本当にたまたまで、LINEだけで約束して、だから当日待ち合わせ場所に行って本当にいるかなとか顔分かるかなとか何話そうかなとか少しドキドキしていた。
でもそれも杞憂に終わって、会ったら会ったでおぉ〜!何年ぶり!?と言いながらハイテンション。
久々に集合したといっても居酒屋とかはやっていないから飲み屋とかじゃなく、高校の時の部活のスポーツをみんなでやって汗を流し、帰りにフードコートでうどんを食べて解散という日。
あのときはフードコートに行くにもだらだら歩いたりしたけど、今日は同級生の車で送ってもらった。
高校の時のようにフードコートでダラダラしまくるわけでもなく、明日シゴトだしねーと言いながらいい時間で切り上げつつ、高校の時は誰も飲まなかったコーヒーをみんなで買って飲みながら帰った。
みんな人それぞれの人生、あいつは何してるとか、昔こんなことしたよねとか、今こんな仕事しているとか、話をして本当に途切れることがなかった。
意外にも職場がすごく近かったり、以前住んでいたところが近かったり、男3人でキャッキャしてしまった。
最後別れるときに、またいつか集まろうね、でも集まるのは次何年後だろうね、逆にお互い近いと思って集まらないかもしんないね、なんて笑いながら解散した。
笑っていたけど、こうして集まれるのは本当に今後数年はないかもなってみんな内心予想していると思う。
自分を含め東京や神奈川の都市圏に住んでいると、なんだか色んな情報がありすぎて、旧友に思いを馳せる余裕もなくなってしまうような気がしている。
高校や大学のときは、友情が一生続くと思ったけど、振り返ると自分の場合はその時その時でリセットされている。
新しいコミュニティに所属するたび、そこでの人間関係をつくっていくことに必死になり、昔の友人が後ろに追いやられる。
加えて、仕事や恋愛などいろんな情報が入ってくるからなおのこと。まだ独身だが、家族もできたら更に疎遠になるだろう。
なんだか寂しいような、今後、今まで付き合ってきた友人たちをどう大切にしていくべきか分からないような悶々とした思いを抱えている。
ひとかどの人物になろうと思ったら、たくさんの人が離れていく
出会いと別れ、それも人生 悔いなく生きよう