2020-08-30

認知されたくないオタクはどこに行き着くのだろうか

出待ち女を馬鹿にしてきた人生でした。

出待ちどころか、握手会サイン会、お渡し会など特定の好きな出演者と一対一で触れ合うイベントがとても苦手です。なぜなら自分の顔が相手に見られたくないから。いくら化粧したって、服を整えたって、推しの前におめおめと無様な姿を晒したくない、推しの目に汚いものを入れさせたくない、という思いがどうしても上回ってしまます

でも私は多くの場合イベントに参加するほど好きな相手に対するこの「好き」の感情はほぼ恋愛に近いです。私は同担拒否です。推しに直接リプしてるTwitterアカウントがあれば即ブロックする程度の同担拒否です。

絶対推し顔バレしたくない、でも推しのことは気が狂うくらい好き、なんなら抱かれたいくらい好き。こんな矛盾した感情が混じり合うと、オタクはただイベントに数回参加しただけでは満足いかなくなりますもっと推しのことを知りたい、推しの好きなものはなんだろう、何を食べてるんだろう、普段どの電車使ってるんだろう、どこに住んでるんだろう……

ここまで来て私は世にいるストーカー気持ちに大いに納得しました。認知されたくない私の最も満足する行為は、推しの後を付けたい、ということなのです。散々、マナーを破って出待ちしケバケバな化粧で要らないプレゼントを渡す女達を斜に構えて見ていたけれど、彼女たちは推しに対する好意を伝える行動として最も彼女たちが満足する行為を行っているのであり、私のような拗らせたオタクの方が本当はいつでも法を犯す危険があるのである

では実際ストーカーしたことはあるのかと言われたら今のところ無いのですが、そうなるとストーキングという行為が本当に私の最も満足する行動なのか疑問が湧きますストーカーした果てに、これでは満足行かずもっと推し生活踏み込みたいと思ってしまう恐れがあるのではないでしょうか。

こんなことを考えて文にしている時点で私はもう犯罪者に近づいている気がしてなりません。結局何をしても「オタク推し」という距離感関係性は消えなくて、認知されたくないオタクは報われない人生です。私が逮捕されたらこ記事ポリスに見せてあげてください。

  • シンプルに自己中すぎる

  • 文にしている時点で私はもう犯罪者に近づいている気が どうなんすかね。。どうなんやろか

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