一日中遊びまくって帰路に就く頃にはクタクタだったので、帰りの電車ですっかり眠り込んでた。
しばらくして近くのおばさんの喋り声があまりにうるさくて目が覚めたんだけど、寝ぼけたままおばさんの話の内容を聞いてるとどうやら自分の悪口を言われているようだぞ?と気づき一気に覚醒。
びっくりして顔を上げるとすぐ前の座席に座っている水商売風の50代くらいのおばさんとおっさんとばっちり目が合った。
おばさんとおっさんは目が合ったままなおも電車の中に響き渡るくらいの声量で悪口を言い続けている。
周りにはちらほら他の大人もいたし状況にも気付いてたと思うんだけど止めてくれる人は一人もいなかった。
延々と自分の悪口を聞かされながら10分くらい固まってたんだけど、内容はヒートアップしていくしニヤニヤ笑うおばさんとおっさんの顔が気持ち悪くて、耐えられなくなって別の車両に移動した。
具体的に悪口ってどんな事言われたのよ?と聞かれると、正直あんまり思い出せない。
時間経過で忘れたわけじゃなくて、ショックすぎて自分の防衛本能が記憶を抹消したんだと思う。
その日の服装とかおばさんおっさんの嫌な笑顔とかは鮮明に思い出せるから。
思い出せる範囲だと「芋くさい」「気持ち悪い」「親の程度が知れる」とかそんな内容だった気がする。
それからしばらくは何か自分が悪口を言われるような事をしたのかとずっと思い返しては悩んでた。
優先席に座ってたとか座席を荷物で占領してたとか股開いて座ってたとか、考えられる限りの理由を考えてみたけどどれにも当てはまらなかった。
大人になった今ならわかるけどこういうのに理由なんてないんだよね。
でも当時まだ幼くて周りの大人や友人に恵まれぬくぬく育ってきてた自分からすると、『まったく面識のない他人』で『親よりも年上であろう大人』に『面と向かって謂れのない罵倒を受ける』という3連コンボはあまりにもショッキングだった。
当時は大人を信じられなくなったし大阪嫌いになったし、今でも水商売風のおばさんと客っぽいおっさんの2人組とか見かけるとちょっと怖い。トラウマです。
もし今当時の自分の立場になっても上手く受け流せる気がしないし、逆に当時居合わせた大人たちの立場になってしまった時、上手く対応できるのかと言われると自信がない。
でも当時の自分と同じような目に合っている子供がどこかにいるかもと思うととてもやるせない。
こういうのってどうするのが正解なんだろうね。
すごい気持ちわかる。 自分も修学旅行のために朝の満員電車にキャリーバッグ載せてなるべく端にいたつもりなんだけど、 地味で髪ぼさぼさで怖いタイプのおばさんに思いっきりキャリ...
電車乗ってて理由もなく絡まれることなんかないわ 関西じゃないからかもしれないが 増田がめちゃめちゃ不潔だったかブサイクだったかダサかったかの3択だと思うわ