http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170529/k10010998681000.html
北朝鮮という主語がなく、官房長官その人が落下したというネタでブコメは盛り上がっていた。
ミサイルが北朝鮮によって発射されるニュースが頻繁なため、ミサイル、北朝鮮、というコンテキストが共有されているため、情報伝達においてタイトルにくわえるまでもなく伝わってしまう。
逆に、本当に官房長官が、隠岐諸島から約300キロの日本海に落下したときにどんなニュースタイトルになるのか。
例えば、官房長官がプライベートを孤島で過ごしているときに、誤って海に落下してしまったときのニュースタイトルは、
などの情報が真っ先に知りたいわけで、どこで落ちたのかという情報はあまり必要がない。
すると、「官房長官 隠岐諸島から約300キロの日本海に落下か」というタイトルになるためには、
官房長官の安否がわかっている、官房長官がどういう状況で落ちたのか、国民の多くが知っている状態で、安否や状況をニュースタイトルに入れる必要がないとき。
しかし、官房長官という職は、内閣の事務を統括する非常に重要なポジションで、国外出張はほとんどできない。
緊急時に1時間以内に官邸入りできる体制が望ましいため、国内でも遠くの外出が難しい。
これを踏まえて、本当に官房長官が海に落ちたときの状況を考えてみる。
国内出張を予定していた官房長官が乗る飛行機がハイジャックされた。ハイジャックはニュースで大々的に取り上げられていた。
犯行グループとSPとの死闘の末、飛行機はなんとか奪還したものの、ドアがあいてしまい官房長官が落下。 SPが無線で連絡を入れた。
これでは、官房長官の安否の情報がタイトルに入るはず。死亡なのか安否不明なのか。
とすると、安否は明らかな状況にする必要がある。亡くなってしまった状態だと、「故○○官房長官、隠岐諸島から約300キロの日本海に落下か 」
になってしまう。なので生きている状態が明らかだが、「どこで落ちたか」が重要な状況を考えなければならない。
生きている状態が明らかということは、すでに保護されている状態だ。つまり海から落ちてしばらく経った状態である。
しかしこの状況だと、ニュースタイトルとしては、今起きた状態ではなく、過去の状況であることを明らかにする必要があるので
「官房長官 隠岐諸島から約300キロの日本海に落下していた」
となってしまう。
まとめると、
①官房長官が生きている
②場所以外の落ちた状況が国民に広く知れ渡っているほどの注目度
③どこに落下したのかはたった今分かった
こんなシチュエーションで小説書いてくれって頼まれたら、小説家は書けるものなの?
本当はこれで増田文学書こうとしたんだけど、設定が思いつかなかったんだよ!
ブコメで良さそうな設定があったら書く。
官房長官の生体認証でしかロックが解除されない核攻撃中止のスイッチ的なのが日本海にプカプカ浮かんでて なんらかの事情でヘリコプターとか船舶が周囲数100kmに近づけなくて ...
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