2022-01-14

女装が受け入れられなかった

気になってる人が、ストレートトランス願望がある人だった。要は、恋愛対象は異性だけど、女装も好きで、女の子みたいになりたい。

 

最初普通に話していたが、ある時スイッチが入ったらしく、だんだん幼稚園児のような声を出して甘えたような我儘風に話しかけてくるようになった。

会話内容駄々っ子のようになって、小さなお姫様扱いや貢物を求められるようになった。

私はスパダリを求められる男性ってこんな気持ちなんだろうな、と思いながら保育士のように対応したが(別に赤ちゃんごっこはしていない。ただ4〜5歳くらいの幼女にするのと同じ対応をした)、そのようにしながらこの人と付き合うのは絶対にないなとすっかり冷静になった自分もいた。

 

彼をLGBTQsに含めて良いのかわからないし、これが性的マイノリティの話なのかもわからないのだが、自分はLGBTQsに対しては比較好意的だと思うし、むしろ自分がなんでもいけるPセクシャルだと思っていた。実際に女性とも交際経験がある。

でも、実際にこうして目の当たりにすると、自分はどう考えても筋骨隆々で白シャツジーンズみたいな人の男性の方が圧倒的に好きだと気付いてしまった。

可哀想だけど、大きな体で幼い女の子のように振る舞うその人に、「彼氏になりたい」「他の人でなく自分を選んで欲しい」と言われたけれども、とてもじゃないが男性としては見れなかった。

人生を預ける半身にもしたいとは思えなかった。

 

これは差別なのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

彼にとっての可愛いものは、幼い女の子イメージだったんだろう。だから一生懸命可愛さのアピールを私にしていたんだと思う。

かに可愛いけど、私は王子様やママになりたいわけではなかった。そういう風に振る舞いたい人とは、彼は合っていたと思う。

残念だけどお断りしたきり連絡は取っていない。いつかマッチする人に出会って欲しいと思う。

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