ひょんなことから知り合いに誘われてベンチャー企業でインターンに通っている。身バレが怖いので仕事内容とかどういう業界なのかは伏せます。
その企業では、時間のある学生をとにかく雇って働かせてるのだけど、そこで出会う学生たちがなんか色々すごくて怖い。
年単位で海外留学を経験している人が何人もいて、4年生でも普通に25歳とか26歳だったりする。英語にとにかく力を入れてる。休日は動物愛護のボランティアに通い詰めている人もいる。将来起業がしたいといつも人に語り、横文字を多用しながら喋り続ける人もいる。
自分は今までオタクサークルに所属して適当に友達と飲んだりアニメ見たりするだけの学生だったので、「世の中にはこんな人間がいたのか」とちょっとカルチャーショックを受けてしまった。
これがネットでみる所謂「意識高い系」という人々なのだろうかと最初思ったけど、彼らはやることは一応やってるっぽいのである。(手より口の方が動いてるタイプの人も何人もいるが、彼らも一応手を動かしてる時はある)
自分が数年間趣味や人間関係に時間を割いてた間、彼らは英語を留学に行ってたりボランティアに通ってたりしてたということを考えると色々思うところがあった。
彼らの話を聞いてると、彼らは極端に友達がいなく、インターン先以外ではほとんど仲のいい友達がいないらしい。過去には友達がいても、意識が高くなり始めた時に「話が合わない」と判断して、切り捨ててしまったらしい。
彼らは「海外インターンに行きたい」とか「起業したい」などの夢を持っていて偉いなあと思う。でも、一人のオタクからすると心の底から自分だけで楽しめる趣味持てなくて大丈夫?昔からの友達大事にしなくて大丈夫?などとちょっと心配にもなったりする。