2020-01-15

外圧蹂躙される業界

国内事情だけで動いていて、突円やってきた外圧蹂躙される業界を外から眺めるのが好き。

記憶にあるのは古き良き携帯業界です。国内に過剰最適化してドコモKDDIと持ちつ持たれつで消費者搾取していた業界。そこに突然、iPhoneがやってくる。最初は「あんもの売れるはずない」「日本技術力ならすぐに同じものが作れる」とおごっていた業界が、あっという間にシェアを失って崩壊していく。見ていてすがすがしい気持ちを覚えました。

最近の例だと出版業界です。電子化抵抗して国内だけで連合と囲い込みを模索していた業界。そこに突然、kindle storeがやってくる。最初は「紙の本のぬくもりがうんぬん」「電子書籍を買っても作家応援にならない」と消費者を脅していた業界が、あっという間に売り上げを落としていく。これも現在進行形ですがすがしい気持ちになりますキンドル最高。

そして次は自動車業界でしょう。電動化に抵抗して電気自動車を出さない、ハイブリッドに注力する業界。一方で、ガソリンの高い上にVWが本気で電動化を進めている欧州テスラを輩出しFORDGMも電動化に舵を切ったアメリカでは、電気自動車シフトがどんどん進んでいく。「無駄騒音を出して、無駄ガソリンを消費する車が好き(トヨタ社長談)」「電気自動車が主流になれば系列雇用が失われる」、と既存の枠組みに固執する日本業界

この後、この業界に何が起こるのか。過去歴史から面白い変化を期待してしまます

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