今回はコミックウォーカー
うーん、このテの異世界ものコミカライズ色々と見てきたけれども、ビデオゲームにありがちなウィンドウが多いね。
ファンタジー=RPGみたいな世界観ってことで想像がしやすいってことなのかもしれないけれども、すごく思考停止感がある。
『この世界がゲームだと俺だけが知っている』とか、『マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合』みたいに、ステータスウィンドウとかゲーム的な都合のいい能力に対して、必然性が一応は提示されている前提ならともかく、大した理由もないのにあるのはどうかと思う。
こういうゲーム的演出を別の媒体に用いるのは発明だったのかもしれないけれど、応用と流用は別物だと思うんだけどなあ。
当初は、主人公も非常識人ながらもツッコミ役だったのに、今ではすっかりトラブルメーカーの一員に。
というかトラブルメーカーしかいないから、エピソード毎にポジションが変わるんだよなあ。
登場人物それぞれ何らかの異常嗜好があるけれども、それを除けば割と普通の人間ってことなんだろうね。
それにしても、後で絶対しっぺ返しを食らうことが分かりきっているのに、それを顧みないで刹那に生きようとするのは共通点だよね(だからこそトラブルを生むんだが)。