私が大好きな呪術廻戦の五条悟と同じ生まれ年。まだ三十代になったばかりだ。
「若いから大丈夫」と繰り返され治療に励んだけれど、先月、残存が見つかった。
来週、大きな手術を受ける。
私はまだ、旦那と一緒に生きていきたい。
「なぜ旦那が」何度も思った。
旦那が入院して、一人で過ごした間、それまで気が張り詰めて泣けなかった分、たくさん泣いた。
話は変わるけれど、私の旦那は、普段はおとなしいけれど内には仕事に誇りを持った熱い人だ。
「こんなことをして社会に役立ちたい」「これができれば、もっと良い世の中になるはず」
結婚前、お酒を飲んで泣きながら語ってくれたことは今でも覚えている。
そんな熱も、闘病生活のなかですこし変わってしまったみたいだけれど、私は旦那のことが世界で一番大好き。
一方で普段、特に仕事をしていると、ひどい言葉を浴びせてくる人に出会う。
「金返せ」「誰のおかげで仕事ができていると思っている」「騙された」とか、そのほとんどは理不尽なものだ。
最近はそんな傍若無人な人を見るたび、「なぜこの人達が健康で、私の旦那は、」と思ってしまう。
でもその度に「こんなことを思うのは悪いことだ。悪いことばかり考えていると罰が当たって、手術が成功しないかもしれない」と思って怖くなる。
そして怖くなるたびに旦那に「絶対治るよね」「治ったら、●●に旅行に行こうね」と言ってしまう。
自分に言い聞かせるために付き合わせているようなものなので、この行為自体が旦那のストレスになっていたらどうしようと思う。
手術まであと数日。
この間にも癌が進行しているのでは、手に負えない状態になっていたらどうしよう、そんなことを考えながらも仕事をしていると気が狂いそうで、思わずここに吐き出してしまった。
取り留めのない内容で、ごめんなさい。
今回もそうだった。
それ全部夢だよ 良かったね
大変ですね…。 かける言葉も見つけにくいけど、旦那様の手術がうまく行きますように。
見ず知らずのおっさんだが... 早く良くなるといいね。 https://diamond.jp/articles/-/177664