2020-04-04

見えない病原菌を通して見えるもの

善良なる都民なので、外出を自粛し、必要最低限の買い出しのみで直近の1ヵ月を過ごしている。

自分仕事は、そもそも在宅作業が多いので働き方的には特段の変化が無い。

職場に行かなければならない人達は、感染に怯えながらも公共交通機関で移動しなければならない。

父や母がそうなので、自分よりも神経質にはなっているが、そこまで怒ったり、過剰に怯えている様子はない。

出来る事を淡々としていくしかないよね…という姿勢なのだろう。

SNSでは、知人や全然知らない人たちの様々な反応や出来事が流れて来る。

国内外COVID-19の最新のニュース政策対策など、信頼できる情報を共有する人。

不確定な情報や、断片を拡散し、嘆き、怒り、語気を荒げ、扇動的発言を繰り返す人。

以前から準備していたであろう、自身仕事制作成果物を恐縮しながら宣伝する人。

友人や知人の不用意な外出を咎めるなど、自分の周囲に対して愚痴を書き散らかす人。

変わらずに働き続け、仕事が終わらない…帰れない…と平常運転の人。

どうぶつの森スクリーンショットしかつぶやかなくなった人。

自分コロナについては特に触れず、自分の専門領域の話をするようにしている。

大事そうな情報については家族グループLINEに共有する程度だ。

3.11の時もそうだったのだが、こういう時のSNS上での振る舞いには、いつも以上に人となりが滲み出る。

有事の際に、SNS情報自身感情をどう扱っているのか」について、実生活と結びついているアカウントでは気をつけるに越したことはない。

なにか思うところがあれば、はてな匿名ダイアリーで好きに書き散らかせば良い。

増田になることで、少し楽になれる人もいる筈だ。

いつまで続くのか分からない非日常だが、上手く自身コントロールして乗り越えていけたらと思う。

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