2020-03-30

勇者末裔ってなんやねん

ダヴィンチコードアサシンクリードキャラクターが由緒ある末裔だ、みたいな話を聞かされる筋書きがあるんだけど、アサクリはまだ能書きが少しは理解できるとして(それでもだいぶ無理がある)、ダヴィンチコードの女に至っては現代にアレの子孫が生きて何をするんだという空虚感がすごかった。私はアレの祖先ですって、かつて昭和南北朝時代天皇の子孫なる人物を名乗った人がいたらしいけど、その力の無さと同じ感じ。多分言ったところで相手にもされない。要するに現代に生きる要人勇者末裔に対する必要不可避な要素が欠けまくってんだよね。実はある人が過去タイムスリップして人類祖先になった、みたいな必要性。この人がいないと人類滅んじゃうみたいな危機感

アサクリも4あたりから諦めちゃったのか、大筋では敵対するアブスターゴ社の体験施設で遊興する仕様になってきている。それがまた平和光景で、こいつら倒す意味ってあるの、という疑問が噴出してくる。一応ユニティあたりで3までの魅力の全くない主人公の身をなげうった行動に感動したスタッフが命がけで行動するんだけど、それ自体意味あんのかという感じ。大雑把に説明すると宇宙人文明をもたらしました系列の話で、その連中が陰謀の中心にある。だけど人類つんならもう陰謀に乗っかったほうが得してないか、という感じで。結果的に超絶マイノリティ主人公サイドは、既成事実として形成された現代という時間からすると非常にずれきった感性で動いている。

もとK-1武蔵選手祖先が新右衛門さんでした。だからなんやねんみたいな。

すごい、という酒のネタしかならないわけです。新右衛門さんの威光もキャリア現代ではまるで無意味という。ここを解決してないとお話間抜けになるんだと思った次第。

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