2019-05-12

フラワーデモに参加してみた話

デモと名の付くものに初めて行った。

フラワーデモってのは #性暴力を許さない #WithYou あたりのタグ付けで発信されてる。まあそんな感じ。

私はフェミニズムについて学んでるとか活動してるわけじゃない。若い人多そうだし散歩ついでの軽い興味。

あと今年の東大祝辞を読んで「え~~~!名文~~~~!!!」と感動したから。

 

デモの流れとしては

19時集合→主催側の用意した人たちのスピーチ参加者の中でなにか発言したい人がスピーチ、で2時間

 

そして感想は「デモってこんなん?」だった。

流れは先月分のレポで知ってたのでたくさんの人の話が聞けるならまあ思想が違うこともあるやろとは思っていたけどこの活動目的とゴールはどこだ。

 

まずスタンディング場所に人がいない。

中之島公会堂ってわかる?

花見シーズンならともかく夜なんかだらだら歩きたいカップルランニングする人が通るくらい。

人通りは東京でいうと皇居みたいなもん?知らんけど。

デモというからには啓蒙布教といった内容があるものだと思っていた。それは宗教か。

なんせ世の中に訴えたいことがあるもんだと。

でもスピーチの大半は「過去にこんな性被害ハラスメントを受けてこんな気持ちでした」という個人体験披露

言いたくないがそんな話は散々聞いた。

個人レイプ体験矮小化したいわけじゃない。

被害体験を話すのは勇気のいることだろうし涙してしまうような話もあった。

話して聞かせなきゃ被害存在わからんやつもいるだろう。

でもここすでにそれ系に関心と憤りがあって来てる前提の奴ばっかやん?

ここは被害者のカウンセリングや臨床の場か?

「だからこう活動ができれば」「こう行動をすべき/して」って〆るわけではないんだ…。

被害の慰めや治療に聴衆役として利用されてしまった…という気持ち

それとも悲しさ辛さを正しく共有できれば結束が強まって活動意欲が上がるんだろうか。

 

いや、実際に参加してみて私はなにか学びを得られると無意識に期待してたんだなって気付いた。勘違いよくない。19時にいなかったのもたぶんよくなかった。事前に準備されていただろう主催側のスピーチをあまり聞けてない。もちろんフェミニズムに関心がある人たちが上野千鶴子のように話をできるとは思ってない。学びたいなら本を読めばいい。

無関心層への届け方や地域での支援を拡げる活動ではなく体験を共有する活動だった。

まあ勘違いにより自分の期待した話が聞けなかったって愚痴だよ。

 

フラワーデモ行った、って人間が身近にいることがなにかの励みになればと思って持ってるSNS全部に今日参加するって書きました」みたいな話してた人もいたので私は増田に書くね。

フラワーデモ行ったよ。

  • 「男が」「女が」じゃなくて、人間は所詮非論理的で感情的でヒステリックだからね。不特定多数の人間が集まるところに過度な期待をしない方がいい。

    • ひとつの目的をもとに行動する人たちは理性的なはずだと期待させてくれよ〜! 若い男の参加者も多くて偉いな〜って見てたのに感想サーチしたら単純な男性嫌悪の人が散見されてげん...

      • >「だからこう活動ができれば」「こう行動をすべき/して」って〆るわけではないんだ…。 >それとも悲しさ辛さを正しく共有できれば結束が強まって活動意欲が上がるんだろうか。 ...

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