https://note.com/vetement/n/nbfc0099c8456
内容については確かに問題は多そうだが、このことについては、ハヤカワ氏も対応、修正などをしており、今後の対応を見守ってから結論を下すのでもいいと思っているが、今回問題にしたいのは
ということだ。
たとえば、イケハヤ氏は、若返りに効く、という触れ込みのサプリメントを発売し、1日で数百万円の売上をあげた。しかし、はてなでもほとんど話題にならず(彼の話題はすでにほとんど話題にあがらなくなってしまっているため)、そのままスルーされてしまっている。
https://ytranking.net/blog/archives/41254
もちろん、何人かの識者が突っ込みをいれたり、問題視はされたものの、イケハヤ氏は特に何も話題にしないまま、そのままになっている。
少し炎上したところで、そのあとに燃料がなければ沈下してしまうのだ。彼のサプリを買った人たちはどうなったのか、健康被害はなかったのか、薬機法倫に抵触したのは問題なかったのか、などについては語れることすらなくなってしまった。
結果として、イケハヤサプリ事件はほぼ話題にならず、知っているものもほとんどいない状態になっている。
DeNAのキュレーション問題のときもそうだった。DeNAのWELQはたしかにひどいサービスだった。問題も大きくあった。しかし、一番まともに記者会見もし、責任者が責任をとり誠実に対応をしたDeNAだけが歴史に残り、未だに言及されるのに比べて、他の大手企業のキュレーションメディアのことは殆どふれられない。
サイバーエージェントについてヨッピー氏が問題視したというものはあったが、これもDeNAほどの話題にはならなかった。
https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/spotlight
ほとんどの人は「キュレーション問題といえば、DeNA」となっているだろう。未だに、DeNAに関する記事ではWELQ問題が指摘されやすいが、サイバーエージェントの記事で、キュレーション問題にふれるものはほとんどいない。
ネットウォッチャーのotsune氏は自身が炎上したときに、徹底して沈黙を守り、大事にいたらなかったことがある。ネットウォッチや炎上のプロである彼がそういう対応をするということは、今のネット言論では、何が起きても、自分にいかなる非があろうと、ただ沈黙をするのが賢い選択ということになる。
私は、ハヤカワ五味氏やDeNAのほうが誠実で正しい対応だと思っている。しかし、今のネットでは、誠実に対応したほうがバカを見るようになっている。
どうせ毎日のように炎上ネタが降ってくる世の中なので、何も燃料を投下しないほうが賢い、ということだろうか。
みんながどう思っているのかを知りたい。