2018-02-28

ロボットみたいな俺の人生

俺は今まで自分から目標を立てたりしなかった。高校大学趣味も何から何まで親の助言があったから決まった。

ここがいいんじゃない?こういうのはどう?と俺の人生はどんどん親が決めてくれた。

高校までは勉強しなさい、とかお風呂入りなさい、とか言ってくれた。

それにしたがっていればご飯も作ってくれるしおこづかいだってそれなりにもらえた。

親が旅行でしばらくいないとき置き手紙でやるべきことを書いてくれた。

一生の友人と言っても差し支えない人も二人いるし友好関係は悪い方ではなかったと思う。

悩みなんてなかった。親が敷いた道にしたがって進めばいいだけだったから。

心配なんてなかった。親のせいにできると頭の何処かで考えてたんだろう。

小学校の頃は何かスポーツをしたほうがいいと言われサッカーを始めた。父親サッカー好きだったから。父親は喜んでくれたと思う。

中学校でもサッカー部だった。仲のいい友達が全員サッカー部に入ったから。

でも本当はサッカー部になんか入りたくなかった。運動神経いいわけじゃないしやらされてる感があって辛かった。

でもやめられなかった。親に失望されないか、他の部員顧問先生はどう思うだろうか考えたら怖くてやめれなかった。

大学になってバイトも始めて自分の好きなものは買えるくらいになってから俺の親は何も言ってこなくなった。

一人でも暮らせるように親なりに考えてくれたんだと思う。でもそれはあまりにも急だった。

急に自由になった俺はPCゲーム毎日毎のようにやった。注意してくれる人が突然消えて歯止めが効かなくなった。

提出しなければいけない課題も放ってゲームに明け暮れた。大学では単位を何個か落とした。それでも歯止めが効かなかった。

配信で金が稼げるほどゲームが上手なわけでもないし特別面白い人ってわけでもない。

他にやらなければいけないことだってある。自分がどんどん腐っていくのが分かる。このままじゃいけないことを頭では理解している。

大人になり自己責任という文字のしかかってくる今、これからどうしていけばいいのか分からない。

かに正解を教えてほしい。

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