2021-11-20

難民帰省しないイメージがあったけどね

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211118/k10013350901000.html

帰省できるのなら戻ってくるな!」

一方で、トルコ政府はこれまでに難民46万人以上がシリア側に自発的帰国したとしています。それでも大多数はトルコにとどまっているのが現実です。

治安心配はあるものの、どうしても故郷の様子を見たいという人たちが選択するのが「帰省」です。文字どおり、トルコにいる難民たちがシリア反政府勢力支配する地域トルコ当局許可を得て一時帰国します。

イスラム教犠牲祭などの休暇をふるさとで過ごそうと、この時期になるとトルコシリア国境スーツケースを抱えたシリア難民が集まる様子がトルコ報道されます

そうしたニュースが出るたびに、トルコSNSでは「帰省できるのなら、そのまま戻ってくるな!」などと辛辣(しんらつ)なことばが飛び交います

シリア国境に程近い街で6人の子どもを育てるこちらの女性もそのひとり。2021年7月下旬犠牲祭をシリア北部テルアビヤドで過ごしました。

トルコ政府は、2019年10月国内テロ組織とつながる勢力シリア国境から排除するとして、シリア北部に侵攻し、国境沿いに「安全地帯」を作り、難民の一部を帰還させることを計画しました。その「安全地帯」となったのが女性故郷シリア北部テルアビヤドです。

待ち望んだ7年ぶりの帰郷、そして家族との再会。しかしその「安全地帯」で見たのは電気も水も学校もない暮らしだったといいます

取材中にテルアビヤドの今の様子を聞こうと女性に現地の友人たちに電話をかけてもらいました。しかし全員電波がなく、誰とも連絡がつかず、「故郷には何もない、これが現実です」と言葉少なに話しました。

移民だけでなく、難民母国と受け入れ先を行ったり来たりできるようになればいいと思う。

休みシーズンぐらいは難があっても地元で過ごしたい人もいるだろうし。

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