2019-08-28

二次創作における「●●下さい」が憎い話

「●●下さい」

「●●読みたい」

2次創作を貪るオタクたちの常套句だ。

気持ちめっちゃわかる。

しかしここ数年、その言葉殺意さえ覚えることがある。

旬なジャンルであればそんなことを願うまでもなく需要供給が凄まじく、満たされているのだろう。

そんなジャンルで生きていた若かりしあの日がもはや懐かしい。

うん10年の腐女子人生、初めてのどマイナージャンルに、今私はいる。

推しカプでエゴサすれば自分ツイートしか出てこない。

pixivを見に行ってもここ最近投稿は全部私。

本を出しても5冊も出ない。

そんなジャンルで去年奇跡が起きた。

Webアンソロ企画の発足である

恐れ多くも私にもお声がけくださり、

無論私は一も二もなく引き受けた。

問題はその後だ。

ぽつぽつと過去にそのジャンルにいたであろう人たちが企画について呟くのを見ていたのだが、揃ってこのセリフをほざくのだ。

「●●下さい!」

「●●読みたい!」

私以外の人間がこの界隈にいたこ自体奇跡だというのに、何贅沢なこと言ってんだ?????????

お前のそのアイコンとヘッダー、普段原稿をしているであろう呟きは飾りか???

絵師にも文字書きにも書く自由があるのは承知しているが、当時の私には残酷言葉のように思えた。

エゴサして引っかかる人間は私だけっていうやせ細った土地どころか死んだ土地の界隈で、どうしてそんな贅沢で残酷言葉が言えるのか。

他人事からなんだろうけども)

結局その企画は、私と主催の二人しかまらず、その上主催曰く、

過去に好きだと言っていた人はみんなこのジャンルを捨ててしまった。彼女らの中にジャンルに対する愛が少しでもあれば、参加を考えてくれただろうけれど、ジャンルを消費したいという飽食ツイばかりで、それは愛ではない。ただの欲求だ。心が折れてしまった」

そう言って結局企画頓挫しました。

その後その主催がどうしたかは知りませんが、垢消ししたし、多分ジャンルから去っていたんだと思います

ただただ、ジャンル飽食が憎いという愚痴

この世に神はいないのだなあ。

  • 同じ状況になって逃げました。我慢は体に良くないとだけ。

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