あの大統領も、もはや辞める辞めないを通り越して、てめーいつ辞めるんだコラという状態になっている。
ナッツリターンの時もそうだったが、いったん来るとこまで来てしまうと、あの国は流れが速い。
さて、あの問題の発端のひとつに、大統領と親しい有力者の娘が入試や面接で不自然に優遇されたこと、
確かにコネや親の権力を笠に着てやりたい放題というのは面白いものではない。
しかし、例えばあの有力者の娘とやらが真面目に馬術をやっていればそれでよかったのか。
今の制度自体に、それだけで済まない歪みがあるような気がする。
我が国でも、学生スポーツというのは、メジャーなものほどセミプロと化している。
ほぼ運動能力のみで選抜され、日々練習に明け暮れ、そして培った能力とやらで就職していく。
大学生活において、彼らはキャンパスにろくに通ってないし、試験だってどうせまともに受けちゃいない。
そんなのはもはや公然の秘密だ。長嶋一茂なんかはアホなので堂々と言っちゃってるが。
だが、それがおかしいという声はなかなか上がってこない。
なぜかというと、都内のキャンパスに通う一般学生にとっては所詮他人事というのもあるし、
また、今の学生スポーツではそうでもしなければ活躍できず、名前が売れないとわかっているからだ。
まっとうな弱小チームより、傭兵でもいいから勝ってもらった方がいい。
体力と根性があり、上の言うことに従う人材は、企業にもなんだかんだで需要がある。
まあそういうわけで、当分今の流れが変わることはないんだろうが、
韓国は大統領が変わったら政争に負けて刑務所に入れられてた人も特赦されるような国だから