2020-05-30

眠れなかった翌日は仕事中にえっち気持ちになる

早く眠れたはずなのに、どういうわけか夜中の三時に目が覚めることもある。ときには、全然眠れなくて薄く延ばされたバターみたいな意識が朝まで続くこともある。そういう朝はしっかりとシャワーを浴びたりコーヒーを飲んだりしても、集中している自分の片隅に寝不足自分がいる。眠気の塊がころころと頭の中に積み重なっている。

眠れなかったときは体の芯がポカポカするのだけれども、体温計で測ってみても別に体温はいつもと変わらない。でも、そのほてりを脳が性欲だと勘違いするのか、仕事中にすごくえっち気持ちになってしまう。私がしているのはほとんどが事務作業から、よほどのことがない限りカメラを使うことがなくて、だから時折上半身裸になって風を感じてみる。ときどき、会社でもこんな格好で仕事ができたら気持ちがいいのに、と思う。お腹ぷよぷよなのを見られるのは嫌だけれど。そんなことをしていたら突然上司から電話がかかってきた。テレワークから心細いだろうということで週に一度くらい電話をくれて、それに今後の出勤予定についてもそうん段してくれるのだけれども、なんというか、こんな格好ですみません、みたいな気持ちになった。

ときには上半身裸の代わりに、はいているゆるゆるのパンツを太ももまでたくし上げてブルマーみたいにしてみるのだけれど、これは逆に蒸れて大変だった。実際のところブルマーなんてはいたことがなくて、というか実物なんて触ったこともなくて漫画しかたことがなく、どんな記事でできているのかも知らないのだけれども、あれが蒸れるものなのかはよくわからない。

我慢できないので、ついつい指が下半身に伸びかける。でも、仕事中だから我慢我慢自分に言い聞かせて、英文で「feel horny at office職場でムラムラする)」と検索して、すぐに消す。勤務中なのだリンク先になんて飛べやしない。

そういえば受験生だったころ、下半身いじりながらセンター過去問を解いたら、何もしないときよりも成績が良かったことがあったのだけれども、あれはやっぱり受験ストレスで頭がちょっと変だったのかもしれない。

おかしいのは、仕事が終わると少しムラムラが収まることだ。これって性欲じゃないのかもしれない。というか、えっちなことをしてサボりたい、というだけなのかも。

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