自分の家は多摩川に割と近い場所だが、しっかりしたマンション3階なので避難すべきかは迷っていた
ただこの家で災害などの理由で実際に避難活動したことはないので、これを機会にちゃんと避難しておこうと思った
避難場所には小さい子供連れの家族、老人などはもちろん、若い人もけっこういたのが意外だった
泥水の中で泳ぐ若者もいれば、しっかり避難して余った毛布を老人に渡している若いカップルもいるんだな
自分の住む区域では避難勧告が早めに出ていたこともあってか余裕を持って避難してきた人たちが多い印象だった
色々な気づきがあった。ハザードマップ、持っていくべきもの(サンダルは重要)、余裕がなくなる前に動くこと
日本は災害大国だ。こういった経験は、もちろんないほうがいいけど、起こり得るという想定でいるべきだし、
そういう意味では自分が住んでる区域で避難を経験したことは良かったと思う
そして今回一番印象に残ったことは台風の最中の事ではなく、台風が去った休み明けの出来事だった。
休みが明けて会社に出て、雑談の中で避難の話をした時、どことなく少しバカにするような顔をする人が少なからずいた
それがとても気味が悪かった
自分は男性で頑丈なほうなのでそれもあってなのか、どことなく(え?そんなんで避難したの?w)という空気を感じたのだ
自分はそこで強く反論する気にはなれず「まあ一応…」みたいに流してしまったけど、いざという時流されるのはこの会話じゃなくてお前自身だぞと思った
そういえば避難所でも、女性二人が話し込んでいて「ダメだ、来ないって」と携帯片手に呆れている場面も見た
聞くと父親が家から出ないらしい。どう言っても出ないと言い張るからもう諦めますと苦笑していた
なんなんだろうか
俺は男だドーンと構えてるんだって事だろうか。そういう人こそ真っ先に避難場所に行って力仕事とか手伝えばその男っぷりが役立つと思うのだけど