中学生の頃から、眠るときにはほぼ必ず布団の中で2次元キャラと、自分の考えたオリジナルの女キャラ(いわゆる夢主、NOT現実の自分)のセックスを想像しながら睡眠に入っている。ちなみに30代女。
結婚しても治らなかった。あとは子供ができれば治るのかもしれないが、それでもダメだったらいよいよ生涯この癖と付き合い続ける羽目になる。
そうなると問題は、果たしてこの先40代50代になっても、こいつになら抱かれたいと思えるキャラに出会えるかどうかだ。
私は昔から年上キャラが好きなのだ。だから10代の時は全くお相手に困らなかったのだが、30を超えるとなかなか自分の好みのキャラに出会えなくなった。今まで好きになったキャラで妄想はするのだが、どこかしっくりこない感じがつきまとっていた。
だからこそ、現在の妄想相手に出会えた時は嬉しかった。出会って一ヶ月くらいは生活に支障が出るレベルで彼のことを考え続けていた。しかしあと2年もすると私は彼の年を超えてしまう。
問題はそれだけではない。結婚してリアルにそういうことができる相手ができた結果、昔ほどセックスに幻想を抱けなくなったというか、妄想をしてもテンションが上がらなくなってしまっているのだ。
旦那と出会うまで彼氏がいたことはなかったし、旦那と出会ってからも、お互い働いているのでセックスできるのは月一回くらい。
それが今や一緒に暮らしているので、いつでもセックスし放題。さそえば旦那もほぼ断らないので、まじでやりたいときにやれる。その結果、セックスは私にとっていつでも手が届くものになり、夜中に夢見るようなものではなくなってしまったように思う。
それでも今なお夜中の妄想を続けてしまうのは、ほかに何を考えていいかわからないからだ。
現実の生活のことなんて考えるとマイナスな思考になって眠れなくなってしまう。最悪なのは死とかその先とかを考え始めてしまうこと。そうすると心臓がすっと冷たくなって、寝ているときに災害や心臓麻痺が起きて二度と目を覚まさないんじゃないかとか、そうしたら私の意識は魂はどこへ行くのかあるいはどこにもいけないのか、そんな嫌なことを考えてしまって、いつか必ず降りかかるそれが怖くて仕方なくて、眠るどころじゃなくなってしまう。
みんなはどうしているんだろう。他の人に話を聞くと、布団に入るとすぐに眠ってしまう、という人も多い。旦那もそのクチだ。私はそういう人が羨ましい。私は最低でも10分、長い時は1.2時間は妄想をしないと眠れないのに。