2022-03-26

東京メトロゴミ箱撤去で影響をうけた、「雑誌返本詐欺」の話


この増田フィクションです。実在の稲や菱には関係ありません。


地下鉄JRゴミ箱から雑誌を拾い集めてるホームレスっぽい人「拾い屋」を見た事あるだろうか。

昔は結構な数の露店雑誌売り的なのがあり、100円とかで売られていたが、その数は減少。

それなのに「拾い屋」は活動し続けていた。最低区間定期券仕事の元締めから渡され、縄張り内を巡って雑誌を集め続けていたのだ。

それだけの投資をして利益が出ていたという事でもある。

その集められた雑誌はどう流れていたのか。


雑誌返本詐欺に使われていたのだ。


雑誌というのは、次の号が出たら前の号はもう売れないので取次に返本することが出来る。

新刊雑誌販売する店が払うのは、売れた数に応じた金額(仕入れ数-返本数)である


そこにこの詐欺からくりがある。

拾われた雑誌を、書店コンビニなど、定価販売してる所へ、もとの仕入れ値よりも安く売るのだ。


本来、300円の雑誌なら、取次から小売りへの卸価格は240円位。1冊売って60円の儲けにしかならない。

だが、こうしたのから「返本用の雑誌」をそれ以下の価格(例としては150円程度)で仕入れることで、実際に売れた数を少なく見せ、取次に支払う金額を減らすのだ。

もちろん、本当に売れた総数よりも少ない数しかそう出来ないが、週刊誌だけで数十種類、それが52週間分。年間にするとかなりの額になっていたというのは想像できるだろう。

ゴミ箱から拾われたのではわかるだろう、と思うかもしれないが、立ち読みなどによる汚損が一定存在するため、疑いがあっても取次側は受け入れざるをえないのだ。


拾い屋、元締め、返本数をごまかす店、どれも1冊当たりの儲けは少ない。しかし、拾い屋に定期券を与えても回るだけの儲けが出ていたのだ。

まあ、雑誌販売が年々減少することで、利益は小さくなって行ってたし、電子書籍なんてものも出てくることで影響を受けていたようではあるが。

さらに、コロナの影響でリモートワークが増えて通勤が減って、雑誌を読んで捨てるってのも減って、となっていた。


その上で今年、東京メトロ駅構内ゴミ箱撤去したことで、雑誌仕入れ元が激減してしまったのだ。

縮小気味だったシノギがもう駄目かもね、となっちゃったのだ。


信じるかどうかは、あなた次第。


  • 燃えるゴミ箱がパンパンで雑誌用のゴミ捨て場にゲロ吐いて暮らしてた時期があったけど、人知れず詐欺を防止していたのか…。

  • ちょっと嘘っぽいな

記事への反応(ブックマークコメント)

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