2019-01-25

どうも艦船オタクです。北朝鮮船舶瀬取りした小型船舶について

防衛省自衛隊北朝鮮船籍タンカー「An San 1号」と船籍不明小型船舶による洋上での物資の積替えの疑い http://www.mod.go.jp/j/press/news/2019/01/24c.html

小型船舶」と称しているけど、これはいわゆる日本語表現するところの「バンカー船」である可能性が高い。

早い話が、油液(薬液含む)を海上輸送するためのオイルタンカー船の小型版。

バンカー船とは漢字語表記をすると「海上補給(給油)船舶」のことで、航空機の空中給油機と似たようなもの解釈するのが理解やすいかなと。

防衛省表現する「小型船舶」はバンカー船にしては比較的大型の部類で、それだけ大きな容量の油液タンクを持っていると考えられる。

しろ国内沿岸輸送にも使えそうなサイズ船舶であり、日本では同等サイズオイルタンカー船が瀬戸内海大阪湾あたりで多く輸送業務従事しています

国内輸送向けの小型オイルタンカー船をバンカー船として本件限定転用したのか?と思いがちだけれど、艦船オタク的にはその考えを否定したい。

小型船舶」側面に配置される接岸・接舷に用いる緩衝材、これを「フェンダー」と称するのだけれど、古タイヤを用いていることがその理由

タイヤフェンダーとして転用する場合、多くの場合金属製のワイヤーやチェーンで固定するため位置調整が難しく、国内輸送向けであっても様々な港湾を巡り、様々な岸壁形状に合わせた調整がしにくい。

更に言えば、バンカー従事者はバンカー船の他船舶補給するという業務形態から頻繁に接岸・接舷するためフェンダーの格納を怠ることが多い。

国内輸送であっても様々な港湾輸送航海をしているのならば、高い波浪でフェンダーが攫われてしまうことを想定してフェンダーは必ず格納する。

まり、この「小型船舶」は限定された特定港湾を中心に活動する大型な部類のバンカー船と予測でき、限定された特定港湾を中心に活動することから何処の港湾を中心に活動している船舶か絞り込むのは非常に容易い。

防衛省は間違いなくこの「小型船舶」が何処の港湾を中心に活動するバンカー船か情報を既に入手しているものと思われる。

付け加えて、今回の写真にはドラム缶などが写っていないため、瀬取りした油液は比較的種類が少ないのではないか?という予測もできる(撮影したタイミングで写っていなかっただけの可能性もある)。

この「小型船舶」が活動の中心とする港湾がある国の出方に注目していくと面白くなるかも知れない。

  • anond:20190125054431

    やっぱりね 最初から全部海上自衛隊が正しかった

  • anond:20190125054431

    艦船オタク増田、写真2枚で船の種類どころか用途まで特定できるのかよマジですげえ

  • anond:20190125054431

    何を瀬取りしていたかは流石に判らない?

    • anond:20190125154454

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