これは承認欲求とか、自己顕示欲とか、そういう話だと思う。多分。
現状を自覚してから、自分なりに分析した結果を、整理も兼ねて書き残しておく。
絵を描き始めた頃(小学生)は恐らく純粋に絵を描いていたのだと思う。
20代前半で彼氏いない歴=年齢といういわゆる喪女だった私は、他の絵描きと同じように、
空リプで
「うわ〜〜〜〜〜〜やっぱ〇〇ちゃんの× × (キャラクター)うますぎてしぬ………」
などとやっていた。
つまり、「私といるとメリットがありますよ〜」というアピールに必死だった。
顔が良い訳でも話が面白い訳でもないが、優しいから一緒にいたい。あなたがいないと寂しい。
絵を投稿していたのもまた、他の人より優れた取り柄が欲しかったからだ。
絵が上手くなれば、ちやほやしてもらえる。弱音を吐けば、励ましてもらえる。
私の絵を見たいから、私のことが好きで、私に生きていて欲しいと思う人が沢山できると思った。
さて、人気コンテンツのお陰もあり、100単位でリツイートを貰えるようになった頃、彼氏ができた。
途端に絵を描きたいという気持ちがなくなった。
必死こいて気をつかって優しい言葉をかけて励まし続けて欲しがってそうな言葉を探して他人に認めてもらわなくても、自分に価値があることが証明された。
私の高い高いプライドが守られた。
他人より劣っているなんて許せなかった。
だから絵を描くのをやめた。それだけ。
多分私はまた、他の人よりも劣っているものを見つけた時、大学時代7万円で買った液タブに戻ってくるのだと思う。
そしてまた、絵を(時には漫画を)描いてはTwitterに投稿し、
褒め、
空リプで
「ウワ…………〇〇ちゃんの×××(体の部位)エッッッッすぎてないた………」
などとやるのだろう。
※全ての絵描きが、私のように承認欲求とプライドの化け物で、絵をよちよちされるための道具としてしか見ていない、と言っているわけではありません。あくまでも、私の場合です。