい性分なのも相まってもう降りたいって思った時には完全にダメになってたし、勇気を振り絞って言った「もう無理です」は「ちゃんとできてるよ、十分にやれてるから気にしないで!」で返されておしまいでした。
基本的にコミュニケーション能力が弱すぎるので、「ああもう降りたい」っていうものに一つ一つ理由をつけて自分で言い訳ができるとしたらもう病気が見つかるしかないダメな大人になりました。
黒澤明の「生きる」をみてなんていい映画なんだろうと思ったけど、今自分が癌の告知を受けたとしたらあんなにショックを受けれるかなあ。
ああこれでやっとまた降りれるって思うんじゃないかな。
それはそうと治療はがんばってね 治療したあともいっぱい副作用不調が襲ってきてくれるから言い訳には困らないよ