あんまり思いつかないんだけどS.A.C.2ndはすっごいサヨおじさんファンタジーに見えた
個別主義者という右翼達を馬鹿にしつつ運転手のイケてない左翼までも馬鹿にしつつ
対照的に自分(もちろんクゼのことだよ)は難民のヒーローであり難民から口々に思慕と絶賛コメントを集め
しかし彼等のこともハブである自分の末端であり低きに流れがちな啓蒙教導されるべき下部構造としてさりげなく見下してて
犯罪者に超厳しいはずの体制側防諜機関の女リーダーにも認められてていい仲でありつつ
なんかかっこいいことを言いながら英雄として死すっていう
(あれの監督東のエデンでも「現代のだらしない若者をそれでも応援したい」みたいなこと言いながら何段も上からの見下しきった視線がビンビン感じられる描き方に徹してて相当やベー人だと思った)
書いててまとまったけど
クゼ(を作った監督)には自分以外の全部を見下したい欲望が詰まっててそれゆえに右翼のように同士同胞を持つことがありえず孤高だなと感じた
かなり少ない気がする
(大胆なカテゴリ分けさせてもらえば『妖アパ』はサヨ的コンテンツだと思う)
サヨ的コンテンツは馬鹿にする対象が近いので、そばに居る人達や「内側」の人達に対しても「俺はこいつらとは違うから」って素で思える感性がないと主人公に感情移入するよりも「なんなのこいつ」「こいつやべーやつ」っていう反発が湧き起こってしまうのだと思う
美味しんぼ
はだしのゲン