「環境型セクハラっぽく見える行為でも対象からセクハラ被害が告発されない限りはセクハラではない」
「セクハラかどうかを決めるのは行為そのものではなくそれに対する被害者からの告発の有無と多寡」
「セクハラだと訴え出る声がない限り、性的表現に制限は加えられるべきではない」
ってことで良いよね?
例の献血ポスターとかは女性からセクハラ被害を訴える声が多く上がったから制限されるべきだけど、ananの表紙については男性からのセクハラ被害を訴える声が少ないから制限されてはいけないって話で合ってるよね。
「男性は女性に比べて性的消費の対象になることに鈍感なんだからこれぐらいはいいだろ」と。
あれだな。
「これも愛情だから」って言ってるDV被害者について「本人が幸せなら良いんじゃない? これはDVだって自分で気づいたんなら助けてあげればいいけど、結局は本人の感じ方の問題だから」と一歩引いた視点で論ずるような奥ゆかしさがあるな。
暴力でしか愛情をやり取りできない2人も世の中にはいるはずだもんな。
熱湯浴びせられて大火傷負ってても、本人が「つらいですDV受けてます」って言わない限りはDVではないもんな。
いや実際、配偶者に熱湯浴びせる行為を「そういうプレイじゃ無いと満足できない人もいるかもしれない。感じ方は個人の自由だから一概に犯罪扱いはできない」と認めるか、「浴びせられて喜んでいる人はDV被害を自覚できてないだけ。同意のあるなしに関わらず一律で傷害と認定すべきだ」と問題視するか、みたいな話だよねこれ。
inumashと、あの記事に賛同してるブクマカと、それにスターつけまくってる即席アカウントは、この2つなら前者なんだよね?
いや俺も割と前者寄りの考え方だからいいんだけども。
表紙の内容自体は明らかに性的でセクハラとしての威力十分だけど、「当事者である男性がセクハラだと言ってない以上はセクハラじゃない」んだもんね。「男性が自覚出来てないことをいいことに性的消費しまくっている。明らかにセクハラだ」派ではないもんね。
え、違う?
そいつぁすげぇや。
「当事者である男性にセクハラだと理解させ支援することが必要」的な考え方が弱者様界では支持的。